テーマ:障害児と生きる日常(4429)
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やっと終わりました、読書感想文。
これが終わると親も子もほっとします。 読み書き障害のある息子にとっては、嫌な宿題ランキング1位だそうです。 読書感想文で何をやらせたいのか? 本を読ませたいのか、考えさせたいのか、字を書かせたいのか、どれに主眼を置きますか? 本を読むのが苦手な子には、長編ではなく短編でもいい。 黙読で内容が理解できない子には音読でもいい。 音読するのが苦手な子には親が代わりに読み聞かせてもいい。 一番大切なのは、本に書いてあることを理解して、自分なりに色々感じることや考えることではないでしょうか。 息子が低学年の頃は、一筆箋か短冊くらいの大きさの紙に文を一つずつ書いて、紙を並べ替えるという方法もやっていました。いつも途中で書くことに疲れてしまって、考えることができなくなっていました。 うちの子には考える練習の方が大事なんじゃないかと、清書だけやらせることにして、下書きの段階では書かせるのを止めました。インタビュー形式で色々話をしながら、子どもの話したことを親が書き取っていきました。 「誰が出てくるの?」「どんなことをするの?」等を聞きながら、要約の練習から始めました。 読書感想文に要約を書く必要はないのですが、要約は、内容を理解していないとできません。起承転結や作者が一番言いたいことが見えてきます。 学生の時は、突然当てて要約をさせる英語の先生がいて、いやでしたけどねぇ^^; 次に、子どもの感じたことを聞いていきますが、 「何がおもしろかった?」と聞いても、出てこなかったりするので、好きか嫌いかを聞いてみると良いと思います。 好きなことより嫌いなことの方が分かりやすいのか、どんどん思ったことが出てきたりします。 清書してみると原稿用紙2枚は書けていたりするので、「できた!」という達成感も持てるようです。 中1になった今は、パソコンで文章を考えながら入力できるようになりました。手書きで書いたり消したりするのが嫌なのと、漢字を書くのは苦手なので、パソコンで文章を考える方が良いと言っています。不思議なことに漢字変換は選択をまちがえないので、自信を持てるようになったみたいです。 印刷したものを提出できたら言うことなし! でも、学校はまだまだ・・・ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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