シュウトメちゃんの話題
仕事が終わってから、シュウトメちゃんの施設に。夕食が早いので、7時過ぎるとみんなパジャマで部屋にいて、ベッドに寝転んで、イヤホンでテレビを見ている方がほとんど。雰囲気としてはすでに夜中みたいなんですよ~。家に帰宅したいというのは、工事中だから無理と言うのは、前日シュウトメちゃんから電話があったので、話してありました。シュウトメちゃんも納得してくれて、3月に入ったから、春めいた服が欲しいというので、昨日、持って行ったんです。部屋についているタンスの収納量の3倍以上の衣類を置いてあるので、衣類の詰まった袋が、床の上に3つ置いてあります。お掃除の時、袋を移動して下の床も掃除機をかけてくれているんだろうか?そこまでこちらから要求してはと、聞いてもいませんが、お掃除の方には、さぞ邪魔だろうと思います。ごめんなさい。シュウトメちゃんは、おしゃべりがしたい人なので、しばらく雑談して帰りますが、昨日の話題のメインは、2人部屋のお隣の人がえばるので頭にくる話。シュウトメちゃんとお隣の方は、同じ時期にインフルエンザにかかったので、その時に同室になり、それ以来一緒です。同じくらいの不自由度なのですが、耳がとても遠いので、ワルクチを言っても絶対に聞こえないとのことで、大きめの声で話すシュウトメちゃんなのですが、隣にいると思うと、私はちょっとう~む・・・。お隣の方は、シュウトメちゃんと同じくらいのレベルの手の不自由度なので、時間をかければ一人で着替えができるのですが、いつもスタッフさんを呼んで、着換えの介助を頼むので、最近は、呼ばなくても、介助に来るそうです。シュウトメちゃんは、一人で着替えを頑張っているのですが、スタッフさんは、大丈夫ですかともお手伝いしましょうかとも言わないと。ふむふむ。自分で出来る方がうんと素晴らしいよ、と無難な答えをする私。そりゃそうなんだが、向うの方が早く着替えが終わるので、わざわざ、「○○さんはまだ着替えしてるのかね?!私はとっくにパジャマになったよ」とえばりに来るんだって!「わしは頭に来るから反論してやるんだけど、何しろ耳がすごく遠いんだ。自分の言いたいことだけ言って、こっちの話は何にも聞こえないんだ。」「そうなの?それは気分悪いよね。」「むかむかするよ、まったく」「自分で着替えしてることを自慢しないおばあちゃんの方が100倍偉いよ」世界が狭いと、そんなことを自慢せずにおれなくなるんだろうか。窮屈な世界に住んでいる隣のベッドのおばあさん。まあ、そんな話をしておりまして、「前の部屋のお隣の人は元気かな?」と話題を変えようとしたんです。そしたら「あの人は死んじゃった」え?!「心臓発作を起こしてね、救急車で運ばれて,3日後に死んだらしい。」・・・おばあちゃん、そっちのほうがビッグニュースじゃないの?「もう帰るね。春物を持ってきた分、少し冬物を持ち帰っていい?」「まだ寒い日もあるから、冬物は減らしたくない」・・・わかりました。(苦笑)