|
カテゴリ:マンション
KURASUの小針です さてちょっと前の新聞でこんな記事を見かけました。 「建物検査サービス 経産省が報告書」 経済産業省がまとめた、「平成18年度住宅産業ニュービジネス支援事業報告書」によるとインスペクション(住宅検査)を新たなサービス事業と位置づけ、信頼性向上のため 1・サービスの質の向上 2・サービスに対する安心感 3・業界団体の組織化 など今後取り組むべき施策を示した。 また既存住宅の情報開示に対する消費者ニーズを調査し、築年数が新しい物件ほど利用者が多いことも分かった。 と書いてありました。 私は分譲マンションの工事現場監督をやっていたので、エンドユーザーがこういったサービスを受けるため内覧会に業者を同行させて来られるケースをよく目にして対応もしてきました。 このサービスをおこなう会社の「質」も正直さまざま。 検査内容も実に様々なのであります。 マンションの質に関して、本を書いていて、関連の住宅関連サイトでもコメントをしていらっしゃる著名な方が検査に来たことがあります。
実に検査時間の長いこと長いこと、正直そのお部屋の出来は建設に携わった私が自信を持って引き渡すことの出来るお部屋でした。 内覧に立ち会ったゼネコン側の私の先輩もずっと立ち会ったまま 検査途中で休憩だとその著名な方が一度休憩場所に下りてきたのでお部屋の様子を見に行くとマンションの品質の検査ではなく、単なる「見栄え検査」 簡単に言うとクロスの傷見つけ。フローリングの傷見つけ。見たいな事です。 とても誠実な検査会社さんは、こういった見栄えに関しては大きな指摘事項がある場合は別ですが人の主観によって気になる傷、出来栄えに関しては、エンドユーザー様のご判断と言っています。 その前にそういう会社に頼んだエンドユーザーも自分で出来ないから高いお金を出して頼んでいるんであって・・・・ 逆にそのお部屋に関してはエンドユーザーさんが途中で申し訳なさそうに私たちの顔を見ていたのが印象的でした。 そのうちそのエンドユーザーの方終盤になって顔色が変わってきたんです。 私は見てしまいました。(家政婦は見た状態) エンドユーザーさんがその著名な検査官に 「今日は8時間いたので○○万円です」と部屋の隅でこそこそと言われていた光景を そうです。この検査官時間いくらで請求をするらしく、つまらない検査指摘をわざと見つけ出し休憩までして時間稼ぎをしていたんです。 ちょっとこれにはビックリでした。 今後共通基準で資格をという動きがあるようです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月07日 16時28分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[マンション] カテゴリの最新記事
|