気ままな生活

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９月９日、呉中央桟橋ターミナル２階デッキで、艦船クルージングに乗船する時間待ちを
していると、大型コンテナ船NYK SWANの側面に起重機船「ひろしま」とバージ船（台船）が
係留され荷役作業が行われていた。



















木箱が何連にも吊り下げられ、一度に荷揚げするよう。








































３連に吊り下げられた木箱が、コンテナ船デッキに向かい吊揚げられていた。







































起重機船「ひろしま」は​150T吊全旋回式で、大型コンテナ船のデッキに降ろされようとしていた。
年代物で一世紀近く活躍している起重機船「ひろしま」をネット検索をしても詳しい資料が無く、
吊揚げ荷重３００トンの『起重機船「さんこう」』の姉妹船と思われる。


『起重機船「さんこう」』
1922年（大正11年）5月30日に三菱重工業神戸造船所で起工、同年12月6日に進水、
1923年（大正12年）7月10日に竣工した。起重機部分は、1921年（大正10年）ごろに
イギリスのコーワンズ・シャルドン社で製作されたものを輸入したものである。
建造当時は世界最大の起重機船だった。



















荷受け作業員が荷を支え所定の位置に降ろそうとしていた。




















積み込み作業は繰り返し続けられていた。




















大型コンテナ船の写真左でも造船所に設置されているクレーンも同じような作業を
繰り返していた。このような作業がされているようすを見ると、
出港準備が近づいているのかと感じた。






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