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カテゴリ:映画
『愛人/ラマン』を久しぶりに見ました。 昔、友人がおすすめだと言って観せてくれた映画。 なんだか又、無性に見たくなってしまってっ(¨* ) これは当時、本っ当にハマッてしまった映画で、 観ながら何度も号泣しまくっていました。 今まで観た映画の中で、一番感情移入し、 泣いた映画かもしれません。 でも、当時あれだけ号泣したにもかかわらず、 不思議なコトに、今見てみると、 あれっ こんなもんだったっけか(・・) 。。。とっ(¨* ) やっぱり、年月が経つにつれ、 自分の中で作品が勝手に一人歩きをし、 大きくなってしまったのかっ。 それとも、自分が大人になったのかっ でも、作品自体は変わらずに好きで、 あの映像から伝わる暗い湿った感じとか。 あの雰囲気、美しいと思います。 物語の内容は、簡単に言えば、 歳の離れた男女(異国同士)の愛人関係でのラブストーリー。 なのかな(・・) これは、1984年に出版された、 マルグリット・デュラスという方の、自伝的小説が 原作になっているんですが、 驚くのが、主人公を演じた少女(ジェーン・マーチ)と、 実際のこの作者の顔が、本当にソックリ なんですよね。言われるまで気づかなかった程。 コワイほど、似ていたっ(¨* ) この映画の中では、 レオン・カーフェイの演技が好きでした。 とても惹かれました。 17歳も年下(青年32歳 少女15歳)の少女に、 恋焦がれる青年役を演じていたんですが、 その想いに、当時は心打たれました。 今観ると、おまえ若いのに働かないで何をやっているんだっ みたいなっ(^^;) 当時とは違った印象を持つんですけどねっ(笑) この2人は、年も離れていたんですが、 国籍も違っていました。中国人のお金持ちの青年と、 フランス人で、家庭に問題を抱える貧しい少女でした。 少女はお金目的で、この青年と割り切って付き合っていて。 中国人の青年は、少女の家族にも人種差別的扱いをされ、 卑下され、可哀そうだったんですが、 それでも少女を愛し続けたんですよね。 そして、皮肉なのが、別れの時、 少女は自分の本当の気持ちに気づくんです。 青年のもとを離れ、祖国に帰る船の中で、自分は 本当に彼を愛していたんだと気づき、泣き崩れるんです。 これには私も、わがコトのように号泣してましたねっ(笑) なんで、あんなに熱くハマッたのか 又、何年後かに観たら、違った印象を受けるのかな(¨* ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.07 05:50:08
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