カテゴリ:算数・数学
昨日の続きです。 <2つ目のアドバイス> 「何が分かったら解けるかな?」 速さを求める問題であれば、 進んだ距離とそれにかかった時間が分かれば解けるので、 「進んだ距離はいくらかな?」 「かかった時間はいくらかな?」 と、求めたいものから逆に考えていくわけです。 具体的な問題があったほうが分かりやすいでしょうか。 例題 「たかし君は、ある日の朝8時、家を出発して、7キロ離れた地点に ある学校の前をとおり、さらにそこから、8キロ離れた地点にあるスタ ジアムまで行きました。スタジアムに到着したときの時刻は同じ日の 午前11時でした。たかし君は時速何キロメートルの速さで歩いたのでしょう?」 何が分かったら解けるかな? 速さを求めるんだから、時間と距離だ! じゃあ、時間はいくらだろう? 11時から8時を引いて、3時間! 次は何だ。そうだ距離を求めよう。 7キロ足す8キロだから15キロ! じゃあもう解けるじゃん。 15キロ割る3時間で時速5キロメートル! 「なにが分かれば解けるのか?」 この問いかけを、自分で自分に発せられれば、次々と必要なものが分かって いきます。 求めたいものから逆にたどって考えることは、とても有効な考え方です。 これを、自分で描いた絵の中で行えば、さらに分かりやすくなります。 一度試してみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.03 01:40:28
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