なぜ生の新鮮な野菜を食べなければいけないのか生物学的に証明します。
食べ物を生のまま放置すれば必ず腐りますよね。それはどんな食べ物でも(生の野菜、肉、魚など)それ自身が酵素と言うものを持っていますから腐るのです。酵素は加熱すると元々たんぱく質ですから変性してその活動が失われます。つまり食物が消化しにくくなり吸収も困難になります。熱を加えたものばかり食べると消化が遅くなり(腹持ちがよいと勘違いする人もいますね)よって吸収も悪くなり栄養も取れずお腹の中に未消化のものがたまり発酵をして匂いの強い便が出たりします。人間には消化酵素というものがあるではないかと反論する方もあるでしょうが、それがなかなか難しくて。。。たとえば米やパンなどの炭水化物のものは口の中のアルカリ性のプチアリンと言う酵素が働いて消化するので、よくよくかまなければきちんと消化がすすみません。(ラーメンなどの麺類をつるつる食べるのはよくありませんね。)そして胃の上部のところでほとんど消化が終わるのです。それから胃の下部のところで、肉、魚などのたんぱく質のものは酸性のたんぱく質分解酵素ペプシンによって消化されます。ところが加熱して変性してしまったものはなかなか消化できないのです。そこで生野菜に登場してもらいその中の酵素によって消化を助けてもらわなければならないのです。36.7度という消化器官の中に長い間食べ物が留まっていればどういう事になるか想像して見てください。多くの食べ物は完全に消化しないまま大腸にたまりインドールや硫化水素などの毒性の強い有害物質が発生し、腎臓、肝臓に大きな負担をかけて病気の要因となるのです。皆様にお願いがあります。このことを少しでも大切な方に教えてあげてください。