以前から気になったいたピアニストのフジ子・ヘミングさん。
『誰でもピカソ』名場面集で、久々ピアノを弾いている
フジ子・ヘミングさんを見て、彼女のピアノをちゃんと
聴いてみたくなりました。
私が聴いたのはアルバム『トロイカ』
私の好きな『幻想即興曲』『英雄』が入っていたので
これにしたんですが、1曲目の『幻想即興曲』の
やさしいタッチに “ぞわわ~っ” としちゃいましたっ。
ちょっと感動~っ(T_T)
フジ子・ヘミングさんって、ほんと自由に弾いていますよね。
「魂で弾いている。音色が暖かい。」と評されている方が
いましたが、ほんとそんな感じでした。
ミスタッチもなんのその!って感じでっ(笑)
『幻想即興曲』は以前から好きで、
今まで他の方のCDでは何回も聴いていたんですが、
その模範的な弾き方になれてしまっているせいか、
フジ子・ヘミングさんのピアノをずっと聴いていると、
たまに違和感を感じるんですよね。時々変な間の取り方をするから
つんのめりそうになったり。上手いのか?そうでもないのか?
みたいに思えちゃってっ(^^;)
強弱の付け方が普通とちょっと違うから消化不良気味に感じたり。
自分の好きな曲って、はいっ!そこで盛り上がって!
みたいな感じで聞いてるので、
急にテンポダウンされちゃったりするとありゃ?
みたいになっちゃってっ(笑)
ペダルの踏みかたもなんか??と言う感じだったり。
でも逆にフジ子・ヘミングさんの弾き方に慣れてしまうと、
普通の演奏に物足りなさを感じてしまったりして。
何だかんだ言って魅力のある弾き方をする方です。
実際弾いてる姿を見ながら聴くと、ぞくぞくしてしまいます。
と言ってもTVでしか見た事がないんですけどねっ、、、(¨* )