テーマ:八犬伝(16)
カテゴリ:八犬伝
では、TBS版「里見八犬伝」についての感想をまとませう。
全体的に、面白いドラマだと思います。 因縁によって八人の剣士が集まって、平和平和でハッピーエンド。 問題点は、この物語を滝沢馬琴(或は曲亭馬琴)の「南総里見八犬伝」を原作とした、あくまでも「八犬伝」だと言い切っていることでしょう。 「八犬伝」であれば、やはり前回以下に書いた通り、八房抜きでの「犬」の必要性や、当然のごとく祟る「玉梓」の事に加え、伏姫の数珠の必然性&仁義八行の玉の必要性までが、 「ないっ!」o( ̄  ̄θ ゲシッ☆ つまり、この物語が「八犬伝」だぜいっと言われては、ひっじょーーーっにナサケナイことで、28年かけて書き上げた馬琴さんに「面目立たねー(;_;)」から、みんな怒っておるわけです。 ま、そのへんは皆様も書いてることなのでおまかせするとして・・・ あ、もうひとつ、 「八犬伝」は「勧善懲悪」の最たる文学で、ええもんはえーやつ、悪い奴はてってー的に悪く、そんなやつらを「助けたるわ」っちゅー甘い戯れ言ですますんでなく、殺しまくりますっ。 だからこそ、義実が玉梓を甘っちょろく助けようとしたおかげで、怨念がやどるんであるし、原作上で親兵衛が舘山城主蟇田素藤に対して甘い約束(ま、親兵衛にとっては「仁」を尽くすことにもなんねんけど)をして二度目の征伐に行かなあかんようになったりしてまいます。 ──────────── まー、この辺にしといて・・・(9 ̄^ ̄)9 「八犬伝」を離れて、1ドラマとしてTBS版「里見八犬伝」を見て行きませう。(゚-゚)(。_。)ウン(゚-゚)(。_。)ウン 皆さんブサイクブサイクとけなしておられますが、あたしゃ「綾瀬はるか」ちゃん、かわいかったと思いますぅー(@_@ゝビシッ! いかにも現代っ子らしく(あれ? 好きです好きですと自分から言いまくるし・・・( ̄∇ ̄*)> ちょこちょこちょこちょこ走ってる感じで・・・ そういえば大角を出すため無理矢理出てきた感のあるバケネコ、考えたらこれCGやねー・・・ ちゅーことは予算の関係上で八房出せへんかったわけでもないわけか・・・ ふつーのでかいだけの猫っちゅーんに笑てまいましたあ。(>_<) ここはぜひ原作読んでね。地神を従えて木の精の馬に乗って出てくる、すんげえ怪物やし。 親兵衛が(あ、話バラバラやけど、ま、えーか。 あの年まで左手握ってたら、ツメはどーやって切るねんとかゆー細かい事はさておき、 舩虫が なんでいきなり、これまた原作通りバケ猫の女房になったんかとゆー細かい事はさておき、 荘介が 額蔵時代にいつ剣術を、誰にならったかとゆー細かい事はさておき、 山田優の毛野は、えー感じでしたねえ。Σ( ̄ロ ̄lll) あれだけ文句言ってたんは、角川版「里見八犬伝」の志穂美悦子にたいな役かと思ってたからで、男という設定なら文句ありませぬ。(;∂。∂A アセ 時間的に無理やろーけど、原作のように居合術の達人のとこ見せたりとかあったらなあと、少し残念。(>_<) えーと、こんなとこかなあ。 あ、 タッキー信乃かあ・・・ まー、え~んちゃう。Σ( ̄ロ ̄lll) また思い出したら書くことにして、 本日、これまでーm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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