テーマ:軽度発達障害児の思春期(45)
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前回の日記で紹介した『ソーシャル・ストーリー・ブック 書き方と文例』には、文例集に「みのまわりのこと」という章がある。
もし、中高生向けの文例集があったら、載せて欲しいと思うのはニキビについてである。 ニキビとは何か、ニキビはなぜできるのか、ニキビができたらどうしたらいいのか、そういう知識が必要だと思う。 子どもの頃を振り返ると、中学生になる前には、薄々知っていたことのような気がする。 「ニキビが花盛りの中学生」という表現を聞いて、外ですれ違う近所の中学生の顔思い浮かべ、思春期になったらニキビができるものなのだと知っていた。 ところが、自閉症スペクトラムの子どもたちは「一を聞いて十を知る」人たちではないので、一つひとつ教えていかないとわからないことが多い。 息子が中1の時、鼻の頭に一つできたことがあって、「それはニキビだよ。」と、ニキビのことをいろいろ話して聞かせたのだが、ニキビじゃなかったのか、それっきりできなかった。 昨日、久しぶりに鼻の頭に一つできていた。 「洗顔フォームで顔を洗った方が良い。」と言ったら、素直にそうしていたが、今日また隣に一つできていた。 いよいよ、ニキビ花盛りの中学生か? 某ニキビ治療クリームの説明書を見せながら、クリームの使い方のところを「1日3回程度(朝、午後、おやすみ前など・・・」と読んでいると、 「おやすみ前って、金曜日のこと?」と、息子が言う。 「は~っ!?」 「いや、ボケてみた。」 「マジ~!?」 冗談なのか本気なのか分からないヤツである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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