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昨日、韓国南大門が火災で炎上している場面がテレビで放映されていて愕然としました。
なんといっても南大門は韓国のそして世界の宝物だと思っていますし、国宝としてNo1に登録された建造物とお聞きしました。 歴史的には南大門(崇禮門)は、朝鮮王朝時代の1938年に建てられた以来610年の歴史を持つ、ソウルで最も古い木造建築とのことでした。 昨年ソウルに行きました折りに是非南大門を見たくて見学しましたが、形といい色合いといい、それこそ世界に誇れるすばらしい建造物に感心した次第です。 この南大門をこれから見ることができないなんて、なんて悲しいことかと思っています。 JanJanNews(http://www.news.janjan.jp/index.php)によると火災事故予防のため、2004年実施した崇禮門の「防炎塗布」の作業時に、文化財庁は文化財を毀損する虞と予算不足などの理由で、建物の上部を塗布作業から除外したことが明白になった。 一方、崇禮門の管理は、その文化財庁とソウル中区庁の担当で、その監督下で私設警備会社が進めてきたようだ。文化財庁では、2005年4月主要木造文化財の火災による焼失を防ぐため海印寺、洛山寺など4箇所に防災設備を整えたが、優先順位から押し流された崇禮門は、その設備の対象にならず、さらに哀惜の念にたえない。 という記事が掲載されていました。 日本にも世界に誇れる文化財がたくさんあります。後世に残すべきこれらの文化財の防火対策がより一層図られることを望む次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.12 16:34:44
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