カテゴリ:算数・数学
「えっ、これ足しちゃいけないんですか?」 文章題で行き詰った子に 「とにかく計算できることは全部やってみてごらん。」 とアドバイスしたところ、なんと300gと2mを足そうとするのでした。 このパターンも多いんです。 300gと2gなら、足したら302gですが 300gと2mだと、足したら何になるのでしょう? 意味がないです。 6/1の日記に、 「必要ないかもしれない計算でも、とにかくやってみる」と書きましたが、 その計算に意味があるかという判断をしながら考えれば、それほど多くの 計算をする必要はないのですが、 算数が苦手な子は、重さと長さを足すような、まったく意味のない計算まで やってしまいます。 しかも、出てきた数字の意味を考えないので、それが何に使えるのかも 判断できません。 対処方法としては、 全ての式に、単位をつける様に習慣づけるという方法があります。 例えば、 300 + 5 = 305 では何か考えなくてもできてしまいますが 300g+ 5g= 305g と書けば、意味が明確になってきます。 もし、長さと重さを足すようなことをしようとすると 300cm + 5g = 305? と答えの単位が書けないので、おかしいと気づくようになります。 200円 × 4個 =800円 とか 60個 ÷ 5袋 = 12個 など 単位も書くようにすれば、何を計算しているのか、計算結果が何を 表しているのか、解かりやすくなります。 式に単位を書く。 理解度のチェックにも使えます。 いかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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