きょうのこどもたち

下の弟はコーンフレークフリーク（早口言葉じゃない）です。
実は、全国コーンフレークフリーク同好会・関東支部の会員、会員番号07番、じゃないかとさえ思うこともしばしばです。
まず、牛乳の量からうるさい。少なすぎても、多すぎてもだめなようで、器に対して「これくらい」という基準があるようなのです。それと食べ方。とりあえず牛乳とからめてコーンフレークをひととおり食べた後、まだ牛乳だけかなり残ったままで、スプーンを静かに器に近付けて慎重に何かをすくいとるような手付きで、（例えば金魚すくいで金魚を狙っているような感じで）ひとさじ、ひとさじ、そこには牛乳しかないのに大切そうにしてすくって飲むのです。（私なんかでいえば、行儀が悪いかも知れないけど、牛乳だけ残ったら器を両手で持って、一気に飲み干して、はぃごちそうさま…といくはずですが）
そこには彼なりのこだわりがあるようで、朝の時間内におさめてくれればこちらは何も文句はいいませんが、コーンフレークの食べ方を教えたわけではないのに自分なりの決め事のようなものを構築していくみたいで、いろんなことを自分の意志でやろうとしているところが面白い。