カテゴリ:算数・数学
「ノウドって何?」 と、基本的な質問をしたのは、小学6年生です。 「ノウド」とはもちろん「濃度」のことです。 しかし、彼はなんと、食塩水の濃度を求める文章題をスラスラと解くのです。 <5%の食塩水100gと10%の食塩水200gを混ぜると何%の食塩水 になるでしょう。> これが典型的な食塩水の文章題です。 これが、スラスラ解けるのです。 ところが、ちょっとひねった問題になると、とたんに出来なくなります。 それで、少しずつ説明していると 「ノウドって何?」と来たのです。 なんと「濃度」のことを知らずに問題を解いていたのです。 「てんびん算」というのをご存じでしょうか? てんびんの絵の上に、ある法則に従って、問題に出てくる数字を書き込んで 計算すると答えが求められる、受験算数特有のテクニックです。 彼はそれを知っているので、「濃度」の意味を知らなくても問題が解けるのです。 すごい!って感心している場合ではありません(笑) 意味もわからず解いているので、ちょっとひねった問題になると、全くお手上げ です。 そうでなくとも、「濃度」の意味も知らずに、食塩水の濃度計算が出来たところ で何の意味があるのでしょう。 仮にそれで、中学受験に合格したとしても、中学へ行ってから苦労するのは 目に見えてます。 ではなぜこのようなことになるのでしょう? それは、受験テクニックというものを勘違いしているからです。 どんな勘違いか、それはまた明日、詳しく書くことにします。 お楽しみに (^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[算数・数学] カテゴリの最新記事
|
|