テーマ:こんなん知ってた?(300)
カテゴリ:理科
「先生、俺、化学、全然わからん。」 高校生からよくこんな相談を受けます。 助詞がない!というつっこみは置いといて、試しに問題を解かせてみると、 ちゃーんと式をたてて計算し出したりします。 内心(なんだ、できてるじゃん。)と思いながら見ていると 計算の途中で、「先生、わからん!」 何のことはない。小数の計算が苦手なのでした。 小数計算?と馬鹿にしてはいけません。 高校化学の問題では、小数計算がそれはそれは面倒なのです。 桁も多く、割り切れない数字も出てきて、小数計算が苦手でなくても 途中で「ほんとにこれでいいのか」と不安になり、投げ出したくなる のです。 教える側は、時間もかかるので電卓を使います(笑) 少しでも楽に計算するには、小学校で習った計算の工夫を思い出し、 フル活用することが大事です。 うかつにかけ算しようものなら、とんでもない数字になって、目が クラクラしてきます。 コツとしては、いきなり計算をはじめずに、全ての計算を一つの式に まとめることです。 正確に計算するには、先に全てのかけ算をしてから、最後にわり算を しますが、数字がややこしいと思ったら、割り切れるわり算や、 約分できるところは先にやりましょう。 分配法則・結合法則などを駆使し、足し算引き算から先に計算するように して、かけ算は出来るだけ後回しにするのが良いでしょう。 そして、最後は根性です。 頑張りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.04.17 16:09:38
コメント(0) | コメントを書く
[理科] カテゴリの最新記事
|
|