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あたすと「ベン・シャーン」との接点は、ごっつー昔でやんす。






「ベン・シャーン」氏は

1898年生まれ（あたすのばーちゃんより５歳年上と言えばわかる？）

1969年に亡くなっておられまふ。



社会派の画家で有名でふ。

ただ、今風に言えば、イラストレーターとかデザイナーの仕事も多く、写真の作品もありまふ。








中学の時ですたか

美術の教科書にも作品が掲載されてますた。







んで、そのころ

講談社の「フェーマススクール」の宣伝が、よく雑誌に載ってて
（今も「インターネットTVガイド」のトップページに広告がありんす）

そのシステムの教官として関わってると知りますたのだ。
（ただ、あたすがこれを知ったころ、彼はこの世にいましぇんですたが）









あたすは、そんな高い通信教育なんぞ出来る身分ではござんせんので

実際にこれのテキストとかが見れたのは、かなり後だす。








あたすの友達が、たまたま、こりをやってたもんで

その教材を借りて勉強しやすたのだ。

あたすが独立後なので、30歳くらいでふかー。





とっころが、教材は、ふつーの「教材」であって

つまりは画材の使い方とか、遠近法の表現の仕方とか・・・









あたすが役に立ったのは

こーゆーぐあいに進めて行ったらえーねんやー

だけでふ。






ま、美術系のことを始めてされるシトには、えーかもー。

どーせ専門学校とか行っても同じ内容と思いまふ。
























1991年に「ベン・シャーン展」が大阪でもありますた。

大丸ミュージアム・梅田（JR大阪駅前の大丸梅田店12階）だす。






そんとき、始めて

「ラッキードラゴン」を見ますた。



あたすはこの、大きな作品の、圧倒的な主張と、「わびしさ」に

思わず泣いていますた。(T-T)







おー、やっぱす、このシトはただもんではにゃいだす。






「ラッキードラゴン」＝「第五福竜丸」のことは

いろいろ書かれてるとこがあるんで、興味あるシトは探してみてもらうとしてー











画像が載せられるアフィリが１点ありますた。

こりだす。



こりは1964年の「ベン・シャーン展」の、自ら書いたポスターでふ。










このシトがもし、CGとかコンピューターなんぞ使ってたら（健在なら、100％使ってたと思う）どーゆー表現をしたでせう。







彼を思うと

他の画家連中は、何してんねんっと思う次第でふ。








自分の考えを表現出来んで（伝えられなくて）

なにが芸術家なのかと・・・

さびしい限りでありまふなー。(´･ω･`)