テーマ:小学生の勉強(1313)
カテゴリ:算数・数学
小学6年生と算数の文章題をしていたときのことです。 <1冊80円のノート5冊と1本50円の鉛筆を9本買うのに 1000円払ったら、おつりはいくらになるでしょう?> 元々反応の少ない子なのですが、この問題では、何を説明しても ほとんど無反応なので困ってしまいました。 何気なく、 「買い物したことあるよね。」 と聞くと、なんと返事は 「ない。」 でした。 (え~~!) よくよく聞くと、お小遣いというものをもらったことがなく、 欲しいものがあれば、親に言って買ってきてもらうとのことでした。 一緒にお店に行っても、お金のやりとりに興味がないらしく、レジで 何が行われているのか、注意して見ることもなかったようです。 そのせいで、買い物の問題を出されても具体的なイメージがわかず 説明も素通りしてしまったようです。 算数の問題も、生活体験に照らし合わせて理解出来るように作って あるので、その生活体験がないととても苦労します。 この場合も「お店っていうのはね・・・・」と買い物とはどういう 行為かと言うところから説明することになりました。 遊びも含めて、普通誰もがやるようなことは、自分でさせておかないと 学力も身に付かないんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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