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カテゴリ:子育て
しゅんが沖縄へ行っていた。
嫁さんのお兄さんが長年勤続しているので、休暇を貰えるから皆で沖縄へ行こうということになっていた。 しかし、嫁さんは「仕事を休めない」と当初は断っていたのだが、嫁さんの両親が皆で集まれる 最後の旅行かもしれないから、せめてしゅんだけでも一緒に行こうということでしゅんだけが行くことになった。 そのとき当然、ももにも声が掛かったが、ももは「飛行機に乗るのが怖い」と言うことで行かなかった。 ももがそういう理由には何年か前にTVで見た海猿で、飛行機が墜落するのを見たのが強烈に残っているみたいだった。 と、昨日までは思考が幼いももは本気でそう言っていると思っていた。 しゅんと2番目のお兄さん家族は早めに帰ってくるので、家族皆で空港まで迎えに行っていたときのこと。 飛行機の到着が遅れていたので、到着ロビーで待つ時間が有ったからももと色んな話をしていた。 「やっぱり、飛行機に乗るのが怖いの?」 とももに改めて聞いたところ、思いもしないこんな答えが返ってきた。 「そんな事ないよ。私が夜、おうちに居なかったら、お父さんが泣くから!」 俺は予想もしていないももの答えに驚いた。 それは、3年前にももが幼稚園のお泊り保育から帰ってきたときのこと。 俺は半分冗談で、ももに 「ももが夜家に居なかったから、お父さんは泣いていたんだよ」 と確かに言っていた。 まさか、それを覚えていたとは... ももは恐らく、嫁さんが一緒に行かないということが行かなかった最大の理由だったと思うけど ももが言う言葉に”計算”は恐らく無い。 ちょっと、申し訳ない気分にもなり、いつになるか分からないけど、ももを必ず沖縄へ連れて行こうと思った。 「お父さんと必ず沖縄へ行こうな!」 と言うと、屈託ない表情で「うん!」と言うももが本当に愛おしかった。 前職で土日はほぼ休みが取れなくなった俺。 嫁さんはしゅんの少年野球に奔走。 だから、どうしてもももを嫁さんの実家に預けがちになっていた。 そんな訳で、失業したことをきっかけに、それを取り戻そうと出来る限りももを色んなところへ連れて行っている。 そりゃ、叱ることもあるし、イライラすることもある。 でも、この時間が改めて『子育てをさせてもらっている』と実感している。 そう、俺は『子育てを”させてもらっている”』んだ。 俺はお世辞にも『良い父親』とは言えない。 現に今も無職だしね。 世間一般に言われるような『背中を見せる』ってことも出来ない。 逆に言うと、悲しいかな「俺みたいになるな」としか言えない。 色んな要因で”人生が狂った”かもしれないが、今更どうにもならない。 だから、俺は今出来る『最低限の義務』を果たそうと思っている。 今更、俺に劇的な『人生の大逆転』なんて期待できない。 でも、悲観的になっていてもうちには二人の子供が居る。 子供達を社会に送り出して、独り立ちさせるのは最低限の義務。 それに、子育てを”させてもらえる”のはどんなに足掻いても、時間は決まっている。 どんどん、成長していく子供達。 その成長が早まると共に、『子育て』をさせてもらえる時間も限られている。 そう考えると、残された僅かな時間を如何に大切に過ごせるかが課題だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 7, 2016 11:13:36 AM
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