ツツジ
躑躅は万葉集の時代から親しまれており、 花が連なって咲くことから「つづき」、また花が筒状であることから「つつ」などと 呼ばれていて、次第に「つつじ」になったらしい。最も樹齢の古い古木は、800年を超え1,000年に及ぶと推定されています。 種類も色もいろいろあり、現在300種を超える園芸品種があるそうです。花の色が濃い赤のものを「霧島躑躅(きりしまつつじ)」、白、ピンク色のものを「久留米躑躅(くるめつつじ)」と 区分けすることもあるらしいが、私はなかなか こまかい違いがわからないので・・ひとくくりで「つつじ(躑躅)」にしています。(簡単な識別方があれば教えて下さい)英語では、つつじ、皐月(サツキ)など全般を「Azalea(アザレア)」と呼んでいます。 久留米躑躅とは、江戸時代19世紀半ばに、九州の久留米藩士が 育成したものが、九州から京都・江戸へと広まりました。大紫躑躅より花は小さい。また、皐月とは花がそっくりだが開花時期がちがうので区別できます。 久留米躑躅 → 4月中旬~5月上旬 大紫躑躅 → 4月下旬~5月上旬 皐月(五月の意) → 5月中旬~6月中旬 “大阪みどりの百選”に選ばれている浅香山のツツジです。(関西テレビ 堺日和より)