* ヒマワリ (向日葵)
キク科/一年草
ヒマワリは、英名のサンフラワーからもわかるように、
世界中で古くから太陽を象徴する存在だった。
たとえば古代インカ帝国では、太陽の神のシンボルとして崇められ、
寺院の装飾などに用いられた。
ちなみに、現在ヒマワリはペルー共和国の国花となっている。
ヒマワリは、太陽の方向に合わせて向きを変えると考えられ、
太陽神に叶わぬ思いを抱く水の化身だとされていた。
しかし、実際はつぼみのときのみ太陽のほうを向き、
花が開いた後は東向きのままである。
ヒマワリの用途
ヒマワリから取れる種子は、アミノ酸と脂肪油を多く含むため、
滋養食として用いられている。
中国では食欲不振や下痢の内服薬にされることも。
種を搾ってつくるヒマワリ油は、オレイン酸やりノール酸に富んだ、
優良な食用油として重宝されている。
他にも、絵具や石鹸、化粧品の原料など、広く活用されている。
「新星出版社 四季を楽しむ 花図鑑500種」引用
ブログランキングに参加しています。
よろしければぽちっと応援して下さいね。
にほんブログ村