マグネシウムの働き
マグネシウムの体内の生理的存在部位による分類体内の生理的存在部位による分類もされています。1990年、国立健康・栄養研究所の西牟田守先生は、ミネラルの存在部位から体の構成要素を考えると、細胞内ミネラル、細胞外ミネラル、骨ミネラルの3要素に分類されると提唱されました。この概念は、ミネラルの体内における存在部位と働きを知る上で重要です。生理的存在部位 ミネラル 定義細胞内ミネラル Mg、K、P、Zn、Feなど 細胞内の濃度が細胞外液より高く、細胞外から取り込むことによって細胞の活性を維持している。細胞外ミネラル Ca、Na、Clなど 細胞外液の濃度が細胞内より高く、細胞外に排除することによって細胞の活性を維持している。骨ミネラル: 細胞内ミネラルのうち Mg、P 骨を構成し、骨が貯蔵庫として機能 している。 細胞外ミネラルのうち Ca、Na 必須・主要ミネラル(1日の必要摂取量が100mg以上)7種類名称 記号マグネシウム Mgカルシウム Caリン Pナトリウム Naカリウム K硫黄 S塩素 Cl必須・微量ミネラル(1日の必要摂取量が100mg未満)9種類名称 記号クロム Crモリブデン Moマンガン Mn鉄 Fe銅 Cu亜鉛 Znセレン Seヨウ素 Iコバルト Co ○ マグネシウムレベルの低い食事を摂取している人は、 C反応性蛋白(心臓血管系のリスクと密接に結びついている炎症の目印)の濃度が高くなっていました。○ マグネシウムレベルの低い食事は、より高いBMI(肥満指数)とも関係していました。 科学者は、肥満と炎症の密接な関係も発見しています。○ C反応性蛋レベルが研究の初めの段階で高かった人々は、 マグネシウム・グループでマグネシウムを積極的に摂取に摂取した人々で減少しましたが、 プラセボ群ではC反応性蛋レベルが増加してしましまいました。「今回の研究では、多くの人は、低いマグネシウム状況と炎症ストレスが結びついていますが、これはマグネシウムの摂取量を増やす事で、軽減する事が可能である事が示されています」と、研究の著者は述べています。現代の西洋型の食事は、精製された食事+スピードという点に重きが置かれているため、多くのマグネシウムを供給してはくれません。NHANES(アメリカ全国健康栄養検査調査)からの最近のレポートによると、アメリカ人の60%が推定平均必要量を満たしていない事が明らかになっており、日本でも多くの人々が1日あたり100mg以上不足しています。毎日、少しのアーモンドまたはカシューを持っていきましょう。これで、およそ75mgのマグネシウム加える事が出来ます。より良い選択肢として、カボチャの種も試してみて下さい。カボチャの種にはアーモンドやカシューの約2倍のマグネシウムが含まれています。調理したホウレンソウのハーフカップを加えましょう。ほうれん草は鉄の含有量が多い事で最も有名で、同様に75mgのマグネシウムを含んでいます。スイスチャード(フダンソウ)(Swiss chard)は、同程度のマグネシウム量を含んでいます。精製された食品の代わりに全粒の穀物、ナッツ、種子、豆、緑の野菜のような、マグネシウムの豊富に含まれている食品を食べましょう。マグネシウムのレベルを押し上げるとともに、他のミネラルやビタミンの量も押し上げてくれます。足りなければ、別途マグネシウムを補う事も考えてみて下さい。マグネシウムはとても不足しがちなミネラルです。アルコールを飲んでも排出されてしまいますし、特に運動を積極的に行う人の70%以上が不足状態にあるというデータもあります。マグネシウム不足は、多くの人で、不整脈をはじめとする多くのトラブルの原因にもなっています。意識的に摂っていきましょう。カルマグ 180粒(カルシウム&マグネシウム!ソラレー社の人気ミネラル)【YDKG-s】価格:2,480円(税込、送料別)ナッツ 激安 素焼きカシューナッツ(塩なし)【3,000円で送料無料】ダイエット 健康食品 1kg 業...価格:1,980円(税込、送料別)