カテゴリ:日記
今日は09:15発の「女王州・北の玄関口」へ往復乗務です。駐車場に入る時、ちょうど後ろからもう一台来ていた車が私の真横の駐車スペースを確保し、ほぼ同時に私たちは車を降りました。
朝の挨拶を交わしたところ、彼は私の乗務便のボスでした。早速「今日で三日目」であることを告げると「あー、そう。大丈夫、私も元・長距離組だから」と嬉しいお言葉。ブリーフィングでも他のクルーにその事が告げられました。 すると何のことは無い、今日居る8名のクルーのうち、1人を除いてみんな元・長距離組だったのです。 すでに彼らは数年こちらで飛んでいるのでそつない動きも立派に短距離組のクルーになっているのですが、やはり私の緊張度がぐぐ~んと下がりました。彼らは今の私の置かれている状況の一番の理解者です。 加えて今日は片道2時間ちょっとかかるフライトで簡単ながら温かい食事をお出しするフライトです。国際線の“ちょっと手前”と云う感じで私も要領は把握しているので、仕事がとてもやり易かったです。 往路では客室後方にの学生さんの団体がお乗りでした。私が人だとわかると彼らも緊張が解けたのか、私が通りかかる度に「紅茶ください」「毛布ください」「これ片付けて下さい」と声がかかります。あの~、私、国際線からは足を洗ったんですけど?…と思いながら妙な気分でした。 小雨がぱらつく棲息地に比べると太陽がふりそそぐ北の玄関空港は気温29°Cの陽気です。折り返し便のお客様の搭乗まで30分あるかないかですが、しっかり準備ができてしまうんですね、これが。 帰りも同様のサービスで2時間20分の飛行時間は国内線としては余裕がある方です。元・長距離組のクルーの中で私もすんなり溶け込むことが出来ました。この「先輩」たちがいろいろとアドバイスをしてくれましたしね。 戻って来た棲息地はまだ小雨が降っています。時間は17時を回ったところ、普通の人の退勤時間です。 心地よい疲れはあるのですが、「これからジムに行こうか」と云う気分になりました。夜通し飛んで帰って来た日には想像すらできなかったことです。 “普通の暮らし”をエンジョイしています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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