初めて当たった、試写会。

その映画のタイトルは『50回目のファーストキス』。

試写会は1枚のはがきで、二人まで行けるので、嫁さんに「行くか？」と聞いたら、「しんどい」。

ももに「行くか？」と聞いたら、「興味ない」とツレナクされ、結果、

アラフィフのおっさん一人で”恋愛コメディ”を一人で行くことに…（涙）



さて、この映画、予備知識も何もなく観たけど、原作が有って2004年に公開されたアメリカの映画の

リメイク版だそうで、その原作も知らなかった。

知ってたのは、主人公の女性の記憶が、ある事故により記憶が一晩寝ると消えてしまうということだけ。

正直、それほどの期待はしていなかったけど、山田孝之と長澤まさみの掛け合いはどんなものか

観てみたいという点だけだったけど、その期待をいい意味で裏切るとてもよく出来た作品でした。

映画の前半から中盤はとにかく、主人公の二人を中心に、がっちり固めた脇役の方々が絡んで

笑わせてくれる。

瑠衣のお父さんを演じる、佐藤二朗さんなんかアドリブ？なのか、セリフ言いながら、笑ちゃってるし！

そんなシーンは劇場内も大爆笑でした。

しかし、物語は後半一気に動きます。

もう、それは切なくて、切なくて…

でも、そこから、エンディングに向けて、一気に盛り上がるだな。

いや、ホント、アラフィフのおっさんが見ても、笑って、泣ける良い映画でした。

因みに、この作品は6月1日から公開です。



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50回目のファーストキス （講談社文庫） [ 萩原　はるな ]​