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カテゴリ:映画
見てキマシタっ 堤真一さん主演の映画『クライマーズ・ハイ』 もぉ、良かったっ(o ><)o 全体的に地味な映画だったんですが、 それが又ドキュメンタリーっぽくもあって、 静かに感動させられる映画でした。 もぉ、始まったばかりのエピローグの段階で、 すでに"うるっ"とキテイタ私っ(^^;) これから起こることが、もう分かっているじゃないですか。 だから、あの山へ登ろうとする現在の悠木(堤真一さん)の姿を見て、 その重さを感じとってしまったりしてっ。 過去の1985年当時のシーンと平行して、 現在の悠木が、亡き親友、安西の息子と共に、 山に登っているシーンが描かれているんですが、 それがもぉ、たまらなかったっ(o ><)o あのシーンが映る度、胸が熱くなってしまいました。 悠木の姿が、人生の重さを背負っているように感じてしまって。 最初は何でこの青年と、山へ登っているか分からないんですよね。 でも、物語が進むにつれ、その背景が見えてきて。 さらに、"うるうるっ"っとなってしまうんですよねぇ...。 最後の方は、あの山のシーンが映るたびに 泣きそうになっていました。 だけど、あの山のシーンってば凄かったですよねぇ...。 堤さん達、アレ本当に登ったんですかね? スッゴイ傾斜がコワイ山だったので、 見ていてクラクラしてしまう程でしたっ。 クライミングシーンも、下に何もなくて落ちそうだったし、 登りきったところも、良くあんなテッペンに立てたなぁ...。 っという感じだったしっ(¨;) 風で吹き飛ばされそうでしたよっ(^^;) 他にも印象に残っているシーンは沢山ありました。 悠木をはじめ、記者達の真相を追う緊迫したシーンに、 本気でハラハラさせられたし、中でも県警キャップの 佐山を演じた、堺さんの演技がスゴイ良かった。 時に激しく、時に自分の感情を押し殺したその演技に、 本当に引き込まれてしまいました。 主役級の存在感でしたっ 映画の最初の方のシーンで、 編集局の喧騒を表すようなシーンがあったんですが、 佐山がエレベーターを降りて、部屋(編集局)へ入ってくる時、 廊下は静かで、普通に話しをしていたのに、 編集局へ1歩足を踏み入れた瞬間、"ゴォーッ"っという 凄まじい喧騒で、そこは別世界のようになっていて。 アレ、すごい臨場感あってスゴイっ っと思ってしまいましたっ。 一番印象に残っているセリフは、 悠木が報道部員の神沢に言った一言。 「お前を調子に乗らせるために520人が死んだんじゃないんだ。」 というようなセリフ。 この神沢は、日航機墜落事故直後、 佐山と一緒に事故現場へ向かったんですよね。 そして、そこでの惨劇を目の当りにした神沢は、 戻ってきたあと、精神的に追い詰められてしまうんです。 そして、感情的に悠木へ食ってかかった時に、 言われてしまったのがこの一言なんですが、この神沢の存在が、 この事故の悲惨さを、一番物語っていたんじゃないかなぁ...。 なんて思ってしまいました。 私にとっては、この神沢が事故の象徴というか、 神沢の、完全に気がふれてしまっているような状態を通して、 事故の凄まじさを、実感として伝えられた気がしました。 この映画の中で、 全権デスクの悠木は、結局何も出来なかった。 という印象が残りました。 それは悠木のせいだけでは無く、 周りの圧力だったり、状況だったりしたんですが、 それだけではなく、ギリギリのトコロの判断で、 決断できない悠木の弱さもあったりして。 最後に佐山が、スクープを取ってきたんですが、 結局悠木の判断で、記事は差し止められてしまったんですよね。 そして、その翌日に他社に抜かれてしまって。 見ていて、やるせないもどかしさが悠木にはありました。 でっ、この関連で好きなシーンがあるんですが、 悠木はこのスクープを載せるにあたって、 上司に打診するんですが、3人の上司(局長、次長、部長)の内、 誰に話しを持っていくか というようなシーンがあったんですよね。 その時悠木が、等々力部長(遠藤憲一さん)を選んだ時には、 おお~っっと思ってしまいましたっ。 ここに至るまでの2人の関係は、敵対していたんですが、 それでも、やっぱりソコに行くかっという感じでっ。 ちょっと嬉しくなってしまいましたっ。 そして最後、映画が終わり、 何もない黒い背景の中でエンドロールが流れるんですが、 堤さんの名前がひとつ上がってきた時、 何故か涙が出てきて、胸が熱くなってしまいました。 役者さん達の思いが、その名前のひとつひとつから伝わってくる気がして。 この映画は、一つ一つのシーンが、みんな重要で、大切で、 どのシーンも印象に残りました。 確実に何かを感じさせられ、しっかりと心に残る映画でした。 絶対もう1回以上観に行きますっ(^^*)
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最終更新日
2024.01.08 02:20:09
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