異常死について
現在、異常死は全死亡者数の10%から15%もあるそうです。一般的には交通事故が多いのですが、最近ではよく、死因の原因が容易に説明の出来ない不詳の死が新聞紙上で取り上げられてます。その中でも乳幼児の突然死や幼児虐待による死亡が多くなってきました。この原因の一つには、両親の精神的未熟さが挙げられると思います。私が憂いているのは、異常なストレスを子供に与え続けると胸腺(胸骨のすぐ後側で心膜前面に載っている不規則形な扁平な器官で、左右両葉からなっています。)が退縮してしまい、その結果、免疫機能が低下して、最悪は、死に至ります。胸腺は生後2~3年で最大に発達しており、25gほどになりますが、思春期以後、次第に退化して成人ではほとんど脂肪組織に変性しています。なおこの大切な免疫システムについてはページ一覧で詳しく解説していますのでそちらをご覧下さい。次に、医療過誤による医療事故も多くなってきました。これについては医師や看護婦の質の問題もあるのではと思います。