カテゴリ:算数・数学
昨日の続きです。 注意!ここから先は、ほとんど私の憶測です。 明確な事実関係の裏付けは一切しておりませんので その程度の情報としてお読み下さい。 そもそも受験算数のテクニックって何でしょう? 算数の応用問題となると、かなりの難問が出てきます。 それは、年々新しい問題が開発され、受験生を悩ませています。 応用問題ですから、特別な知識がなくても解けるわけですが 段々複雑になると、限られた時間内に解くことが難しくなってきます。 そこで算数を指導する先生方やとても優秀な一部受験生が、短時間で 答えを導き出せる解き方を開発するようになります。 いわゆる公式というものと同じで、途中の思考を省略することで一気に 答えを求められるように解き方をパターン化したものが受験算数のテクニック です。 一から考えるよりも、短時間で正確に解けるわけですから、受験において その威力は絶大です。 ところが、あまりに強力であるが故に、勘違いをする人が出てきます。 つまり、「この受験テクニックだけマスターすればいい。」と勘違いして しまうのです。 もっと悪いパターンは、「この受験テクニックこそが勉強の対象である」 と勘違いしてしまうことです。 「濃度」を知らずに食塩水の問題を解くようなことは、まさにこの典型です。 受験テクニックだけを学ぶ人は、決してそれ以上の応用問題は解けるように なりません。 こうなると、もはや学力とは無縁のものになってしまいます。 勘違いするのは、大半は受験生ですが、最近では指導する側にも勘違い している人がいるようですので、とても恐ろしい事態です。 これは、さらに「応用問題とは何か?」「受験算数とは何か?」ということ にたいする勘違いがあるのではと思っています。 長くなりました。 「応用問題とは何か?」 「受験算数とは何か?」については、また明日以降に書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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