過去の日記を再UP中(ご迷惑おかけします)
行ってきましたっ! 『輪廻秋月』 in 薬師寺っv(^^*)
何とも言えないあの厳かで重厚な感じ。
見えない力がそこに存在しているような、"あぁ、コレが薬師寺か...。" と、
いつもと違う、ただならぬ雰囲気を感じてしまいました。
最初のMCで「今の自分の気持ちが素直に入れるような曲を選んだ。」
そう言って歌ってくれた曲の中に、自分の好きな曲が多数あり嬉しく思いました。
今回MCが多く、曲の合間にその楽曲に関するコトを話されていました。
歌ってくれた曲は...。
『君に戻ろう』
『緑の山』 第56回「植樹祭」の時、天皇皇后両陛下の前で歌った曲。
『MY FATHER』では「ちゃんと歌えたらお慰み。」と歌ってくれました。
「亡くなったことを歌った曲をシングルに入れるというのは、
この業界にはなかなか無いが、供養というコトで入れてもらった。」そうです。
石井さんのお父様が、最後に観たのが前回の薬師寺コンサート。
今回の薬師寺のパンフレットには、その時の、客席で見ているお父様の姿が
石井さんの背中越しに映っているそうです。
これは石井さんが選んだのではなく、
デザイナーの方が選んだ偶然の写真なんだそうです。
お父様について「父親が亡くなるのは、こんなにも悲しいものかと思った。」
と話されていました。今日はお母様がいらしていたみたいです。
薬師寺には、石井さんが植樹した
"薄墨桜" があるのですが、お父様が亡くなってすぐ植樹したこの "薄墨桜"
には想いが入っているそうです。このMCの後『哀愁』を歌ってくれました。
『逢いたい』 この曲は当時、亡くなった叔父さんに向けて作った曲ですよね。
その歌詩が、お父様への思いにも重なるようで、聴いていて辛かったです。
『手紙』 いつ聴いても心に響き、ちょっともの悲しくなってくるような、
それでいて暖かい気持ちになれる曲です。
『ひだまり』 歌詩の良さを改めて思いながら聴いてしまいました。
最後は『緑の窓』
私的にはこの曲、持ってくるならラスト前にして欲しかったかなぁ..(¨;)
曲だけ見るとこのコンサートのラストに相応しい曲だと思うのですが、
コーラスがちょっと前面に出てしまっていて、
ラスト、石井さんの声に “ドップリ” 浸って終われなかったのが残念でした。
『緑の窓』は、8人が通う小学校の為に作った曲。
この楽曲が持つエピソードゆえの演出だったのだと思うのですが、
コーラスもそれに合わせ、わざと幼く歌っている感じが妙に目立っていました。
今回で3回目となる薬師寺コンサート。
「ここで3回コンサートを行なえた事は、
自分の中の思い出として一生残るだろう。」
と石井さんは話されていました。
今日は "東塔" の上の方に "月" が出ていました。
今日の奈良は雲が多かったのですが、
流れる雲の隙間から月が見え隠れしていました。
今日は、ラストの曲が終わり、奥に引けた後、
石井さんが再び出てきてくれる事はありませんでした。
いつもは出てきてくれるのにっ...。
アナウンスの音が早く入り過ぎてしまったからなのかな?
石井さんがステージに出てきてくれようと裏を歩いていたのは見えたのですが、
ステージには立たず、又すぐに戻って行ってしまったんですよね。
スタッフに止められちゃったのかな?
私の席からは良く見えなかったのですが。
石井さん、最後にひと言、話したかったんじゃないかな?
あの時、聞くべく言葉が聞けなかったような気がして、残念に思ってしまいました。
カーテンコールの拍手が続いていたのですが、石井さんはそのまま出て来ず、
他のメンバー達がステージに出てきて客席の写真を撮ったりしていました。
その他...。
衣装は3パターンで3着とも形は似ていました。
私の大好きな、あのアオザイに似たヒラヒラした衣装でした。
3着共このタイプで揃えて来られた時にはたまらなかったっ(爆)
どれもとてもキレイなデザインでした。
このタイプの衣装&今の髪型ってば、石井さんに1番似合っている。
ずっとこのままで居て欲しいっ(o ><)o
コンサートが始まる前、和尚さんのお話がありました。
「今まで何人ものアーティストの方達がいらしたが、
石井さんが一番多く奉納してくれている。」と。
で、石井さんにお守りをプレゼントされたそうなんですが、
「強欲なのか、家族全員の分も持っていった。」と聞いて、
微笑ましく思いながらも爆笑してしまいましたっ。
グッズを並んでいる時にリハーサルの音が聞こえてきました。
石井さんが1曲歌い終わる度に、拍手が起こっていました。
私はグッズ列に並んでいたのでその模様は見れなかったのですが、
もぉ、見たいっ!!(o ><)o と、うずうずしてしまいましたっ(爆)
だけど薬師寺に来るまでに色々歩いて周り、疲れ切っていた私には、
この石井さんの歌声が救いになり癒されてしまいました。
不思議と疲れが引いていったのには驚いてしまいましたっ。
最後に。今回、この薬師寺コンサートに参加出来た事、
本当に嬉しく思います。
あの “薬師三尊像” をバックに歌う石井さんの姿に、
身震いしてしまいましたっ。
建物全体がオレンジ色にライトアップされた時には、
スゴイよコレ!スゴイ!と、カナリ興奮してしまいましたっ(笑)
今日は心に響いてくる曲が多く、自分に浸透し、心震えるコンサートでした。
石井さんの楽曲の良さが際立つコンサートでした。
今日、全体的に感じた事ですが、歌っている石井さんの声が震えるんですよね。
心で歌っていたというか、とても繊細で。
亡くなった石井さんのお父様への思いを、強く感じる曲(歌詩)が多かったです。
今回程、歌詩を真剣に聴いていたコンサートは無かったんじゃないか?
と思う程、真剣に、一言一句、聞き逃さないよう聴いている自分がいました。
これから10年をかけて改修工事を行う "東塔"。
これから先、10年は薬師寺でのコンサートは行われないんでしょうね。
今日のコンサート、シッカリ胸に焼き付けました。
私にとっても、一生の思い出になるコンサートでした。
もし又10年後、ココでコンサートを行う事があったら、必ず又来よう!そう思いました。
『輪廻秋月 in 薬師寺』本当に素晴らしいコンサートでした。
石井さんの想い、シッカリと受け止めました。 ありがとうございました。
P.S 薬師寺の “顔魂”