☆☆ えいごとインテリアの国 ☆☆

　


「雲の上で。。。」のつづき。

（Harukiさんシリーズ、最初から読みたい方は→こちらからどうぞ～。「つづく」でどんどん進めます♪）



日本に帰ってきて。。。

パソコンをＯＮ…そして、メールソフトを開けると…


Harukiさんからメールが来ていた。　（英語＆フランス語で）



「日本には無事に着いたかい？

　君たちと過ごした時間は、楽しくてあっという間に過ぎてしまった。

　○○クン（＝息子）には、少し心配をかけてしまったかな。

　でも、父親だと思われるのも悪くなかったですよ。

　こちらに来て、フランスの学校に入れてはどうかな」



え。。。「フランスの学校」って？？？



とりあえず、最後の一行はスルーして^^;、お礼のメールを送った。



それから…Harukiさんからのメールは、

なぜか少しずつヒートアップしていく感じで。。。



「僕がフランスに帰化する申請が、もうすぐ通る予定だから、

　そうすれば、君もこちらに住むことができるようになる」 とか。。。



…ど、どういうこと？？？　＠＠




確かに…少し前までだったら、Harukiさんの言葉を本気にしないまでも、

ドキドキ。。。ちょっとうれしい気分になったような。。。




でも。。。


「雲の上」から、私の心に 悶々 としたものが消えなかったわけ。。。


それは。。。










口髭の感触がダメだった。。。










ごめんなさい、Harukiさん！！！　＞＜

ごめんなさい、これまでずっと読んできてくださった、皆さん！！！　＞＜




これは、どうにも説明のしようがないんです～。(T T)



衝撃の「路上キス」で。。。

かな～り唇に近いところに触れた、その感触。。。

それが、ダメだったとしか。。。



考えてみれば、それまで口髭のある人とキスしたことなんて、なかった。

（挨拶でもね^^;）


単に慣れてなかった…ということなのかもしれませんが。。。





その後。。。





私の返事は、少しずつ間隔が空くようになり。。。


Harukiさんも、何となく空気を察した感じになってきた頃。。。

（…といっても、「家庭を壊すわけにはいかない」的な捉え方だったみたい…

　まさか、本当のことは言えないし。。。＞＜）



それまで、あまり調子が良くなかった私のマックは…

とうとう寿命を迎えた。。。





…これが、「ナノ不倫」 の結末。。。




もし、あのとき…

Harukiさんが口髭を生やしてなくて、

つるつるのお肌だったら。。。

今頃、私（と息子）はフランスの人になっていたのかしら？？？？




完



* * *


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