Kasumi's Room -Door of mind-

過去の日記を再ＵＰ中（ご迷惑おかけします）




 時代劇専門チャンネルで

米米ＣＬＵＢが主題歌を担当する

映画『憑神』のメイキングが放送されました。

なんか、思っていたよりもずっと良い映画っぽかったです。

米米の主題歌『御利益』を聴いていると、

なんだかハチャメチャな感じの雰囲気があって、

そういう映画なのかなぁ～っ

って思っていたんですよねぇ。

それがやっぱりそういう部分だけではなくて

伝えどころはちゃんとあってっ(*￣ ￣)b

で、この映画の降旗康男監督って

『鉄道員（ぽっぽや）』の監督さんだったんですねっ

その他にも名作を撮られている監督さんでっ

驚いてしまいましたっ。

なんかこの映画って本格的時代劇らしい。

えっ (‥;)

ってな感じですがっ（笑）

なんか時代劇っぽい感じがしないですよねっ。

主演されている妻夫木聡さんが

あまりにも現代風な方なのでっ（笑）

そして、この映画なんですが。

最初は下町のアパートで暮らしている

フリーターの青年の現代話だったそうですっ。

だけど、しっくりこなかったので

時代をずらして書いたものらしいです。

「時代劇を舞台にした現代に生きている人物の生き方の話。」

と降旗監督が話されていました。

そして、メイキングなんですが、

この映画にかける意気込みや真剣さが

ほんとに良く伝わってくるメイキングでしたっ

この映画ではリアリティを追求しているらしく、

そのこだわり方も凄かったです。

監督ってばダメ出し連発してましたもんねっ(＾＾;)

納得いくまで細部に渡り作り上げている

と言う感じで。

やっぱり、映画ってこういうところが

作り手にとってはたまらないのかなぁ(¨* )

なんて思っちゃったりしてっ。

こだわりをつぎ込んで全て自分の世界に

作りあげる事ができてしまうんですもんね(*￣ ￣)b

"クモの巣"を作る現場も流れたんですが、

クモの巣って接着剤を綿アメの機械に入れて作り出すんですねっ

途中監督があまりにもこだわりすぎて接着剤が無くなっちゃってっ

で、先輩スタッフが綿を使ってクモの巣を作ったりとか。

臨機応変さもさすがでしたっ

俳優さんのメイクについてもこだわっていました。

ほとんどがナチュラルメイクなので照明の暑さで

すぐにメイクがはがれてしまうんです。

羽二重（カツラの下地）と地肌の境目に

違和感が出ないようにと苦心していました。

見た目では分からないのにカメラには映って見えるらしい。

映画のスクリーンてデカイですもんねぇ。。。(;^_^A

そしてっ

忘れてはならないこの映画の主役

妻夫木聡さんっ

この映画でもっとも役作りにこだわったのは

"死神"に出会ってからのシーンだったそうです。

「死神と出会って、嫌な人間としての嫌な部分だったり

良い部分だったり、自分としての生きる意味だったり。

生きることについてすごく考えさせられた部分でもあった。」

と妻夫木聡さん。

この感情的部分が

クローズアップされているシーンの撮影では

１２テイクも撮り直しをしていました。

そしてＯＫが出たんですが、

その後でも妻夫木聡さんは納得いかず、

ずっとその場に座り込んでいました。

次のシーンの用意が進み行く中、

もう一回やりたいとは言えずにいた彼の様子を

監督は見ていたんです。

そして

「もう一回行ってみようか今なんか納得してないようだから。」

と声をかけ、再度取り直していました。

このチームワークって言うか、

ひとつの事に向かって一緒に作り上げていくという

それぞれの想いが結束していて。

なんか感動してしまいましたっ

このシーンを実際映画で見てみたい

って思わされてしまいました。

なんかこうやってメイキングを見終わってみると、

米米ってスゴイ映画の主題歌を任されたんだなぁ。。。

なんて思っちゃったりしてっ(＾＾;)

最初、米米の主題歌を聴いた印象だと、

コミカルな映画に思えたけど、

なかなかどうしてっ

すばらしい名作に思えてきてしまいましたっ（笑）

この映画にあの主題歌がどう絡んでくるのかっ。

とっても楽しみになってきましたっ

映画『憑神』

６月２３日

全国公開ですっv(^^*)