お知らせ的なもの
ちょっと思うところがあって誰にということでもなく、書きたいことがあって今これを書いています。僕の仕事は塾屋なんですが,(今は家庭教師&家塾です)業態としてはいわゆる受注産業であって、同時にサービス業でもあります。ただ、僕らの仕事には他のサービス業とは著しく異なる点がひとつあります。それは、来てくれたお客さまが、買いにきたサービスに対してお金を払ってしまって「ハイ、終了~!」とはならないということです。「うちに来れば、、、」、「ただ通ってきてくれてさえいれば、、、」、今これをお読みの皆様の中にも、そんな麗しくもいかがわしいコトバで、過去の数少ない成功事例を一粒万倍の効き目があるかのように,喧伝している広告を目にされたことがおありの方も、おそらくは少なからずあることでしょう。たしかに、ほんのわずかな事例であるとしても、それが紛れもない事実であるのなら、僕は自分のところの話ではないので特になんやかんやと言うことはありません。ココロの中でぼんやりとほかのことを思うだけです。さて、僕ら(僕、と限定してもかまいませんが)の仕事場である,塾へといらっしゃるお客さまの多くは、必要に迫られてはいるけれど,正直なところ「疑心暗鬼」な気持ちも抱きながら、教室のドアをノックしてきたり、お電話をくださったり、メールでの問い合わせをしたりなさってきます。僕のところではどんな経緯でいらした場合でも、いきなり入塾を勧めることはありません。というのも、僕自身がそのような対応をされることを好まないからです。同時に、いまだほとんど実践したことはございませんが、僕自身にも選択肢としての,「引き受けない」(引き受けられない、か?)というものがあるからです。ですから僕は、僕の塾になんらかの興味を持ってコンタクトをされてきた方々とは、初めてお目にかかった時にじっくりとお話をうかがい、僕からも自塾のことを正確に伝え、面談、体験学習をしていただいております。もちろん、お名前(仮名も可)や学年などの最低限な個人情報はお尋ねしますが、面談や体験学習の後にこちらからご連絡を差し上げたりすることはございません。(それどころか、よそでも体験をしてきたらどうですか、とまで話します)なぜそうしているのか?それは僕自身が何かに関心を持って、そのことについて問い合わせなり体験なり試食なりをして、そのあとにしつこく勧誘されたりすることを好まないからです。話を聞いたり何かをしたり試食をしたりして、「いいじゃん!」と自分自身が思えたらそのあとに続く行動をする、それが僕のスタイルであるし、おそらくは同じように考え、行動をとられる方々も、少なくはないかなとも思うからです。閑話休題お問合せは千客万来ということも、門前雀羅を張るということもありません。よそ様と比較することもないので、果たして多いのか少ないのかは自分ではわかりません。お問合せのみの方、面談のみの方、体験授業を受けられる方、変な遠慮や気遣いは無用です。本当にお困りのようでしたら、気楽に(でも真剣に)お問合せください。さすがにもういい歳でもありますので、お金もさることながら、自らに残っている時間をいかに心穏やかに過ごすか、そしてささやかながらでもご縁のあった方々を、ほんの少しでも幸せにできるか、そちらに重きを置く日々を過ごしています。学習のお手伝いは国語が中心ですが、可能な範囲で他科目もお手伝いいたします。大学受験生は国語、英語が中心です。個別対応ですのでご要望に応じて、厳しくも優しくも対応いたします。(現状の学力と志望校によって変わります・特に受験学年は)対面・リモート、どちらでも対応可能ですが、リモートは向き不向きがあるとも思います。皆さまそれぞれに置かれている状況は異なることでしょうから、ここで説明し切ることもできないので、このあたりで。お読みいただきありがとうございました。