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カテゴリ:竹原・小早川家領の原風景
今年は、雨もほとんど降らず、調査も順調に進みましたが、真夏の暑さが戻り、いささかバテ気味です。 しかし、竹原市の葛子(かずらこ)や忠海(ただのうみ)、東広島市安芸津町の木谷(きだに)、三原市の渡瀬(わたせ)などで新たな発見や出会いがあり、大きな成果を得ることができました。 これもひとえに、Kさん、Tさん、そしてFさん、Sさんをはじめとする竹原郷土文化研究会のかたがたや、Sさん、Оさん、Yさんを中心とする忠海歴史民俗研究会のかたがたのご協力の賜物であり、ここにあらためてお礼申し上げます。 講演会も、130名ほどの方々にご参加いただき、盛況に終えることができました。 事務局には、次は何をやるのか、といったご質問もあったそうですが、来年は、「石塔の語る中世」と題して、市内各地に残る宝篋印塔や五輪塔のお話しする予定です。 このほか、安芸津町でも、「木谷の中世」(仮題)の講演を予定しています。 今年で5年目を迎えた私たちの調査ですが、2003年の夏に続き、今年も、中国新聞に調査風景の記事が載りました。 しかも、今度はカラー写真での紹介です。 手前に写る黄色のポロシャツが私です。 記事には「大学院生三人」とありますが、このとき一人は扁桃腺を腫らしてダウンしていたため、写っていません。 奥にいらっしゃる方は、地域の歴史を丹念に調べられている地元のKさん。 私たちの調査も、Kさんの情報をもとにして進めています。 この調査の様子は、RCC中国放送のラジオのニュースでも取りあげられました。 地元の皆さんからの期待が高まるにつれ、責任の重さを強く感じます。 これから、調査データの整理・分析をすすめ、来年の3月末、ふたたび竹原市と安芸津町の石塔調査、ならびに中世の風景の復元作業をおこなう予定です。 竹原市・東広島市安芸津町・三原市幸崎町の皆さま、またよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.18 12:49:37
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