今日はももの水泳記録会だった。

夏休みの間、学校の水泳教室に出ていたが、水泳記録会に出たくないらしく、

嫌々通っていた。

ただ、ここ数日はクロールのタイムが毎日のように縮まって、俺にLINEで報告してくれるほどになった。

だが、やっぱり、記録会には出たくなかったみたいだけど、本人の意思に反して、短縮したタイムが

記録会出場のための標準記録を突破したみたいで、記録会の代表メンバーに選ばれた。

更に、自由形のリレーの選手にまで選ばれたもんだから、本人はかなり戸惑って、憂鬱そうにしていた。

今夜、帰宅後に

「どうだった？」

と聞くと、個人種目の自由形は自己ベストを若干下回ったみたい。

それが、悔しかったのかと思ったら、リレーの順位がその組で最下位だったらしい。

それも、自分がアンカーになったから、最下位になったというから、

「あーちゃんに回ってきたときは何位やったん？」

と聞くと、

「最下位」

というので、

「そりゃ、しゃーないやん。もしかして、あーちゃんが最下位から、ごぼう抜きして1位にならなあかんと思った？」

というと、やっと、笑顔になった。

これも経験。

悔しいと思った気持ちが、ももの競争心に火をつけたことは良かったと思ってます。

この夏、ちょっと成長できたような気がしました。