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本当の美しさを求めてーかぐや治療院

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2012年12月の記事

全24件 (24件中 1-24件目)

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顔のしわやたるみを取る方法

顔のたるみやシワをとる方法ヒートショックプロテイン入浴法　お風呂の湯温を測る温度計と舌下で測る体温計を用意し、42℃に沸かしたお風呂にふたを置き、湯温を下げないようにして、42℃のお湯に途中で休んでもいいので合計10分入浴（40℃のときは20分、41℃のときは15分。舌下に入れた体温計が38℃くらいになるのを目安に）。　入浴後は体を冷やさないようにトレーナーやサウナスーツを着て10～15分保温。入浴前後に300～500mlの水分補給をお忘れなく。週２日この入浴法を行う。　HSP入浴法は週に2日がベストで、4～5週間続けると慣れが出てヒートショックプロテインが下がってしまいますから、１～２週間中止してから再開します。　HSP入浴法で新しいコラーゲンの生成が活性化し、酸化ストレスから体を守り、老化スピードも遅らせます。また、たるみの一因は筋肉の衰え（筋萎縮）ですが、マイルド加温はたんぱく質量を増やすことで、筋肉の減少も抑制します。ヒートショックプロテインは紫外線や有害物質から保護し、ダメージを受けた細胞を修復するタンパク質で、肌の細胞に本来備わっているのです。　がん細胞内にヒートショックプロテインが増えることで抗原提示を促し、リンパ球ががん細胞を認識しやすくなるので、ガンの治療にも応用されています。アルツハイマー病の原因となるβアミロイドタンパク質や、プリオンタンパク質など細胞にとって非常に有害です。　ヒートショックプロテインは、このような凝集も防ぎ、細胞を守る働きがあります。今までの入浴法を変えるだけでより健康で美しくなれるのです。皆様、今晩から実行してくださいね。また就寝前30分～1時間にプロテインも飲むとより効果的です。【完成！理想のボディー】大豆だけで作ったプロテインだから安心して続けていただけます。アス...価格：2,800円（税込、送料別）

2012.12.28
少子化の原因は食事にあります。

最近の若い男女は食事にあまり関心がないのではありませんか？特にいま世の中はダイエット、ダイエットできちんとした食事をとっていないような気がします。特にマスコミの誤った情報に踊らされている人が多いように見うけます。私はこのブログで正しい食事の方法をずっとお話していますが、実行していますか？この方法は赤ちゃんが出来る方法でもあります。毎日毎日の食事が大切なのです。いつまでも健康で美しくなって、赤ちゃんがたくさん出来ることにより国力も強くなり、年金の心配もなくなります。素晴らしいですね。→愛の神クピードー（キューピッド）赤ちゃんができない原因は、女性にも男性にもあります。女性のみなさんはホルモンバランスを考えて、生理周期を整えましょう。まず、良くない食事習慣を考え直しましょう。正しい食事の摂り方、調理の仕方を勉強しましょう。これについては私のブログの最初のページをよく理解して実行してください。補いに、効果のあるサプリメントもとってみてください。そして血液循環を高めるための少しの運動。そして次にコミュニケーションをとって、セックスの回数を増やすことにチャレンジしましょう。ベッドに行くまでの環境作り、そして雰囲気作り。ベッドでの言葉のコミュニケーション。マンネリのない、創造性あふれるセックス。これらは、日本人が苦手としている部分だと思われます。実は、これが日本人のセックスの回数が少ない原因の１つではないでしょうか？デュレックスセクシャルウェルビーインググローバルサーベイ2007では、１年間でする日本人のセックス回数が、調査国の中で世界最低の水準でした。１位はギリシャで164回、日本は48回で、１/３以下となっています。セックスレスを少なくするには、日本人が苦手とするベッドでのクリエイティブ性（お互いが工夫し、創造する）を高めることが必要であると考えられます。それに加えてラブグッズもいろいろ取り入れることもお薦めします。LCラブコスメティックのユニークな商品も役に立ちますよ。私も使っています。

2012.12.27
体内時計とメラトニン

メラトニンは脳の松果体と呼ばれる部分から分泌されるホルモンです。体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。朝、光を浴びると、脳にある体内時計の針が進み、体内時計がリセットされて活動状態に導かれます。また、体内時計からの信号で、メラトニンの分泌が止まります。メラトニンは目覚めてから14〜16時間ぐらい経過すると体内時計からの指令が出て再び分泌されます。徐々にメラトニンの分泌が高まり、その作用で深部体温が低下して、休息に適した状態に導かれ眠気を感じるようになります。このメラトニンは眠りを誘うほかに、抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり、疲れを取ってくれるために、病気の予防や老化防止にさまざまな効果を持つと考えられており、注目されているホルモンのひとつです。夜間に多く分泌されるメラトニンメラトニンの分泌は主に光によって調節されています。夜中に強い照明の中にいるとメラトニンの分泌量が減って、体内時計に休息の時刻が伝わらず、睡眠覚醒リズムが乱れる原因となります。メラトニン(5mg) 60ベジカプセル価格：1,240円（税込、送料別）NOW社製。1カプセルにメラトニンを5mg配合しています。ベジカプセル眠りを誘うホルモンとしてよく知られているメラトニンは外が明るい時昼間にはほとんど分泌されず、夕方以降暗くなってくると分泌量が増加します。また加齢とともにメラトニンの分泌は減少し、睡眠が十分でなくなることも判明しています。足りないメラトニンを補給して、ぐっすり・スッキリをサポートします。

2012.12.24
バストアップに効果があるのは？

プエラリア・ミリフィカプエラリアは、森の中に自生するツル科の植物ですが、食す部分は地中に埋まっている根塊にあたります。地下深く伸びた地下茎にはいくつもの根塊がついており、年数の経っているものほど深いところにあるのです。この奇跡の植物は、タイ北部の山岳地帯に住むモン族の間で、食されてきたものなのですがその主な理由としては、「バストアップ（豊胸）」「エイジングケア」「美肌」「滋養強壮」に効果的だとされ、じつに1000年もの長い間愛されている食材です。1000年にも及び、その美容効果が期待され、愛されてきたプエラリアですが、1000年たった、今、タイの山岳地帯では、変わらずに伝統食品として食されており、世界各国でも、摂取しやすいサプリメントとして、主にバストケアやエイジングケアを目的とした美容と健康を望む多くの人々から愛され続けています。また、大豆や豆乳や、豆腐といった食品がイソフラボンを含む食品としては有名ですが。。。昨今では、プエラリアに含まれるイソフラボン類は女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることでも注目されております。『プエラリアのスゴイところ』イソフラボン類の含有量は、なんと大豆の約40倍女性ホルモン（エストロゲン）を活性化させる効果のあるミロエステロールが、　イソフラボンの約1,000倍同じく女性ホルモン（エストロゲン）を活性化させる効果のあるデオキシミロエステロールが、イソフラボンの約10,000倍ピュアプエラリア 90日セット最高級のプエラリア！【送料無料・代引き無料】ピュアプエラリア9...価格：9,975円（税込、送料込）これを飲むことによって女性ホルモンの分泌が良くなってお肌もプルプルにとても魅力的になります。また正しい姿勢を心がけましょう。正しい姿勢としての基本の立ち方は、壁を背にして立ち、背中・お尻・かかと、が同時に壁に付いている状態です。正しい姿勢は、血液の流れやリンパの流れまでも正常にし、ホルモンの分泌も促進されます。バストが成長しやすくなるだけではなく、バストトップも上向きになり、更に胸が大きく見えるようになるでしょう。

2012.12.23
年をとる（老化）って何でしょう？？ー特に女性の場合

老化とは、あらゆる分泌機能が衰え、ゆっくりと乾燥が進んでいく現象です。「更年期以降はドライスキンをはじめ、ドライアイ、ドライマウスなど、ホルモンが関係する場所の乾燥が起こりやすくなります。これと同じことが腟でも起こっているドライヴァジャイナ(膣乾燥）と考えて良いでしょう」　女性の肌がみずみずしく、ハリを保っていられるのは、エストロゲンという女性ホルモンの影響が大きいですね。しかし、加齢とともにエストロゲンの分泌量は減少し、肌内部組織においてコラーゲン（「真皮内の基質の中を走る「梁」のようなもの）の減少やエラスチン（コラーゲンにコイル状に巻きついて補強をするもの）の変性が起こると、皮膚は萎縮し、シワや乾燥症状があらわれてきます。　最近では、肌のシワ、タルミに海洋たんぱく質（コンドロイチンなどをふくむ）、ヒアルロン酸（真皮内の「基質」と言う深い壁のような組織）、コラーゲンが有効であると言われていますが…ところがこれを内服しても消化酵素で破壊されてしまい皮膚までは届かないのです。お肌は空気に触れると、活性酸素により、肌の細胞が酸化され小じわが生じます。また地球の引力によりたるみがおこります。一番大切なことは十分体の中に水分を保つように日ごろから生水を飲み生野菜、生の果物を食べることです。そして適度な正しいマッサージを行なうことですね。それと同じように、腟内でも腟壁の粘膜細胞が非常に薄くなります。同時に潤いが失われてカサカサと乾燥しやすくなり、傷つきやすくなってしまうのです。　その結果、痛くて性交できない、下着が擦れて痛む、かゆみやヒリヒリ感が起こるなど、日常生活に支障をきたすことになります。自浄作用がダウンし細菌が繁殖しやすくなります。閉経後は細菌感染症にもかかりやすくなります。本来、エストロゲンの分泌が活発な時期の女性の腟粘膜は、弾力と厚みがあり、適度に潤っています。しかも、女性ホルモンのエストロゲンの作用により腟壁の表層上皮細胞内では、グリコーゲンが作られます。グリコーゲンはブドウ糖に分解され、さらに乳酸に変化して、腟は常にpH ３・８〜４・６の酸性に保たれるようになっているのです。「セックスによって、腟内には大腸菌などの病原菌がたくさん入ってきます。それでもブドウ糖をエサにする乳酸桿菌（デーデルライン桿菌）がよく増殖し、腟内の酸性度が高く保たれているおかげで、腟は感染せずに済みます。若い人の腟では、このような自浄作用が働いて、病原菌や雑菌が繁殖しにくくなっているのです。」ところが、閉経後、卵巣機能が低下してエストロゲンの分泌量が減少すると、デーデルライン桿菌の働きが低下、腟内はアルカリ性に傾き、自浄作用が低下してしまう。細菌によって汚染されやすくなり、腟炎を起こしやすくなるのです。「内診したときに腟壁が赤茶けて炎症を起こしていると、萎縮性腟炎と診断できます。感染による黄色っぽいおりもの、腐臭なども特徴的です。」　通常、卵巣機能が低下すると分泌物の量も減ってくるのですが、閉経後におりものが増える場合には、萎縮性腟炎の可能性が高くなります。次におすすめの商品を使うことによりホルモンの分泌を促がし、お肌もみずみずしくなります。こちらの商品はラブコスメチックで購入できます。

2012.12.22
Lーシステインはどこの会社がお得？

Lシステイン 500mg（本場米国だけでなく、日本でも人気のSolaray/激安ソラレー社製）【RCP】【a...価格：950円（税込、送料別）≪期間限定20％OFF≫Lシステインパウダー（約83回分も使える激安価格）【RCP】【after1207】価格：1,984円（税込、送料別）システインはお肌や髪の毛の材料になるアミノ酸であると同時に、お肌のコンディションをすこやかにととのえる大切な栄養成分です。やはり、アメリカの会社の方が含有量も多くお得です。日本の会社の含有量より少なくとも3倍はシステインが入っています。濃いシミの方はすぐには薄くはなりませんがお顔全体が、きめ細かく透明感が増します。またシステインは多くとっても体外に排出されますので安心してください。また、システインはビタミンCと協力してからだの中から日差しのダメージを跳ね返すと女性に支持されています。メラニンに関係のある紫外線ダメージを受ける前・後どちらにも大切です。■体の外側をキレイにお肌の表面は常に古いものから新しいものへと入れ替わっています。お肌が荒れたり、気になる跡が残ってしまうのは、この入れ替わり作業がうまくいかないからであるといわれています。「Ｌシステイン」はお肌や髪の毛の構成要素であることに加え、お肌の入れ替わり作業に深く関係しますので、コラーゲンとはまた違った角度からキレイなお肌をサポートします。我々の体は毎日の生活や食事の中で様々なものを吸収しています。もちろん体にとって必要なものがほとんどですが、中には重金属やタバコの煙、アルコール等の不要なものや良くないものもあります。そして、体は吸収してしまった不要なものや良くないものを常に体の外に出しています。　「Ｌシステイン」はこの外へ出す力をサポートし、さらに悪い酸素をやっつけるアミノ酸であるグルタチオンの生成に深く関与しています。いつもキレイで元気でいられるよう応援してくれるのです。

2012.12.21
砂糖健康学ーその5（最終章）地球環境を守ることが大切

砂糖図鑑粉砂糖粒子が細かく雪のような食感。しっとりした柔らかい風味。グラニュー糖を粉砕したもの。ケーキやクッキーのデコレーションやフルーツにふりかけて使用します。上白糖しっとりした柔らかい風味。グラニュー糖を粉砕したもの。ケーキやクッキーのデコレーションやフルーツにふりかけて使用します。日本で最も多く使われている日本独特の砂糖。料理、お菓子、飲み物など何にでも使える優れものです。氷砂糖そのまま食べてもおいしい。透明感のある上品な甘さ。くせのない淡白な甘さ。果実酒作りはもちろん、そのまま食べても美味。いなり寿司の揚げを煮るとよいツヤが出ます。白ざら糖透明感のある上品な甘さ。くせのない淡白な甘さ。結晶がグラニュー糖より大きく、無色透明で光沢のある高純度の砂糖。ゼリー、果実酒などに使われます。グラニュー糖くせのない淡白な甘さ。香りを楽しむコーヒーや紅茶をはじめ、素材の風味を活かすためのお菓子用・料理用としても使われます。顆粒状糖冷たいものでも溶けやすい。固まりにくく溶けやすい、多孔質、高純度の砂糖。冷たい飲み物やヨーグルト、フルーツなどにふりかけて。中ざら糖まろやかな風合いを楽しむ。ひと味違う甘さとコク。固まりにくく溶けやすい、純度の高い黄褐色の砂糖。和菓子、煮物のほか、奈良漬や福神漬など漬物の味をおいしく引き立てます。三温糖ひと味違う多孔質、高純度の砂糖。冷たい飲み物やヨーグルト、フルーツなどにふりかけて。濃厚な甘さと特有の風味があり、煮物や佃煮にコクと強い甘みを出します。お味噌料理にも合います。和三盆江戸時代からの伝統の味。濃厚な甘さとなつかしい風味。計りいらずで簡単・手軽。日本伝統の製法で作る淡黄色の砂糖。結晶が小さく口溶けがよいので、高級和菓子に利用されています。黒砂糖サトウキビの搾り汁を煮つめたもの。独特の濃厚な甘味と強い風味で、かりんとうなどの駄菓子に使われます。角砂糖グラニュー糖を四角く固めたもの。1個の重量が決まっているので、お菓子や料理用にも便利です。さて最後に今、石油に代わるエネルギーとしてサトウキビが注目されているのをご存知ですか？サトウキビやトウモロコシ、木材などの植物資源を発酵させ、蒸留して作られる「植物由来のエタノール」＝「バイオエタノール」が注目されています。エタノールはガソリンとは科学的に性質が違いますが、自動車を動かす燃料としては十分使うことができます。現実に、今世界各地での使用が進んできています。ブラジルではサトウキビからバイオエタノールを作り、ガソリンに混ぜて自動車用燃料として使っていますし、アメリカではトウモロコシから作られたバイオエタノールの燃料利用が進んでいるのです。日本でも沖縄県・宮古島では年に30万トンのサトウキビが生産されますが、それからバイオエタノールの生産、利用を進めています。また、サトウキビはその成長段階で炭酸ガスをたっぷりと吸収してくれる植物ですから、車の排気ガスの炭酸ガスはプラスマイナスゼロ、つまり、大気中の炭酸ガスを増加させずに済みます。サトウキビが植物として本来持っている性質は、地球温暖化の一つである二酸化炭素をたくさん吸収したり、土壌の砂漠化や、それに伴う食糧危機などに役立つのです。地球上の生物を守るということは、実は自分の体の命を守る、自分の体の細胞一つ一つを守るのと同じことなのです。このように「自然との共生」こそが環境を守っていくことなのです。私たちは自然の一部です。自分たちのことだけを考えていては、結局損をしてしまう。そのことをよく考え、生活していくことが大切ですね。

2012.12.20
砂糖健康学ーその4

活動量が多く、成長の著しい子供にとって、エネルギー補給は体や脳の発達に影響する重大な問題です。栄養素の中で、エネルギー源となる代表選手は、ご飯、パン、砂糖などの炭水化物。子供の成長と健康に対する砂糖の役割を考えてみましょう。　ところが、子供は大人に比べて体も小さく、１回の食事から摂取できるエネルギー量が限られています。そのため、食事の間に摂る「おやつ」が、子供のエネルギー補給に大切な役割を果たします。　人間の体や脳のエネルギーは、約６０％をご飯、パン、めん類、砂糖などの炭水化物から摂るのが理想的。中でも砂糖は構造が単純なので、小腸での消化吸収が速く、食べてから数１０秒後にはブドウ糖となって血液中に現れ、筋肉や脳に運ばれます。失われたエネルギーをすぐに回復してくれる速効性のエネルギー源である砂糖を使った甘いお菓子は、子供の「おやつ」に最適。　子供の成長と砂糖１丈夫な体づくりには、こんな「おやつ」子供たちの「おやつ」には、タンパク質と砂糖を使ったものがおすすめ。筋肉・骨づくりに、大いに役立ちます。食事で摂るタンパク質はその多くが小腸や肝臓で先に使われてしまい、筋肉や骨にまわりにくいのですが、食事の3時間後、すでに小腸や肝臓にはタンパク質が十分な時に「おやつ」で摂ると、確実に筋肉や骨に届きます。しかも、砂糖が体づくりを促すホルモン・インスリンの働きを活発にするので、より効果的なのです。２おやつは、きちんと時間を決めて「ダラダラ食い」や、テレビを見ながらの「ながら食べ」には、要注意！甘いお菓子に含まれる糖分が、口の中にいつまでもとどまっていると、虫歯の原因のひとつになります。また、ルーズな食習慣は、将来の肥満のもとに。「おやつ」は時間を決めて食べるように、大人がきちんとコントロールしてあげることが大事です。３食べたあとは、歯磨きをきちんと甘くておいしいおやつのあとは、歯磨きをしっかりと。口の中をいつもきれいにしておけば、虫歯は防げます。幼児には、大人が仕上げのブラッシングをしてあげましょう。歯磨きのポイントは3つ。１　歯垢のたまりやすい「歯の溝・歯間・歯と歯茎の境目」をていねいに。２　すみずみまで磨けるよう「小さめ」の歯ブラシで。３　健康な歯茎なら、歯垢を落としやすい硬めの歯ブラシがおすすめ。世界で認められた砂糖の安全性　1986年に日本の厚生労働省にあたるFDA（米国食品・医薬品局）が、「砂糖類の健康面における評価」を発表。それまで砂糖が原因だといわれていた肥満、心臓病、糖尿病、虫歯、高血圧、異常行動などの疾病と砂糖摂取について、研究や文献を包括的に検証した結果、虫歯を除く疾病については、直接的な因果関係はないと結論を出しました。さらに現状での砂糖摂取量では、健康に影響を及ぼすことはないという見解も示されています。　また1997年には、FAO（国連食糧農業機関）とWHO（世界保健機構）の合同専門家グループが、ローマで「人の栄養と炭水化物」という報告書を発表。砂糖摂取と肥満、生活習慣病、異常行動の間に直接的な因果関係は認められないと結論づけました。このように多くの国際機関で砂糖の安全性が証明され、同時に砂糖の効用に関する研究も着実に進んでいます。 “賢い保存法はこれ！”　砂糖が固まるのは、水分の変化が原因。水分の変化や匂いが移るのを防ぐには、袋のままではなく、フタのついた容器に入れて常温で保存しましょう。もし固まってしまったら、広げて少量の霧を吹くと、すっかり元通りに！

2012.12.19
金属アレルギーで悩んでいませんか？

【女性の身の周りにある金属】ヘアピン･･･ニッケルピアス･･･ニッケル、コバルトブラジャーの金具･･･ニッケル化粧品･･･ニッケル、コバルトネックレス･･･ニッケル、コバルトベルトのバックル･･･ニッケル腕時計･･･ニッケル指輪･･･ニッケル、コバルト革靴･･･クロム文具･･･ニッケル調理器具･･･ニッケルお金･･･ニッケルかぶれたアクセサリーを付け続けていると、アレルギー源を攻撃する免疫細胞の数が増えて、全身のいろいろな場所で反応するようになります。金属にかぶれたら、早めにその金属を身につけないようにすることが大切です。アクセサリーとの付き合い方アクセサリーに含まれている成分を店員さんに聞くこと。３か月に１回程度アクセサリーを中性洗剤に浸してお手入れをすると良いとのことです。アレルギー対策の製品・プラスティック製のビューラー（量販店などでも市販されています）・金属成分を含まない化粧品（アレルギー用の化粧品を製造している会社のもの）・チタン製の腕時計、メガネ（大手メーカーが取り扱っています）・金属が溶け出しにくい加工をしたネックレス（ホームページなどで購入が可能です。）

2012.12.18
砂糖健康学ーその3

砂糖と記憶力　20歳の女性たちを対象に、ブドウ糖と言語の記憶力や流暢さの関わりを調べたところ、ブドウ糖を含む飲み物を摂ったグループの方が頭がすっきりし、多くの単語を思い出せたという結果も出ています。すばやくブドウ糖に分解される砂糖は、脳の速効性エネルギーとして脳の働きを活性化し、記憶力アップを助けます。甘いものが欲しくなるのは、「脳からの指令」ですある食べ物を十分に摂ると、もうその食べ物を欲しくなくなったり、逆に、特定の食べ物が不足すると食べたくなったりしますが、これは、脳の神経の働き。サルに高濃度のブドウ糖を摂取させた上で舌にブドウ糖を与えると、脳の前頭葉あたりでの応答が減り、多量に与えられたブドウ糖はもう摂取したくなくなったという実験結果もあります。疲れたときに甘いものが欲しくなるのも、脳から味覚機能への指令なのです。ブドウ糖だけが脳の厳しいチェックをパス脳は、たいへんな大食漢！摂取するエネルギーの約24％を費やしています。でも、そのエネルギー源となるのは、唯一、ブドウ糖だけです。もちろん、私がいつもお話しているように朝は果物だけでも良いと言っている根拠です。果糖（β-D-フルクトース）は、体内で消化や分解の過程を経ずにエネルギー化出来るため、疲労回復には有効な即効性のある栄養源と言えます。また、他の臓器ではタンパク質や脂肪もエネルギーとなりますが、脳は、脳血管関門といわれる検問所で厳しいチェックを行い、ブドウ糖以外のエネルギー源を通しません。しかも、脳に蓄積できるブドウ糖量はごくわずかなので、常に補給し続けなければ活動できません。砂糖は摂るとすぐにブドウ糖になり、すばやく脳のエネルギーとなります。さらに、砂糖とタンパク質を同時に摂るようにすると、脳の働きをよくする神経伝達物質のひとつ「セロトニン」の合成を促し、学習・記憶能力がアップします。タンパク質をとるときは、生の果物を摂って30分後ですよ。タンパク質にはプロテインがお勧めです。セロトニン神経は脳全体に影響を与えます。縫線核は非常に小さく、脳内全体にる150億の神経細胞の内のせいぜい数万個程度です。脳神経が情報を伝達するときはインパルスという電気信号を使います。神経伝達には軸索というケーブルが利用されます。１つのセロトニン神経からは数万の軸索が枝分かれしていて広範な脳領域に結合します。その対象は大脳皮質をはじめ、感情脳である大脳辺縁系、生存脳である視床下部、脳幹、小脳、脊髄など、ほどんどあらゆる脳神経系に及び、意識レベルや元気の状態などをまとめるいわば、オーケストラの指揮者のような働きをします。

2012.12.17
砂糖健康学ーその2

サトウキビ別名は甘蔗（かんしょ）。イネ科の多年生植物。沖縄ではウージと呼ばれている。日本では、鹿児島県と沖縄県で生産されている。テンサイ別名はサトウダイコン、ビート。ほうれん草と同じアカザ科の植物。日本では、北海道で生産されている。昔々の日本では、砂糖は薬だった！日本に砂糖が伝わったのは、8世紀の奈良時代。中国から貴重な「薬」として大仏に献上されていたという記録が正倉院に残っています。当時の唐国の僧・鑑真が日本に渡る際に、黒砂糖五百斤を持ってきたとも、遣唐使が日本に帰る際に持ち帰ったともいわれています。15世紀には、貴族や武士の間で流行した茶の湯と共に和菓子が発達。室町幕府の八代将軍足利義政は、羊かんが大好物だったそうです。16世紀から南蛮貿易が始まると、さまざまな西洋文化と共に砂糖や菓子が輸入され、都である京都の市中にも流通し始めました。日本人で最初に金平糖を口にしたのは、織田信長といわれています。18世紀になると、江戸幕府八代将軍徳川吉宗により国内産糖が奨励され、全国各地に製糖業が広まりました。そして、明治時代に入り、砂糖はようやく一般庶民に行き渡るようになったのです。ナント１万年！？人類と砂糖のつき合いは長い。紀元前8000～1500年前の南太平洋、現在のニューギニア周辺では、サトウキビは民族の始まりを物語る伝説と関わりがあり、サトウキビの発祥の地といわれています。では「砂糖」の始まりはというと、それはインド。紀元前5～10世紀の仏教典には、砂糖やサトウキビに関する記述があります。紀元前4世紀のアレクサンダー大王のインド遠征の記録には、「インドには蜂の力を借りずに蜜の取れる葦（あし）がある」とあったそうです。その後、砂糖はエジプト、ペルシャ、中国大陸へと広がりました。8世紀頃のアラビア人には、高い精製技術があったとされています。11～13世紀には、十字軍によってヨーロッパへ、さらに、15世紀には、コロンブスによりアメリカ大陸に伝えられました。冷涼なヨーロッパの地では、ようやく19世紀に、大規模なテンサイ糖の製造が始まりました。

2012.12.16
寿命と老化に関する最新の科学－その９（最終章）

表題のシリーズも今回で終わりますが、大変理解しづらかったというご意見がありました。これ以上平易に書けなかったことをお詫びいたします。性を獲得して多様な生物を生み出した代償として、個体は寿命を持つことになりました。個体は、先祖から子孫に続く遺伝子継承の中継点の役割を持っています。生殖行動に向かわせる性ホルモンは、個体の寿命を縮める方向に働きますが、生殖に全力を傾けて死んでゆく動物が多いなかで、理性の動物ヒトは生殖に割くエネルギーをほどほどにして個体の寿命を延ばしてきたのかも知れません。活動のエネルギー源であるＡＴＰを作る為には酸素（呼吸）とグルコース（摂食）が必須です。酸素は活性酸素を発生し、グルコースは蛋白質に結合する性質があり、いずれも体に悪い側面を持っています。こうしてみると生殖、呼吸、摂食など基本的な生命活動そのものが命を縮めていることになります。　体の成分は絶えず外界の成分と入れ替わり、遺伝子情報に基づいてリニューアルされています。全ての部品ではないのですが、常時取り替えているのだからいつまでも新品同様でいられないものでしょうか。しかし、加齢とともに全体的に古くなって行くのは事実。将来、成体幹細胞（　生きている人『子供または成人』から、その体を傷つけることなく幹細胞を採取することができる。これらの細胞を成体幹細胞と呼ぶ。）　　を使った臓器の再生治療が一般化する可能性はあります。しかし、これとて病気に対する対策ではあっても老化を防ぐ方法ではありません。 *****　現代の養生術　***** 　　　生活習慣病の予防１．出来るだけ活性酸素に曝されないようにする。　　・禁煙（たばこは、慢性気管支炎、肺気腫などの呼吸器疾患、心筋梗塞や狭心症などの循環器　　　　　　　疾患をもたらし、ガンの主因となっている）　　・過度の飲食はさける　（エネルギー生産時の活性酸素発生量が多くなる）カロリー制限　　・過度の運動はしない　（酸素吸入量が増える）２．出来るだけ紫外線や放射線をさける　　　　日光に注意、レントゲン検査はできるだけ少なく。３．抗酸化物質の含まれる食物の摂取　　　　抗酸化物質（自分自身が酸化されやすく、身代わりになって活性酸素を消去する）　　　　ビタミンＣ、ビタミンＥ、コエンザイムＱ、カテキン（緑茶）、セサミン（ゴマ）、　　　　リコピン（トマト）、フラボン、イソフラボン（大豆、納豆が最高）　　　　　　　　　　　　　　　　イソフラボンには女性ホルモン・エストロゲン様の働きがある。４．野菜を多く摂る　　　　　　発ガン抑制の強い食品：ニンニク、にんじん、キャベツ、大豆、　　５．低めのカロリー（腹６－８分目の食事）　　高カロリー食は寿命を縮める　　　　　油物（高カロリー食）を控えめに６．減塩食（ナトリウムの制限）とカリウム摂取（高血圧予防）　　　　Ｋの多く含まれる食品：果物（バナナ、りんご）、海草７．良質の適度なタンパク（血管強化）８．青魚を食べる　　　　ＥＰＡとＤＨＡ：血液の流動性を上げる　　　　ビタミンＤ：骨の強化、骨粗鬆症の予防（カルシウムの補給と短時間の日光浴も）　　９．発ガン物質を避ける　（　）内は発ガン物質　　　食物　　　　肉や魚の焦げ（アミノ酸のトリプトファンが発ガン物質トリプＰ１，Ｐ２に変化）　　　　　　焼きサンマやハンバーグには、大根おろし、レモンをつける。　　　　　　澱粉の焦げは問題ない　　　　わらび（ブロキタサイドアク）やぜんまい（ベタシアニン）は十分アクを抜けば大丈夫　　　　カビ：ピーナッツやビスタチオのカビ（アフラトキシン）　　　添加物　（亜硝酸）　　　環境　　　排気ガス、たばこ　（ベンツピレン）、農薬・殺虫剤 10. 適度な運動　　筋肉への効果：血圧降下、骨への効果：骨粗鬆症予防　その他　　　 11．十分な睡眠　　疲労回復、成長ホルモンの分泌を促す 12．適度なストレス、精神的高揚　頭を使う　　　　ストレスホルモンの適度な分泌　　　　体内麻薬・エンドルフィンの分泌　（老化防止、免疫力増加）　　　　目的を持って生涯現役で活動することが老化を防ぐ　ぼけ防止）なお、1章、2章、5章、6章、８章は熟読してください。きっとご理解いただけると思います。

2012.12.15
砂糖健康学ーその1

　効果的な筋肉づくりに砂糖が役立ちます！筋肉はたんぱく質の合成によってつくられますが、そのたんぱく質の合成を高めるために、栄養的に大きな役割を果たすのが、砂糖だということはあまり知られていません。それは、すい臓から出るインシュリンの働きと、大きな関係があります。インシュリンを通して発揮される砂糖の働きには、「たんぱく質の分解を抑える」「たんぱく質の合成を促進する」という働きがあります。インシュリンは、筋肉にアミノ酸の取り込みを促す働きをしますが、運動の後に砂糖を摂取して、このインシュリンの分泌を刺激し、質のよい筋肉づくりを助けることが大切です。砂糖を摂るのも、タイミングが大事特に、ウェイトトレーニングの直後の身体は、たんぱく質を合成する力も、分解する力も最高に達しています。そこで、砂糖を摂ると、たんぱく質を分解する力をストップさせ、たんぱく質を合成する力をあと押しできます。運動の直後は、人工甘味料ではなく、砂糖を使った甘いお菓子やあんパンなどのパン類、キャンディーなどを食べるようにしましょう。また、睡眠中は、たんぱく質合成を促進する成長ホルモンの働きが、特に活発になります。そこで、これを促すために、寝る前の食事である夕食にたんぱく質食品と砂糖を使った食品などを一緒に摂るようにすると、非常に効果的です。砂糖は、エネルギー補給にも最適　エネルギーの消耗が激しいスポーツ選手にとって、砂糖は効率的なエネルギー補給源となっています。スポーツをするとき、身体は酸素を使ってブドウ糖を分解してエネルギーをつくり出しますが、ブドウ糖が不足すると低血糖となり、疲労度が増します。そこで、食べてすぐにブドウ糖に変わる砂糖は、速攻エネルギー源として役立つのです。筋肉づくり、エネルギー補給に、砂糖を上手に摂りましょう。ポイント1水分摂取も筋肉の成長をうながすために重要です。筋グリコーゲンは筋肉内に水分を取り込み、成長を促します。　筋量を増やしたい人は水分と炭水化物（ごはん、果物、砂糖）を十分にとる必要があります。筋グリコーゲンがつくられるときに炭水化物と水が結びつくので、筋内のグリコーゲン貯蔵量が増えると筋細胞内に引き込まれる水の量も増えます。その結果、トレーニングによる刺激で筋肥大（筋肉の成長）の反応が強化されますが、これは水分によって細胞の体積が増加し、筋細胞の壁が引き伸ばされることによるものと考えられています。ポイント2 貯蔵グリコーゲンの量は人によって異なります。　一般に、体の大きい人ほど炭水化物を多くとってよいとされています。体の大きい人（筋量が多い人）は、貯蔵できるグリコーゲンの量が多いからです。また、体脂肪が少ないタイプの人ほど、摂取した炭水化物を筋グリコーゲンに変換して貯蔵しやすく、体脂肪が増えやすい人は摂取した炭水化物を脂肪として蓄える比率が高いといえます。因みに私の体脂肪は18で筋肉ばかりです。見た目より体重が重いです。中学生の頃から体重は重かったです。そのおかげで車に跳ね上げられたこともありましたが、骨折はしなくて頭に大きなたんこぶが出来ただけでした。小さい頃から、木登りや、球技が好きでした。つまり、グリコーゲンを貯蔵できる筋量が多い人や体脂肪が少ない人は炭水化物の必要量が多く、グリコーゲン貯蔵能力も高いといえます。したがって体脂肪の少ない人は筋量を増やすために炭水化物をしっかりととる必要があります。体が細く、太りにくい人は、摂取した炭水化物をエネルギーとして燃焼する能力が高く、グリコーゲンが貯蔵されにくいと考えられます。筋肉づくりのトレーニングをしている人が現在の体を維持するためには、１日に体重１kgあたり平均4.5ｇの炭水化物をとる必要があります。筋肉がつきにくい人（いわゆるハードゲイナー）や筋量が非常に多い人の場合、必要量はこれより多く、体重１kgあたり6.5〜９ｇの炭水化物をとらなければ体重、筋量を維持できない可能性があります。ポイント3 グリコーゲンが十分にあればトレーニングをよりハードに行うことができます。　トレーニングのエネルギー源として使われるのは、ワークアウト直前にとった炭水化物だけではありません。ウェイトトレーニングで主なエネルギー源として使われるのは、筋グリコーゲン（筋肉に貯蔵されている炭水化物）なのです。炭水化物を多く含む食事をとり、グリコーゲンが十分に貯蔵されていれば、炭水化物の摂取量が少ない食事をとっている場合よりも長い時間、よりハードにトレーニングできるはずです。ポイント4 タイミングがすべてを決める　炭水化物を筋肉内に取り込み、筋グリコーゲンをつくるために非常に適した時間帯が１日２回ある。朝とワークアウト後です。睡眠中は貯蔵グリコーゲンが減少しやすいので（眠っている間は栄養素が補給されないので、貯蔵グリコーゲンがエネルギーとして燃焼される）、朝食時に炭水化物を多くとるのは理にかなっているのです。血液中を循環している炭水化物（血糖）の量が低下しているときに炭水化物を十分に補充すれば、摂取した炭水化物の筋肉への取り込みと貯蔵の効率が高まり、グリコーゲン貯蔵量を増やすことができるという点が重要なのです。そして、ワークアウト終了後の時間帯も、グリコーゲン貯蔵能力が高まります。ウェイトトレーニングではエネルギー源として主に炭水化物が使われるので、筋グリコーゲンのレベルも血糖値も低下します。ワークアウト後に炭水化物を十分にとれば、グリコーゲン貯蔵量を回復できるだけでなく、筋肥大（筋肉の成長）を促進することにもつながります。ポイント5 体脂肪の少ない人は炭水化物を十分にとって成長をうながすようにしましょう。グリコーゲン貯蔵量のコントロールは脂肪燃焼を助けます。　グリコーゲンの貯蔵量が多いと、筋量増加を進めやすくなる一方、体脂肪もつきやすいというマイナス面もあります。逆に、グリコーゲン貯蔵量が減少してくると、脂肪の燃焼が起こりやすくなります。体脂肪を落としカットをつけようとしているときには、貯蔵グリコーゲンを燃焼し尽くさなければならないので、炭水化物の摂取量を減らす必要があります。ただし、炭水化物の摂取量を減らしてより多くの脂肪を燃やそうとすると、筋肉も燃焼されやすくなることに注意しなければなりません。筋肉を維持するために、たんぱく質の摂取量を１日あたり40〜80ｇ増やすようにしましょう。ポイント6 炭水化物の摂取量を変化させると、グリコーゲンの貯蔵能力を高めることができます。　炭水化物は体づくりのための栄養素としてプラス面もマイナス面もあります。グリコーゲンが多いほどよいとはいっても、ポイント５で述べたように、グリコーゲンが貯蔵能力の限界近くまで貯蔵されていると体脂肪がつきやすい。この問題の解消には、炭水化物の摂取量を日ごとに変えていく方法が効果をあげます。長期間にわたって毎日同じ量の炭水化物をとらないようにするのです。筋量を増やす期間として２週間、炭水化物を１日に体重１kgあたり4.5〜6.5ｇとったら、次の１週間は体重１kgあたり約2〜3ｇに減らす。そしてその後、再び4.5〜6.5ｇに戻す。このようにして炭水化物の摂取量を増減することで、体内に貯蔵できる炭水化物の量を増やすという効果が得られます。

2012.12.14
苦丁茶（クテイチャ）は如何？

今日はちょっと一息 ←苦丁茶このお茶には、亜鉛、マンガン、銅といった体に必要なミネラル分が、緑茶よりも多く含まれています。健康維持にまたダイエットにも注目されています。苦丁茶は別名『一葉茶』とも言われたり『富丁茶』とも言われています。中国南部の常夏の島、海南島は五指山（かいなんとうごしざん）育ち♪冬青科苦丁茶冬青植物の一種「モチノキ科」の葉を、くるくる～っと巻いた健康茶で古くは東漢の時代からあるといわれており、清代まで宮廷に献上されていたという歴史があります。中国の皇帝はきっと『一葉茶』のおかげで、元気いっぱい、夜な夜な遊びまくっていたんでしょうね～！「にが甘い」が病み付きになってしまうという人も多いとか。そして、飲んだ後は、スッキリ爽快～♪美容健康茶【野生苦丁茶】50g価格：900円（税込、送料込）他社でも取り扱っていますが、とても苦くて飲みづらいのもあるようです。

2012.12.13
寿命と老化に関する最新の科学ーその8

粗食の勧め　　カロリー制限をすると老化が遅くなり、長生きします。これは、各種の動物実験で明らかな事実です。免疫システム、記憶、病気の発生率、傷からの回復などの老化が遅れ、平均して25％から40%長生きします。全てのホルモン・レベルが低下し、細胞分裂率が下がるが、細胞あたりの代謝率は下がりません。　　　ヒトは、500万年前にチンパンジーと分かれ、15万年ほど前に現在のヒト、ホモ・サピエンスがアフリカに登場しました。ネアンデルタール人やクロマニオン人は、現在のヒトの亜種です。ヒトは、この何十万年という長い間狩猟生活をし、乏しい食料で野山を駆けめぐる生活をしてきました。　　　進化は、生殖の機会（遺伝子が変化するとき）に少しずつ進みます。細菌は1時間に１回分裂し、分身が出来ます。 1日に24回の分裂（24世代）。10日間で240世代。１ヶ月半で1000世代を越えます。細菌は単細胞生物であるため、細胞の分裂がそのまま個体数の増加につながります。　高等生物のように生殖が行われないため、通常は遺伝的にも同一のものだけができる等分割となり、遺伝的な変化は起こりません。　ただし、細菌の種類によっては菌同士の接触やバクテリオファージを介して、また直接DNAが移動することにより遺伝子の移動･組換えが起こる場合もあります。　分裂の速度は種類や栄養条件、温度などによって異なりますが、条件がよければ大腸菌では約20分、コレラ菌では10分に一回の割合で分裂し増殖します。ヒトでは1世代30年として１万年で330世代。1000世代には３万年を要します。我々の体は、何十万年と続いた狩猟生活の体からそれほど進化してはいません。現在の飽食生活は、ここ2-30年のことであり、我々の体は、飽食生活への適用が出来ていません。　　　人類は長い間、脂肪、砂糖、塩を現代のように豊富に摂ることはありませんでした。これらの過剰摂取に対する体の備えが出来ていないのです。炭水化物の消化・吸収により血流に入ったグルコースは、インスリンの働きにより細胞に取り込まれ、エネルギー源になります。インスリンは膵臓から分泌されますが、インスリンが分泌されないのが１型糖尿病、インスリンの作用に対する細胞の感受性が悪くなった（インスリン抵抗性が増大した）のが２型糖尿病です。２型糖尿病は高脂肪食の摂りすぎから起こる生活習慣病です。摂取した脂肪（脂肪酸）はリンパ管を経由して脂肪組織に蓄えられ、脂肪細胞を肥大化させます（肥満の原因）。肥大化した脂肪細胞は、インスリン抵抗性を上げる物質（TNF-α、レプチンなど）を分泌し、脂肪酸自身もインスリン抵抗性を上げます。インスリン抵抗性が上がると血液中のグルコースが消費されず、血糖値が上がります。グルコースは、他のものに結合しやすい性質があります。グルコースが蛋白に結合すると、蛋白の性質を変えて、体に傷害をもたらします。血中の血糖値が上がったことによって様々な傷害を引き起こすのが糖尿病です。ヘモグロビンに糖が結合したヘモグロビンA1C（ＨｂＡ１Ｃ）は2-3ヶ月間の血糖値の指標となります。正常値は4-6%、7を越えると糖尿病合併症が心配されます。　　　余ったエネルギーは、脂肪として蓄えられます。脂肪腹は、カロリーの摂りすぎの証拠。ボディマス指数（BMI）は肥満の指標としてよく使われます。　　　　　　BMI ＝体重(kg）÷ (身長(ｍ))２　　　　　　25 以上は要注意

2012.12.12
寿命と老化に関する最新の科学ーその7

性ホルモンは寿命を縮める？　　加齢とともに各種のホルモン分泌の低下が進みます。性ホルモン（テストステロン、エストロゲン、プロゲステロン）、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、メラトニン、インスリン、副腎皮質ホルモン、レピチン、等々。←テストステロン（ステロイドホルモン*男性ホルモン）←エストロゲン（卵胞ホルモン*女性ホルモン）　←プロゲステロン（黄体ホルモン*女性ホルモン）　　何故、女性の方が長生きするか、についての謎は解明されていません。昔、米国の刑務所では去勢が行われていました。去勢した受刑者は、しなかった受刑者より平均して長生きしたそうです。動物実験でも去勢すると長生きするようです。去勢すると男性ホルモンのテストステロンが減少します。しかし、テストステロンは、免疫機能を低下させます。生殖後死を迎える動物は、生殖時に上昇したテストステロンが免疫機能を破壊し死んでゆきます。テストステロンは命を削ってまで個体を生殖に振り向かせます。テストステロンが寿命を縮めるホルモンであるとしたら、精力の衰えは歓迎すべきことなのかも知れませんね。ついでに余談。ＥＤ(Erectile Dysfunction)『男性として役に立たないこと』は、ホルモン分泌減少によるものではなく、神経や血管の障害により血流が傷害されるために起こるので循環器病や糖尿病などの病気を疑った方が良いでしょう。ＥＤ薬は、血管弛緩物質のサイクリックGMPを分解する酵素を阻害してサイクリックGMP濃度を上げ血管を弛緩させます。その結果、血流量が増します。狭心症薬のニトログリセリンを服用している人は、ニトログリセリンの作用が増強されて危険です。血圧降下剤を服用している人も要注意。　　　エストロゲンは乳ガンを誘発します。男性のテストステロンは加齢とともにそれほど低下しませんが（男性に閉経はない）、女性のエストロゲンは、50歳前後で急激に低下し、閉経を迎え、更年期障害を起こします。何故閉経が起こるのかは不明ですが、高齢出産の危険は回避されます。また、乳ガンの危険性はなくなります。一方、エストロゲンの低下は、悪玉コレステロールを増加させ、骨量を減少させるので、動脈硬化と骨粗鬆症のリスクが増えます。カルシウムは、多くの生理作用の調節をしており、血液中のカルシウム濃度は一定に保たれています。カルシウムの貯蔵庫である骨から骨芽細胞（骨量を上げる）と破骨細胞（骨からカルシウムを取る）がカルシウムの出し入れをしています。エストロゲンは破骨細胞の作用を抑制していますが、その作用が弱くなると骨量を下げる方にバランスが傾きます。ホルモン療法は、更年期障害克服のみならず、心臓病や糖尿病の発症率を低下させますが、乳ガン発生率が上昇します（前者の有用性が勝るとされる）。　　　動物の一生は、性ホルモンに強く支配されています。ヒトはそれが比較的少ないと思われます。女性の後半生は、性ホルモンの支配から解放されます。一方、男性はまだ影響を受けています。男女の違いをお互いに理解しあって、素敵な後半生を送りたいものです。　　　成長ホルモンは、脳下垂体から分泌されます、子供の成長に不可欠なホルモンです。睡眠中に分泌され、文字通り「寝る子は良く育つ」のです。成長ホルモンは、細胞へのアミノ酸取り込みを促進し、活力や性的能力を高めたり、免疫機能の強化、記憶の向上、心肺機能を強化します。総生成量は、30歳頃から10年で14%程度ずつ減少し、60歳で半減します。成長ホルモン療法（成長ホルモンの注射を半年間続ける、成長ホルモンは蛋白質で経口投与はできない）の臨床試験では、上記の改善効果が認められています。寿命が延びるかについてはわかりません。ラットは、食餌制限すると大幅に長生きするようになります。このとき成長ホルモンの分泌は歳をとっても低下しなかった。一方、食餌制限しなかったラットでは、成長ホルモンの分泌量は加齢により低下した。運動は成長ホルモン分泌を促します。これは、食事制限と裏腹のカロリー消費によるものか、運動そのものによるのかは不明です。　　メラトニンは、体内時計の役割をしている重要なホルモンです。睡眠中に分泌量が上昇し睡眠を誘う。日中に明るい光（太陽光）を感じると分泌量が上がると言われています。抗酸化作用や免疫増強作用がありますが、老化防止に有用かどうかはわかりません。米国では健康補助食品として販売されていますが、欧州や日本では許可されていません。安全性が確かめられていないので長期の服用はやめた方が良いでしょう。　

2012.12.11
寿命と老化に関する最新の科学ーその6

酸素の脅威！　　酸素は、生命活動になくてはならないのですが、金属の錆に見られるように他の化合物と結合しやすく（酸化作用）、生体にとって毒でもあります。　　　我々の活動は、筋肉運動、心臓の鼓動、知的活動消化、その他全てＡＴＰがＡＤＰに分解するときに出るエネルギーを使っています。ミトコンドリアのＡＴＰ生産過程で有害物質である活性酸素や過酸化水素が発生します。細胞はこれらを取り除く酵素を備えており、活性酸素はＳＯＤ（スパーオキシドデスムターゼ）という酵素によって、過酸化水素はカタラーゼという酵素によって取り除かれます。しかし、処理しきれない活性酸素が残り、それが細胞を傷害します。　　鉄筋が錆びつく（酸化される）ように、長い人生の間に生体の構成物は酸化されます。肝臓で合成されたコレステロールはLDLコレステロールによって体内各所に運搬されます。体内各所からコレステロールを回収するのがHDLコレステロールです。極めて重要な働きをしているのにLDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれています。それは、LDLコレステロールが酸化されるとそれを掃除役の食細胞（マクロファージ）が食べます。それがゴミのように貯まって動脈硬化を起こすからです。　　最近、抗酸化物質が話題になることが多いですが、多く摂っても排泄されてしまいます。特に高齢者は持病を持っていたり、薬を常用していることが多いので、サプリメントの摂取には十分注意が必要です。激しい運動は、活性酸素に曝される頻度が上がり、悪い影響を与えます。スポーツ選手の寿命は長くはないようですね。あまり酸素消費の激しくない散歩程度の軽い運動をしましょう。おすすめはラジオ体操です。　ラジオ体操第一は13の動きで構成されていて、約400種類あるからだの筋肉をまんべんなく動かす究極の全身運動です。

2012.12.10
もう原子力に頼らなくても良い時代になります。5年後には？

宮崎大学キャンパス内に、宮崎県と県内企業・宮崎大学・新潟大学・三鷹光器等の産学官が連携し、「ビームダウン式太陽熱集光装置」を完成させました。　本装置は直径4.3ｍの楕円鏡を上部に取り付けた高さ16mのタワーと88基のヘリオスタットより構成されています。ヘリオスタット1基は直径50cmの凹面鏡10枚より成り、太陽をセンサ方式で精密に追尾しタワー上部の楕円鏡の第一焦点に集光させ、楕円鏡で反射した太陽光を、楕円鏡の第二焦点に集光するよう制御されています。集めた太陽光は熱に変換され、水素エネルギー等の新エネルギーの製造に活用する予定で、宮崎県の豊富な日照条件を活かした次世代エネルギーの開発が期待されています。　宮崎大学は、水素生成の研究を行う新潟大学と共同研究契約を結んでおり、今後は新潟大学から水素生成装置を取りよせ、2013年夏頃より水素生成の実験を開始する予定です。また、宮崎大学工学部では県内に広く分布するシラス台地より、太陽電池に必要なシリカの原料であるシリコンを製造する研究も計画しています。　今後三鷹光器は「ビームダウン式太陽熱集光装置」を利用した蓄熱発電や海水淡水化の研究開発も計画しています。バーレインでこの装置を作る計画だそうです。私の見解は、これが実際に稼働するようになりますと、エネルギー源はもちろん海水を使ってやれば淡水が出来ますので、暑い国の飲み水や農業にも貢献することになります。それにより雇用もうまれて素晴らしい国際貢献にもなります。三鷹公器の中村勝重社長はまだ世の中にはあまり知名度はありませんが、天才ですね。現在、中東の石油産出国は熱い視線を送っているということです。わたしの方は、日本の国から、病気になる人を少しでも減らそうという大望をえがいて、日々ブログを書き、本当の健康法を皆様にお知らせしているのです。

2012.12.09
寿命と老化に関する最新の科学ーその5

体は絶えず生まれ変わっている：自殺遺伝子の役割我々の体を形作っている60兆個もの細胞は、絶えず生まれ替わっている。赤血球は、毎日200億個も生まれ替わっている（赤血球の寿命は120日）。細胞または組織　　細胞数（億）／日　細胞数（兆）／70年　kg／70年　皮膚上皮　　　　　０．７　　　　　１．８　　　　　　　８６　消化管上皮　　　　５６　　　　　　１４３．１　　　　　６８５０　リンパ球　　　　　２０　　　　　　５１．１　　　　　　２７５　　赤血球　　　　　　２００　　　　　５１１．０　　　　　４６０　　アポトーシス（自殺遺伝子）がうまく働かないことによる主な病気アポトーシスの抑制による疾患　　　ガン、自己免疫疾患（リウマチ、アレルギー）アポトーシスの亢進による疾患　　　アルツハイマー、心筋梗塞、骨粗鬆症、貧血、エイズ我々の体は、絶えず発ガン物質や放射線に曝されています。分裂している細胞の遺伝子は日常的に傷害を受けています（細胞１ヶ当たり1日数千回、全体で60兆の細胞！）。傷害を受けた細胞は、役に立たないばかりでなく、ガン細胞になったりして危険でもあります。遺伝子が傷害を受けると自殺遺伝子が発現されて、傷害を受けた細胞を自殺させる仕組みが備わっています。これは、発ガンを抑制するのでガン抑制遺伝子と呼ばれています。細胞のガン化は、ある特定の遺伝子、すなわち発ガン遺伝子（主に細胞の増殖に関与している遺伝子、変異を起こすと発ガン性を持ってくる）とガン抑制遺伝子（この遺伝子が傷害を受けると傷害細胞の自殺死が起こらなくなる）が傷害されること（変異をうけること）によって起こります。　　　ｐ５３と呼ばれているガン抑制遺伝子は、自分の細胞の遺伝子が傷害されると遺伝子の修復をさせ、それでもダメなときは細胞を自殺死させる。ｐ５３遺伝子の傷害により細胞を殺すメカニズムが働かなくなると、遺伝子に傷害を受けても細胞（多くはガン細胞）は生き延びることになります。肺ガンや大腸ガンなど多くのガン細胞ではｐ５３が高頻度に傷害を受け、ｐ５３による自殺死を免れています。　　最近、アポトーシスにミトコンドリアが関係していることが明らかになってきました。アポトーシスのシグナルがミトコンドリアに伝わるとチトクロームCがミトコンドリアから放出され、これがカスバーゼという蛋白分解酵素を活性化し、さらに他の蛋白分解酵素が活性化され、細胞死を誘導します。-------------------------------------------------------------------------遺伝子 (gene) はDNA二重らせん構造からなり、それがさらに巻いた構造をとり染色体を成す。真核生物の染色体はXのような形をとります。イントロン (intron) は真核生物の遺伝子内でしばしば見られる構造で、メッセンジャーRNAに転写された後スプライシングにより除去されます。エクソン (exon) だけが蛋白に翻訳されます。------------------------------------------------------------------------- 　　我々は日常的に遺伝子の傷害を受けていますが、複数の発ガン遺伝子の特定の部位とガン抑制遺伝子の特定の部位が傷害を受けたときに細胞はガン化します。ガンは、この１個のガン細胞から始まります。１個のガン細胞が分裂増殖し、さらに免疫の監視機構をくぐり抜け、自ら血管を作り成長してゆく。遺伝子に傷害を受けると殆どの細胞は死滅します。ガンは、傷害を受けた膨大な細胞の中から極めて小さな確率で生まれてきます。ヒトの細胞の増殖は遅く、細胞の種類にもよりますが２倍になる時間（倍加時間）は数週間～数ヶ月です。１個のガン細胞が検査で見つかるほどの大きなガンに増殖するのに数年から20-30年もかかることになります。　　　細胞は、自ら命を絶つこと（アポトーシス）によって体全体のバランスを保っています。この掟を無視して自分だけ長生きしようとしたガン細胞は、住処である個体を殺してしまい、最後には自らも死を迎えます。

2012.12.08
このブログも10周年を迎えました。

ブログの最初のページにもありますように「本当の美しさを求めて」と言う表題のとおり、私自身を実験材料として健康法（美容法）を極めてきました。最も重要なことは食べ物の摂取方法です。それから代謝を良くする方法（軽い運動）の2点につきます。最近の私のプロフィールをご覧下さい。年齢は72才、目も歯もどこも悪いところもありません。もの忘れもしません。どんな年齢の方もこのホームページにありますことを実践していただければ健康は取り戻せます。生活習慣病の方も大丈夫です。皆様の中にはコブチャンは元々健康だったからとか、体質、遺伝だからとお考えの方もおられるでしょうが、そんなことはありません。この方法はおよそ100人の方に実践済みです。食べ物やサプリメントの摂取方法が良く分からないという方は、お食事にプラスしてナポレンゴールドを毎日摂ることを推奨します。花粉は細胞が分裂していく前の母体の細胞であり、生命の源です。あらゆる器官になりうる全能性をもち、しかも、自らの生命を維持していく設計図、つまり、新しい生命が生まれ成長していくのに欠かせない遺伝子という生命情報まで組み込まれています。細胞は成長因子、栄養、酸化ストレスなどさまざまな刺激を外界から受けています。この外界からの刺激は、遺伝子発現の変化を引き起こし、最終的に生物反応として変換されます。この変換に重要な役割を果たしていると考えられているのがFOXO遺伝子です。FOXO遺伝子は細胞の老化や寿命、酸化ストレス防御、細胞の分化や代謝など、さまざまな現象に反応して、翻訳後修飾や他のタンパク質と結合し、作用を発揮することが知られています。花粉にはこのFOXO遺伝子が含まれています。←ナポレンゴールド　次に代謝をよくするつまり運動ですが、あまり長く運動しますと活性酸素がからだを痛めつけるのでほどほどにして下さい。からだを痛めつけるのは早死するばかりでは無くガンなどの原因になります。スポーツ選手の方、ストレッチに精を出している方に警告します。膝や足腰の悪い方はなおさらです。軽い運動をしているのと同様の効果を上げるためには、脊髄活性法を試みて下さい。骨折をした方でもびっくりするような快復力に驚かれるでしょう。身体を構成している水が治療器（スタミナイザー）が発するテラヘルツ波に共振し、身体の気の流れを良くして積極的に病気を治癒させるものです。もちろん予防にもなります。ふつうの低周波治療器ではその遠赤外線が皮下脂肪まででストップして、人体の内部にまで浸透・透過しないためアンチエイジングは望めません。　　←スタミナイザーお問い合わせは下記へ　kobu@ztv.ne.jp

2012.12.07
寿命と老化に関する最新の科学ーその４

　　寿命動物の寿命は、種によって著しい差があります。一般的な規則として、（１）性成熟に達する期間が長いほど寿命が長い。（２）大きい動物ほど寿命が長い。大きい動物の細胞ほど、代謝速度が遅い。（３）冷血動物の方が温血動物より寿命が長い。亀の寿命は極めて長い。低温で代謝活性が下がる。（４）飛ぶ動物（鳥、コウモリなどの飛翔動物）の寿命は長い。などが挙げられています。　　サケは、ふるさとの川に戻って一生に一度の生殖をして、生まれてくる子供を天に託して死ぬ。あわれなカマキリの雄は、生殖中に子供を育てる養分として雌の餌食になる。殆どの動物は、一生に一度の生殖後子供を見ることもなく死ぬ運命にあります。それより長く生きる動物も大概子育てが終わると死にます。彼らは遺伝子を子孫に託くし、プログラム化された寿命を全うする。小型動物は、捕食されることが多いため早ばやと子孫を生むものが生き残ってきた。子孫を残すのに全力を注ぎ、自らは短命になった。大型の動物や飛ぶ動物は、天敵が少ないので子孫を残すのを急ぐ必要はない。成熟が遅く、生殖行動開始も遅く長生きするようになった。ヒトは、例外的に長生きである。これまで最も長生きしたのはフランスのジャンヌ・ルイーズ・カルマン（女性）で122歳（1997年没）、2番目は鹿児島の泉重千代（男性）で120歳（1986年没）。現在存命中の長寿世界一は、鹿児島の本郷かまとさん（116歳）である。ヒトの最大寿命は120年と言われている。　　種によっておおまかな寿命が決まっているということは、寿命を決めている遺伝子（群）があると思われるが、正体は不明です。亀のようにゆったりと生活している動物は寿命が長い。あまり活動しないでのんびりと生活した方が長生きしそうに思えるかも知れないが、種の寿命は長い進化のなかでプログラム化されてきたものであり、個人の生活行動で寿命を変えられるものではありません。大概の人は、プログラム化された寿命（天命、天寿）を全うすることなく、病気や事故で死にます。　　寿命と老化は、関係しているが別のものです。一度の生殖で果てる多くの動物は、老化を経験することなく寿命がつきます。老化は全身的な機能低下で、病気とは違います。しかし、老化すると病気になりやすくなります。我々の体を車に例えれば、毎日部品を交換している車です。毎日部品を交換しているのに何故古くなるのだろうか。それでも１世紀近くも持つのだからたいしたものですね。老化は避けられないとしたら、せめて病気にかからないように心がけてピンコロリンと寿命を全うするのが理想ですね。

2012.12.06
寿命と老化に関する最新の科学ーその３

生殖の代償としての寿命：テロメアによる宿命　　細菌は、自己と全く同じもの（クローン）を複製して増殖します。この方式は効率的で増殖が速い。細菌の複製は、ほぼ１時間に１回起こります。１日経つとなんと429万個（2の24乗）の分身ができます。複製のときに突然変異が起こりやすく、１時間に１回の頻度で複製する細菌では突然変異体の生じる頻度が多くなり、薬剤耐性菌（例、MRSA）が出現してきます。しかし、クローン集団では、１個体に都合の悪い影響は全体にも共通で絶滅を招きやすい（鍵穴が同じな為全員強盗に入られる例え）。　　　２つの遺伝子が混じり合い、新しい遺伝子を生み出す仕組みは、多様性のある子孫を生み出す。多様性は環境の変化に耐える個体を生み、種として生き延びる可能性を高めます。２つの遺伝子が対等に混じりあい、両方の遺伝情報を対等に持つ新しい命を作る仕組み（性と生殖）が出来上がりました。　　性細胞（精子と卵子）では父方、母方の遺伝子が交叉した染色体を持っています。各染色体の２本鎖2重らせん構造のＤＮＡは、棒状になります。この2本のＤＮＡを両端で束ねているのが、テロメアと呼ばれる構造です。ＤＮＡを複製するとき、2本の対がほどけて、1本ずつになりそれぞれに新しい対が作られ、ＤＮＡが複製されます。テロメアの部分は、特殊な構造をしており、複製のときに末端から短くなってゆき、ついにはテロメアはなくなります。ＤＮＡの両端を束ねていた構造がなくなるのでＤＮＡはバラバラになり、細胞は死を迎える。これが細胞の寿命です。ヒトの細胞は、50回ほど分裂（すなわちＤＮＡが50回複製）するとテロメアが消滅し死滅する。しかし、テロメアが短くなるにつれて細胞分裂が抑制されてきます。すなわち加齢とともに細胞分裂が遅くなります。免疫システムでは加齢とともにＴ-リンパ球のテロメアが短くなり、分裂が抑制されてきて免疫が低下します。　　ガン細胞は、テロメアを修復する酵素テロメレースを持っており、ＤＮＡ複製時にテロメアの短縮は起こりません。すなわち、無限に分裂（増殖）できます。　　　正常細胞でテロメレースを備えているのは生殖細胞と幹細胞です。生殖細胞は、母方を通じて太古からの遺伝子を子孫に伝えながら、無限に分裂し生き続けています。我々は、寿命のない生殖細胞の一時的住処です。住処を変えるときに母方の卵細胞に父方の遺伝子（精子）が送り込まれ、父母の遺伝子が交錯した新しい遺伝子が誕生し、その生殖細胞は、次の世代へと生き続けてゆきます。生殖細胞は、変身しながら（遺伝子を少しずつ変えながら）永遠に生き続けます（事故のない限り）。　　　幹細胞は細胞を作る基となる細胞で、幹細胞の分裂で臓器の細胞と幹細胞ができる仕組みで、幹細胞から臓器特有の細胞が次々に出来てゆきます。幹細胞には、胚性幹細胞（ES細胞）と成体幹細胞があります。胚性幹細胞は受精5-7日目に採取した細胞でいろいろな細胞に分化しする能力を持ち、万能細胞と呼ばれています。いろいろな臓器の細胞が作れるので再生医療への期待が大きいですが、倫理面と免疫拒絶反応の問題があります。成体幹細胞は、血液、皮膚、消化管その他の臓器にある組織の特有の細胞を作る基となる細胞です。本人から採取するので免疫拒絶反応はない。成体幹細胞のテロメレース活性は加齢とともに低下し再生能力は下がると考えられます。テロメレース活性の低下を防ぐことが出来れば、新鮮な細胞が再生され老化を防ぐことが出来ます。 ←テロメレース　　永遠に生き続けている細胞は、卵子（母方）であり、父方は遺伝子（精子）を送り込むだけです。ミトコンドリアは、外来の微生物が寄生したもので、核とは別の遺伝子を持っています。この遺伝子は、父方からの遺伝子には影響されず、母方を通して受け継がれてきているので、女性のミトコンドリア遺伝子を調べることにより母方の先祖への系譜を辿れます。母親の細胞は、父親の遺伝子を半分取り込んで、娘に受け継がれて生き続けることになるのです。・5'TTAGGA3'が2000個以上反復した構造、分裂の度に短縮し、ヒトの場合、最大５０回ほどでなくなる。・テロメアは加齢とともに短くなる。老人の細胞は、若い人の細胞に比べてテロメアは短い。・テロメアが短くなると細胞分裂の速度が遅く仕組みがある。・すなわち、加齢とともに細胞の寿命は短くなるが、増殖は遅くなる。・テロメレース：　短くなったテロメアを元の長さに修復する酵素。・テロメレースがあるとテロメアの短縮がなくなり、細胞の寿命はなくなる（不死になる）。・テロメレースのある細胞は、生殖細胞（精子と卵子）と幹細胞。生殖細胞は、祖先から子孫まで生殖を通じて　永遠に生き続ける。・ガン細胞はテロメレースを発現し、不死になる。

2012.12.05
寿命と老化に関する最新の科学ーその２

生命の基本原理　　46億年前に地球が誕生し、40億年前に生命が誕生しました。←生命の誕生　生命は、高温・高圧下の炭酸ガス、アンモニア、硫化水素などから極微量生成した核酸やアミノ酸から偶然作られた（恐らくたった１回の）自己複製システムの誕生から始まります。　35億年前の地層には生命の化石が残っています。その直系の子孫は、深海の海底火山付近に硫化水素をエネルギー源にして現在も生き続けている好熱性細菌です。これらの微生物は我々の祖先でもあります。　地球上の全ての生物の基本原理は同じであり、自己複製子としてＤＮＡ（デオキシリボ核酸）を使い、ＤＮＡの設計図に従って蛋白質を生成し、蛋白質を働かせて生命活動をしています。我々は、この４０億年前に誕生した命の系譜を受けついでいるのです。　　生命を形作っている主な元素は、炭素、水素、窒素、酸素であり、それにリン、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、その他多くの金属です。これらの成分は、星の大爆発によって生じた。星くずの集まりが地球であり、我々の体の成分は、地球にあるものと同じです。従って、我々は宇宙の申し子ともいえます。体の構成成分は、死後地球に戻り、まさに昇天するのです。　　我々の体は、外見上ほとんど変化しないのですが、その構成元素は地球上の成分と絶えず入れ替わっています。命とは、地球（星）の成分を遺伝子（ＤＮＡ）の設計図に従って組み立てた機能体とも言えます。この設計図が進化という変革を遂げながら今日まで受け継がれてきました。我々は、太古からの遺伝子の進化の系譜のなかで遺伝子伝達役としての役目を担っています。　　我々の体は、両親からの遺伝子が半分ずつの１個の受精卵が分裂し、特定の機能に分化しながら増殖した60兆個の細胞から成り立っています。60兆の細胞は、全て同じ遺伝情報を持っています。←生命の進化遺伝情報は、ＤＮＡに織り込まれています。本年、ヒトの全ＤＮＡ（ゲノム）が解明されました。ゲノムの大半はイントロンと呼ばれる遺伝情報を持たない部分でありますが、それらの間に３万余の遺伝情報を持つ部分エクソン（遺伝子の部分）が散在しています。遺伝情報は、蛋白質の設計図です。蛋白質は、アミノ酸が結合した高分子であり、酵素やホルモンなどの生理作用物質、運搬体（酸素運搬体のヘモグロビン、コレステロール運搬体のリポ蛋白）、筋肉やコラーゲンなどの構造物など多彩であり、生命活動の主役を担っています。ヒトのＤＮＡは、父方と母方由来のＤＮＡが対になった23対の染色体に織り込まれています（それぞれの染色体は祖父母の遺伝子を受け継いでいる）。染色体は細胞の核の中にあります。ＤＮＡにある遺伝情報（蛋白質の設計図）をメッセンジャーＲＮＡ（ｍＲＮＡ）に書き出す。ｍＲＮＡは粗面小胞体に移動し、リボゾームという蛋白質合成装置でその設計図に従って20種のアミノ酸をつなぎ合わせて行きます（アミノ酸を結合したｔＲＮＡが設計図を読みとる）。ＤＮＡは、４種の化合物、アデニン（Ａ）、チミン（Ｔ）、グアニン（Ｇ）またはシトシン（Ｃ）という塩基にデオキシリボーズとリン酸が結合したヌクレオチドが鎖状に繋がった巨大分子です。２本のＤＮＡが片方のＡと他方のＴ，および片方のＧと他方のＣとが水素結合で結ばれた２重らせん構造をしています。ヒトの全ＤＮＡ（ゲノム）は、これらＡ、Ｔ、Ｇ、Ｃの分子約30億が46本（23対）の染色体に分かれて鎖状の巨大分子を作っています。ゲノムは、99.9%万人共通で、個人差は0.1%ですが、個人差のある部位は300-1000万カ所あると推定されています。500万年前に共通の祖先から別れたヒトとチンパンジーのゲノムの差は、1.23%。ゲノムの中に3-4万個の遺伝子が含まれています。遺伝子の設計図に従って蛋白質が作られます。生命活動は、蛋白の働きによってもたらされるのです。　　生命活動のエネルギー源は、アデノシン-３-リン酸（ＡＴＰ）がアデノシン-２-リン酸（ＡＤＰ）に分解する時に発生するエネルギーを利用しています。ＡＴＰは、ミトコンドリアで燃料源としてグルコースと酸素を使いＡＤＰから生産されます。ミトコンドリアは言わばＡＴＰという蓄電池の生産工場です。グルコース（ブドウ糖）は、炭水化物の分解で得られ、グリコーゲンとして肝臓中に蓄えられます。グリコーゲンがなくなるとアミノ酸、次いで脂肪が燃料源に使われます。余った脂肪は脂肪細胞に蓄えられ肥満の原因になります。酸素＋グルコース＋ＡＤＰ　→　炭酸ガス＋水＋ＡＴＰ（エネルギー源）　　もともと地球に、酸素はなかったのです。イエローンストーン公園や深海火山の噴出口に生息している好熱性細菌は、酸素呼吸をしない。また、地下深くには酸素呼吸をしない膨大な種類の微生物が存在していると言われています。35億年くらい前に太陽光を利用して炭酸ガスと水から養分を作り出し酸素を放出する藻類が出現しました。これによって酸素が大気中に放出され始めました。25億年以前の大気中に酸素はなかったのです。放出された酸素はまず岩石などを酸化し、酸素が大気中に出てくるのに10億年もかかったことになります。当時の細胞にとって酸素は毒であり、多くの生物が死滅しました。一方、酸素を使ってエネルギー源を作る微生物が現れました。酸素を使うエネルギー産出システムは、酸素を使わないシステム（発酵）に比べて効率よくエネルギーを産出し、活発な生命活動を可能にします。イースト菌を使ったアルコール発酵では1ヶのグルコースから2ヶのＡＴＰしか生産できないが（同時に2ヶのアルコールと炭酸ガスを出す）、酸素を使う方法は、1ヶのグルコースから36ヶものＡＴＰを生産します。ある細胞にこの酸素利用エネルギー産出システムを持つ微生物が感染しました。そのお陰でこの細胞は酸素毒から免れ、さらに酸素をエネルギー源にして活発に活動することが可能になり勢力を広げていきました。感染した微生物の名残が、細胞の中で大きな場所を占めるミトコンドリアです。ミトコンドリアは、細胞の核にあるＤＮＡとは別の独自のＤＮＡを持ち、その形は細菌と同じように環状です。酸素利用のエネルギー産出システムを取り入れて活発な活動が可能となった代償として生物は酸素の脅威に曝されることになったのです。←遺伝子　　　忘れてならないのは細胞膜です。細胞膜は、脂肪（脂肪酸とコレステロール）で出来ており、その中に受容体などの蛋白質が浮かび、物質を通す穴があります。これらによって外界との刺激や物質のやりとりをしています。←細胞膜2003年度のノーベル化学賞は、「生体細胞膜に存在する物質の通り道の研究」のアグレ教授（水の通り道の研究）およびマキノン教授（イオンの通り道の研究）に贈られました。悪者のように言われるコレステロールですが、細胞膜の主成分として、またステロイドホルモンの原料として極めて重要な物質です。細胞は、外界とナトリウム、カリウム、カルシウムなどのイオン濃度に差を付け、これらの細胞内濃度を変えることにより様々な生理作用を発現します。細胞膜なくして生命はないのです。脂肪は簡単に膜や泡を作る。生命は泡から始まったとも言われています。　　遺伝子の設計図を格納している核、設計図に基づき蛋白質を生産する工場の粗面小胞体、蓄電池ＡＴＰ生産工場のミトコンドリア、化合物合成工場の滑面小胞体、内外を隔て物資や通信のやりとりをする細胞膜が細胞の主要構成体です。

2012.12.04
寿命と老化に関する最新の科学ーその１

自分の分身が増えて行く細菌には寿命という概念ありません。分身（クローン）だけの世界を想像してみて下さい。生物がこのような仕組みしか持たなかったら、多様性に富んだ現在の地球もなく、人間も存在しないでしょう。偶然２つの遺伝子（接合子）が交わり、新たな遺伝子を作った。性の起源ですね。　　新しい遺伝子を作る仕組み（生殖）により多様な生物が出現するようになりました。細菌の遺伝子は環状ですが、二つの遺伝子が交わるには遺伝子の構造が棒状に変わる必要があり、この変化が細胞の寿命をもたらしました（テロメア、後述）。寿命は、生殖という仕組みの獲得に伴って必然的に生じました。生殖の代償として生まれたのが個体の寿命です。　　サケは、一生に一度の生殖行動後死にます。最近、多摩川に帰ってきた鮎は、生殖行動後１年の生涯を終えるのです。トンボは、生体になって２週間ほどの生殖期間後死にます。全精力を生殖に捧げ、子供を天に託して死んでゆく。これには性ホルモンが深く関わっています。高等動物でも大半は生殖可能期間や子育てが終わると死を迎えます。ヒトは、生殖可能期間終了(閉経)後もそれまでと同じ位長期間生きる例外的な動物です。セカンドライフをどう生きるかなどと考えるのは、人間だけの問題ですね。老化は長い余命を生きるからこそ問題になるのです。　　酸素は、生命活動のエネルギー源として必須です（生物はもともと酸素を必要としなかった！）。鉄錆は、酸素が鉄に結合したものです。建物が鉄錆によって老朽化してゆくように、我々の体も酸素によって老化してゆき、いろいろな病気の原因となります。炭水化物が分解してできるブドー糖（グルコース）も生命活動のエネルギー源として必須です。グルコ－スも結合しやすい性質を持ち、蛋白に結合して体に傷害をもたらします（糖尿病）。　　部品交換や修繕によって車や家の寿命を延ばすのと同じように、我々の体には部品の状況を監視し、交換する仕組みが備わっています。体の部品は絶えず入れ替わっており、昨日と今日の体は見かけ上同じでも、物質的には違うものです。個人個人の存在は、遺伝子情報が具現化された存在であり、体を構成している物質そのものではありません。我々の体は、お骨になって初めて外界と物質交換がなくなり、物質的に永遠不滅になります（風化はしますが）。我々の体の中では自殺遺伝子の働きにより毎日膨大な細胞が死んでいます。死んだ分新たに作られバランスを保っています。自殺遺伝子の異常は部品交換の異常を起こし、体に傷害をもたらします。

2012.12.03

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