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• 抗がん剤は中止に

  白血球の減少で、TS-1の服用が中止になった。せっかく効果があったので、少し残念。ただ、吐き気は白血球の減少が理由だったのかもしれないので、それが落ち着くことはよいことだと思うことにしよう。兄夫婦が戻ってきた。病室がにぎやかになり、少し母も嬉しそう。その反面、周りにとても気を使い、疲れてしまう様子も。。。難しいところ。久しぶりに今日は晴れたので、布団を干して、洗濯と掃除も。母も、西日がキレイだと嬉しそうだったのがよかった♪

  2006年07月22日

• 快方に向かってるのかどうかわからない・・・

  ややおしゃべりができるようになったけれど、相変わらず眠りがち。食欲も不振気味。ただし、好きなものを目の前に見せると、食べる。これって、やはり本能は最後まで残るからかしら？？？父とのコミュニケーションがやはり難しい。お互い、母のことを思っているのだけれど、気がつくポイントがずれてるので、一緒にいるとお互いに不満が。。。できるだけ一緒にいないようにしよう(笑)←こんな解決策でいいのだろうか？明日から兄夫婦が戻ってくることに。おばさんの家に来週からにします。

  2006年07月21日

• 点滴で少し復活

  点滴のおかげか、母の調子が少しよくなった。時たま笑顔が見られるし、食欲も少し戻ってきて、サンドウィッチや果物などを少しずつ食べられるようになった。お薬も飲める量が増えてきた。医学の力ってすごい。やはり脱水気味だったのかしら？ずっと暑かったもんね。心配なのは、会話がかみ合わない点がまだ続いていること。モルヒネのせいか、脳転移のせいか・・・。これで、抗がん剤もまた飲めるようになって、低め安定が続くのよいのだけれど。母の姉が、大量の差し入れを持ってきてくれ、ひとりで家にいるなら、うちに泊まればいいよ、と言ってくれた。ありがたい申し出だ。早速明日から、お言葉に甘えて、お邪魔しようかと検討中。明後日からは兄夫婦が1泊2日で帰ってくるので、その時は自宅でもいいし。今日は早めに帰宅して、早めに寝ようと考えていたのに、名古屋の友人とメッセンジャーで3時間も話してしまった！！そして、すっかり目が冴えて、もう日付まで変わってしまったY(>_

  2006年07月20日

• 再入院

  母が再入院した。脱水症状？を改善するため。早速、採血、レントゲンなどの検査の後、電解質輸液剤の点滴を開始。入院したことで、気落ち半分、安心半分の様子。（父、母ともに）座ったりはなかなか出来ないが、昼夜ともに、少しずつ氷などを食べ、お薬はほぼすべて飲めた。（朝病院へ行く前は飲めなかったが）今日、明日と続けて点滴をする予定なので、これで少し、体調が持ち直してくれればと思う。そして、父も、少し休むことが出来れば･･･。といいつつ、父は付き添いのため病院残り。ソーシャルワーカーの方や、ケアマネさんも来訪して、励ましてくださり、とても多くの方に支えられていることを強く実感。主治医も、母には暗い話題は何も言わず、とにかく明るくしてくれるのがありがたい。入院当初は「本人にすべて真実を話す」という主義の方で、「言わないでくれ」と何度も衝突した上に、反対を押し切り東京へ行くなど、本当に自分勝手な患者なのだけれど、戻ってきたら、ちゃんと受け入れてくださって、対応もよい。「医者の言うことはぜったーい！」という王様気質は残っているものの、王様の仰せのとおりにしている限り、完全なる庇護のもとにいられるので、そういうのがよい面もあるなぁ、と再度実感中。都会は自分で治療法を選択できたりする代わりに、末期になると冷たいからね。最期をちゃんと看取ってくれるような病院も、やはり必要。母がいつ最期を迎えるのかはわからないけれど、いまさらもう転院は無理だろうし。（ホスピスは除く）私は一軒家にひとりぼっちでちょっとコワイ夜を過ごし中･･･。しかもさっきでっかめのゴキちゃんがいたよ･･･。

  2006年07月19日

• 戻ってこられますように

  朝一でケアマネさんがやってきて、明日から入院が決まった。熱が下がらず、食事も食べられない。ケアマネさんの見立てでは、もう脱水症状を起こしていて、母はかなりの我慢をしてしまっているようだ。ぎりぎりまで母は渋ったけれど、明日熱が下がらなければ、という条件で妥協。現在37.2度。微妙･･･まぁ、家族としてもケアマネさんとしても、熱のことは母を説得する口実であり、入院は確定。夏ばてもあるだろうし、かなり身体も限界に近いだろうから、点滴などで、少し持ち直してくれればいいなぁ。そしてもう一度、家に戻れますように！！！家族だけでは、母が弱っていっていることは分っていても、家に居させてあげたい気持ちが強すぎて、入院の決断はなかなかできなかった。ケアマネさんが決断してくれて、今回はよかったのだと思う。指摘のとおり、確実に母は無理をしているし、食べられない、薬も飲めない。意識も時折混濁するようで、話もかみ合わない。あきらかに、医者のいる環境においた方がよいのだ。その方が、少しでも（身体的に）楽に過ごせるだろう。精神的な面では、「元気になったら帰ろう」という点で、なんとか引っ張ることが出来ればと思う。週末には兄夫婦も一度帰省する予定。よい方向へ向かいますように(￣人￣)

  2006年07月18日

• 1日は8時間くらい・・・

  朝ついに38度近くの熱が出て、やばいか？と思われたが、水分をたっぷりととり、冷えピタとアイスノンまくらでなんとか復活。夕方には36.6度まで下がった。ほっ。しかし、だんだんと短くなる活動可能時間。かろうじて昼は元気に座ったりおしゃべりしたりするが、朝と夕方以降はもうぜんぜんだめだ。覚せい剤が必要なのでは？と思うくらい、覚醒しない。ということで、晩御飯が食べさせられない。夜のお薬が飲ませられない。どうにかよい方法はないものだろうか・・・？

  2006年07月17日

• 薬を飲ませるかどうか、それも問題だ！

  私自身、疲れていたのか、昨日はお風呂にも入らずに22時に就寝。それなのに起きたら9時半だった``r(^^;)久しぶりにじっくり眠れたのでよしとしよう。母は、朝から夕方くらいまで久しぶりに調子がよかった。といっても、微熱とだるさはあったので、熱冷まシートとアイスノンまくらは必須。久しぶりにおやつも食べたし、テレビも楽しんだ。が、夜はやはり不調。夕食のために座ったまではよかったが、食べ始める前にグロッキー。横になったと思ったら、兄夫婦から電話があり、PCでTV電話をつなぐ。元気な姿を見せたかったのだろう、母は無理して座り、いつもの3倍くらいの速さで食事を始め、「美味しいよ」「元気だから」「大丈夫」を連呼。そして・・・無理は続きません。すべてを戻してしまいました。・゜゜・(>_

  2006年07月16日

• 

  少し回復するも微熱中の母と嬉しい届き物

  昨日よりは少しマシになったものの、母体調はすぐれず。微妙な37.5度という熱や、時折来る吐き気、咳込み、痰がつらそう。とはいえ、大半は眠ってすごしているので、苦痛は少ない方かも。夜、兄からパソコンでTV電話があるが、ぜんぜん起きることが出来ず、少し話しただけで終了。薬も、一部飲めず。それでも、本人は「昨日よりは楽になったー」と言っているので、よかった。（ということにしておこう）★嬉しかったこと友人から、おいしそうなメロンが届きました！ありがとうありがとう♪まだ熟しきってないようなので、しばらく置いてから、母に食べさせるつもりです(o^-^o) 山形県庄内のクラウンメロン赤肉です！ 写真では３つですが、５つも入ってました♪

  2006年07月15日

• 暑い中通院でぐったり・・・

  母の通院日だった。朝から不調で薬も2種類しか飲めなかったが、案の定、病院へついてすぐに戻し、帰宅して薬服用後すぐに戻し。。。とほぼ何も食べられず、薬も飲めず状態。そんななのに、いざ診察の時には、「大丈夫です」を連呼。きっと、入院したくない一心であろう。主治医もそんな本人の意思を感じ取り、実際、入院すると弱るのを前回確認済なので、ぎりぎりまで在宅でがんばりましょう、ということに。腫瘍マーカーはやや上昇気味だが、白血球は減ってないので抗がん剤は継続。また、点滴も受けてきた。これまでの3時間から30分になり、とてもありがたい！少しでも骨が強くなるとよいのだけれど･･･。これ以上の骨折はできれば避けたい。帰宅後、訪問看護で浣腸も実施され、母の疲労はピークに。本当にぐったりとして、すごいイビキをかいて眠っていた。でも、今日出しておかないと、明日さらにつらいので仕方がない。夜も、一口食べただけで吐き気がしていたが、なんとかアイスクリームを半分食べて、夕食後薬はすべて飲んで眠りについた。今日はあまりにも暑過ぎたせいもあったのだろう。車酔いもあるだろう。弱ってるには違いないのだが･･･。熱冷まシートとアイスノンまくらは、大活躍中！（37.5度程度の発熱だけれど、とにかく空気が熱いので気持ちよいらしい）

  2006年07月14日

• 眠らせておくのか起こしておくのか、それも問題だ！

  最近の母は、食事のとき、訪問看護のとき以外、ずっと眠っている。たぶん、1日のうち20時間以上･･･。起きているとしんどそうなので、眠らせておいてあげた方が、こちらの気持ちは楽なのだけれど、食事などで起こすときはすごく大変。眠りすぎてて、ぜんぜん覚醒できない。半分眠った感じで、無理やり食事（というほど食べないが）をしている。少し前までは、兄の結婚式ＤＶＤがよい覚醒作用を発揮してたのですが、じわじわと効果が薄れてきました。うーん。。。あんまり眠らせていると頭もぼけてしまいそうだし、起こそうと話をしていても、途中で眠ってしまうし・・・。悩ましいところだ。明日の診察で主治医に確認してみよう。

  2006年07月13日

• 食事

  母が朝と夜はほとんど食べられない。食事の時間以外はほぼずっと眠っている。時折、生きてるのか不安になり、呼吸や脈を確認してしまうほど。何を食べさせよう？どうやって起こしておこう？眠らせておく方がしんどくないだけ楽なのかな？義父の病理検査結果によると、進行がんと思っていたが、早期がんだったとか。これは、嬉しい話なのだけれど、本当にそんなことがあるのだろうか？やや懐疑的な気分になっている。また、もし早期がんだったのだとしたら、胃を切られ損？そんなことはないのかな。なかなか医者の話を信用できないようになってしまったようだ(Ψ▽Ψ)

  2006年07月12日

• いつまで自宅で介護するのか？それが問題だ！

  母が朝からもどす。お薬が飲めないほどの不調。なんとか3時間遅れで朝のお薬を飲み、昼夜も少しずつずらして飲んだ。食事も大体1割程度。ケアマネとかかりつけ病院のソーシャルワーカーに電話して相談した。結局は、現状ではもう、いつ入院してもおかしくない状態。本人と家族が在宅を希望しているので、それでもなんとかやっていけるが、入院の意思があれば、いつでも受け入れるとのこと。本人はあくまでも入院はしたくないという希望。（最近は脳転移のためか、モルヒネのためか、判断力がにぶいという面もある）家族は、本人の意思は出来るだけ優先したい。が、いざというときの対応が自分達だけでは不安な面も大きい。また、酸素や点滴など、常時何かしらの装置を付けるようになれば、入院させた方がいいだろうということで方向性は決まっている。現状では、非常に微妙なところ。食べられなくて薬も飲めない、という状況が丸一日続けば入院だろうが、1日の中でも波があり、かろうじて少し食べたりできる。不安定な体調の母を見ているのは、父も私もつらいが、少しでも安心できる環境においてあげたい気持ちもある。また、こうして母と過ごす時間の貴重さも、ひしひしと実感している。波があってもかまわないから、できるだけ自宅に居させてあげたい。母の体調が、低めでも安定の日が少しでも長く続きますように。祈るばかり。

  2006年07月11日

• 久しぶりに介護再開で胸中複雑

  お引越しなどでばたばたしていて、ちゃんと母の介護をするのは久しぶり。最近の母の傾向は、急にえづくことが多い、眠りがち、ほとんど食事をとれない、微熱気味、血圧低め。やや心配な症状。明日から、2週間飲んで1週間お休みする、という抗がん剤を飲み始める日なのだけれど、あまり母の状態が芳しくないので、延期してはどうだろうと思い、ケアマネ経由で医者に相談しようとしたら、ケアマネの段階で、検討の余地なしとなった。どうやら、医者の言うとおりにしてないと、機嫌が悪くなるらしい。いやー、やはり、田舎の医者ですね。言うとおりにしてないと、もう知らないと見捨てられるそうな。なんだ、それ？？？といっても、この田舎では他に見てくれる病院のあてもなく、訪問看護も、そのケアマネさんのいるところで、とてもよくしてくれているので、それ以上のことをこちらから言うのは損なのでやめました。入院させれば、何でもすぐに主治医に相談できてよいのだろうけれど、母自身は少しでも長く自宅に居たい様子だし、このままの状態では病院へいれたら、すぐに食べられなくなり、あっという間に弱るだろう。とりあえず今週は診察日があるので、そのときによく主治医に相談しよう。ご機嫌を損ねないように、「不安なので教えてください」という姿勢を崩さず・・・あー、なんで、こんな大変なときに、そんな余計なところに気を遣わないといけないのだろう。と思いつつ、無理を押して東京へ行ったこと、戻ってきたら受け入れてくれたことを思うとあまり贅沢は言えないなぁ。きっといやな患者であろうことよ。

  2006年07月10日

• ずいぶんサボってしまいました・・・

  日記を書かないうちに、もう１ヶ月近くたとうとしているんですね。ちょっと自分でもびっくりしてしまいました。その間に、いろんなことがありました。母がいよいよやばくなったけれど持ち直したり、義父の大阪帰りとともに、私と夫も大阪へ戻ることになり、会社を退職したり、同居が開始されたり・・・。もっともっと時間がたつと「あの頃いろいろあって大変だったなぁ」という時期になるのでしょうが、まだまだ渦中なので、あまり実感もなく、毎日をただ一生懸命過ごしている、という感じです。今は大阪の実家で、引っ越してきた荷物を片付けつつ、嫁としてのお仕事、といっても基本的な家事くらい、をやっています。義父が胃を切ったばかりなので、食事が少し大変なくらいで、一緒に暮らすうえでは、特に困ったこともありません。慣れない土地なので、少し落ち着いてからが大変になるのかもしれませんが。あさって９日からは、また愛媛に帰ります。義父と夫という男二人を残して帰るのは忍びないのですが、母の調子もよくないので、仕方ありません。しばらくは、愛媛と大阪を行ったり来たりになりそうです。大阪ではまたネット環境が整っていないため、今はネットカフェからの書き込み。愛媛に戻れば、また環境があるので、がんばってブログを書きたいと思います。織姫様と彦星様が会えますように♪

  2006年07月07日

• 義父の手術成功！

  義父の手術のため、朝６時起きで病院へ。３時間半（麻酔などの準備や回復室での待機時間も入れると５時間）の待ち時間はもっと長いかと思ったけれど、パソコンで懐かしい写真を見たり、（昨日退屈であろう義父に、夫がパソコンをプレゼントした。７２歳の手習い）義妹といろいろ話してるうちにあっという間だった。無事手術が終わり、医師から切り取った胃を見せてもらい説明を受ける。思ったより腫瘍は大きかったが、胃は2/5くらい残せているし、他への転移も見つからなかったようでほっと一安心。義妹は涙チーだった。病理検査で、浸透度？が浅ければいいなぁ、と思う。麻酔から覚めたあとも、ほぼうつらうつらしている義父のそばに、夜8時半まで付き添った。1時間おきに看護師さんも見に来てくれるし、点滴もずっとしているのだけれど、家族がそばにいるのといないのとではきっと違うだろうから、長く居られてよかった。ということで、今日は母の病院はお休み。兄夫婦に任せっきりだった。とはいうものの、愛媛への道は着々と進んでいて、愛媛での受け入れ病院にはベッドの空きがないという連絡があった。が、16日の外来診察の予約はとれたので、とりあえず15日に帰って、在宅で様子をみることに。訪問看護ステーションとの連携はうまくいっているので、家に帰り着きさえすればなんとかなるであろう。がんばれ、母！今回は、父と兄夫婦が付き添うため、私は特に付き添わなくていいと言われている。嫁ぎ先の父が術後すぐだし、私の体調もすぐれない。確かに、東京で待機でもいいかなぁと思ったりもする。ただ、万が一移動中に何かあったら、私はその時後悔しないだろうか？と考えると、一緒に帰ったほうがいいような気もする。どうするかでずっと悩み中、悩み中。。。

  2006年06月12日

• 病院をはしごする毎日

  手術の前日なので、一度義父のところへ顔を出す。午前中に、義父の兄が同窓会のついでにお見舞いに来てくれた模様。昨日の夕方も、同窓会で寄った勢いで来たらしい(笑)私たちが付き添っているときにきてくれればよいのに、東京までこさせておいて、ほったらかしだと思われたのではないかとちと不安。午後からは、父と兄夫婦が大相撲を観戦することになっていたので（父のガス抜き）、私と夫は、母の付き添いで大学病院へ。スープストックで手土産にスープとパンを買っていったところ、少しは食べてくれたので少し安心。やはり流動食系は、少しいけるようだ。夕食は、兄嫁が作ってきてくれた茶碗蒸しときんぴらごぼうと病院食を頂いた。兄嫁はめちゃくちゃ料理上手さんなので、こういうとき助かる。本当にありがとー！！大相撲観戦帰りの３人は、定番どおりちゃんこを食べてきたようだった。兄夫婦が結婚式の写真（の一部）を２冊のアルバムにして持ってきてくれていたので、母との会話もそれをみながら弾んでよかった。少し前向きな気持ちにもなった様子。もう少し食欲があるといいのだけれど･･･。

  2006年06月11日

• 麻酔ってコワイ・・・

  義父の件で、麻酔科の先生から話があるとのことだったので、病院へ。淡々とこわーい話をしてくれる麻酔科の女性だった。ごくごくわずかな可能性のことまで全部説明するので、マイナス思考だとどんどん不安に陥っていくに違いない･･･。「お腹を切る手術は2番目に痛い（一番は肺）」とか「硬膜外麻酔では動くと神経にさわって麻痺になるよ」とか、そんな話ばかりが記憶に残った。。。でもまぁ、彼女たちもプロだし、任せるしかないのだが。帰りに、母の大学病院へ・・・寄ったのかどうかが、もう思い出せない(ノ_・、)（これを書いている今日は13日火曜日）疲れてたから、寄らなかったのかも。。。また思い出したら書こう。----------と思ったら割とすぐ思い出した。大学病院へふらふらしながら寄ったら、父の弟夫婦がお見舞いに来てくれていた。ありがたいことだけれど、2時間も長居されたのにはちょっと参った。お見舞いは30分以内でお願いしたいものだ。母も、楽しくしゃべるときもある反面、疲労の隠せない部分もあって、和んだのかどうか微妙なところ。お見舞いのケーキは私が美味しく頂きました(￣∇￣*)ゞ胃腸がやられてるというのに、口がいやしくて・・・

  2006年06月10日

• 末期がん患者のいきつくところは！？

  大学病院で紹介していただいた病院へ、代理受診に行ってきた。うーん、普通の町医者の大きい版という感じ。先生も、医療連携室の方も決して悪い人ではない。けれど、やはり古さと暗さは感じられる。末期がん患者がジプシーになりやすいという現状の中で、治療も続けながら引き受けてくれるというのは、非常にありがたく、医者として、いいことをしているのだとは思うのだけれど･･･。けれど、最期の時を迎えるのが、こんなさびしい環境でいいのかな？と思ってしまった。いよいよ末期という患者に対しては、緩和ケアのような痛みや不安の排除もさることながら、ハード面、施設の綺麗さや日当たりのよさなども絶対に必要だと思う。たとえ残り少ないからと宣告されたからといって、「求める快適さ」が変わるわけではない。自分がその場で過ごしたいと思えるような場所を、末期がん患者にも提供してほしい。ということで、一応どこにも行くところがない場合はお願いすることにしたけれど、できれば愛媛へ連れて帰る方向で考えている。以前居た病院での受け入れの返事はまだこないが、民間救急や新幹線の手配はすべて済ませた。なんとか、来週中に移動できればと思う。母自身は、アレディア注のためか、全身のだるさがあり、眠ってばかり。食欲もほとんどない。正直、連れて帰るのも賭けなのだろうけれど・・・。夕方からは義父の件で医師から説明があった。現在の検査でわかる範囲では、胃以外への転移はなし、リンパ節もおそらくなし、浸透度？はおそらく筋肉層まで、という話だった。胃も全摘ではなく、残せそう。少しほっとした。あとは12日の成功を祈るのみ。そして、病理検査の結果でも、これ以上悪い所見がでませんように！

  2006年06月09日

• 

  方向転換して動き出した

  母は1ヶ月ぶりのアレディア注。５００を4時間かけてゆっくり点滴。これで、少し骨の痛みがとれたり、固くなったりしてくれると嬉しいのだけれど。こちらのうにを持参すると、喜んで食べてくれた。よかった(o^-^o) 母が愛媛に帰ると言い出したことで、一気に話が進んでいく。というか、私がバタバタと動いている。以前お世話になっていた病院と訪問看護ステーションに連絡し、了承を得る。主治医からも、診療情報提供書を書いてもらうとことで話がついた。予定日は14日。（病院のベッドの空き確保はまだ）ベッドの空きが確認でき次第、民間救急や新幹線の手配をしよう。同時に、大学病院をできるだけ早くでなくてはいけないため、9日は朝から紹介していただいた病院への代理受診。愛媛とのふたまたになるわけだが、主治医は直前キャンセルも問題ないので、正直ベースですべて話して構わないので行き先を確保するようにとのこと。14日より早く空くかどうかがカギ。でも２度の移動はめんどくさいし、母の身体への負担があるため、できればしたくない選択肢だ・・・。ようやく方向性が見えてきたが、来た時に比べてあまりにも元気がなく、弱っているように見える母を、無事愛媛までつれて帰ることができるのか、これはとても不安。だけれど、母の願いなので、できる限り叶えられるようにがんばろう！といいつつ、ややばて気味ε=(￣。￣;)フゥ義父は本日から個室へ移動。昨日胃カメラ、本日CTを済ませ、明日9日には腸の内視鏡検査。ポリープが見つかればその場で切除。そして、17時からは家族への説明。これにも行かねば！

  2006年06月08日

• 休息日

  夫の誕生日だったので、無理やりオフ日にした。が、行かなければ行かないで気になる一方で、体調は急降下。熱はでるわ、泣き喚いて夫にあたるわで、大変な休息日に(ＴＴ▽ＴＴ)ダァー なんとか気をそらすために、ゲームをしたり、ネットをしたりしました。そこまでするなら、病院行けよ(￣∇￣；；；)ゞという感じの私でしたが、なんとか4時間の睡眠を確保できたので、よかったということにしよう。夜、兄から電話があり、母は在宅で自宅に居られるならば、もう愛媛に帰りたい、という強い希望を言い切った様子。さっそく、愛媛でお世話になっていた訪問看護の方（ケアマネージャ）にFAXを送り、在宅看護の可否や福祉用具について問合せ。8日の午前中には電話で打ちあわせし、主治医と再度相談。転院前になるか、転院後になるかわからないけれど、帰る手配をつけたい。骨折などの関係で、移動自体や在宅看護にストップがかかれば、私の家の近くか、千葉の家の近くの緩和ケアも考慮しよう。

  2006年06月08日

• 義父、入院。母の今後はまだグレー。

  義父が、東京の病院で初診を受け、無事入院した。家族の間では隠していた事実を、先生はあっさりと「悪性です。がんですね。」とおっしゃった。心の中で「お、オイっ(＠Д＠;」とツッコミつつも、どこかでほっとした。家族の口から告知することもなかなか大変なので、本人は心の準備ができてなかったかもしれないけれど、家族（少なくとも私と義妹）は、それでよかったのかなぁ、と。12日に手術をするということで、決定し、急ピッチで検査を進行中。初日から、心電図、採血、尿検査、レントゲン、と着々とこなしていた。今後、エコー、CT、内視鏡などを行い、手術へ挑むことに。今回の主治医の判断も、胃は少し残せそうな場所だということ。あとは進行次第か？残せますように！ついでに母のことで「緩和ケア科」の話も伺ってきた。が、やはり本人が納得していること、抗がん剤を一切やめることが条件。これは厳しいかもしれない。夕方から母の病院へ。今日は車椅子で散歩もしたらしく、少し体調もよさそう。といってもやはり眠りがちで、あまり話はできない。現在の大学病院から紹介してもらった病院から連絡がきたため、今週金曜に私が代理受診で相談に行くことに。母は、紹介もしてもらった手前、また兄の希望を叶えるため、2週間くらいはそちらでお世話になろうと思っている様子。その後は、愛媛の自宅へ帰りたいというのが本音のようだ。明日、兄も交えて、また家族会議。だが、私は欠席させてもらう。（夫の誕生日であることと、母が私と兄が揉めそうなので嫌がったため）今後のことは本当にわからないが、父も疲れきっている様子だしできれば早めに愛媛に帰らせてあげたい。が、兄の気持ちもわからないでもない。どうすれば兄を説得できるのだろうか？大切なことは、本人の気持ち。。。だけれど、それだけではなく、残される側の気持ちと今後の生活。

  2006年06月06日

• 切ないこと

  箱根土産の、富士山と芦ノ湖の絵柄を海苔に焼き付けたでっかいせんべいをもっていくと、見た瞬間は笑ってくれた。そういう些細なことが、嬉しい。あとはとにかくしんどそうにしていた。それなのに、毎回帰りには「ありがとう」という。その気持ちが、切ない。

  2006年06月05日

• 箱根旅行

  大阪から入院のために出てくる義父を迎えにいきがてら、義妹、甥っ子2人とも待ち合わせて、箱根旅行へ。急遽決めたわりには、安くてよい宿が取れた。1泊2食付8500円也。久しぶりに会った義父はそれなりに元気そうで、食欲もモリモリだった。ちょっと安心したような、心配なような･･･。夜ごはんは、かなり豪勢で、美味しく、目も口も満足したのだけれど、胃腸は受け入れてくれず、すべて出すことに(ＴＴ▽ＴＴ)温泉で久しぶりに体重を量るとジャスト40キロ。やばすぎる。なんとか30台にはならないように気をつけねば！と思ってがんばって食べたのがまずかったのか･･･。でも温泉はやっぱり幸せ♪長くは入れないけどね。芦ノ湖でスワンを漕いだりして、楽しい時間を過ごす。義父は、食事後すぐに8時ごろから眠りについていたが、残りの5人（小学生2人含む）はウノと大富豪で盛り上がる。ドーナツ（豚の尻尾？）、ダウトの正式な遊び方がわからず、しっくりこないまま。トランプの遊び方って、以外に覚えてないものだなぁ。母は「義父のことをがんばりなさい」と気遣ってくれて、それもまた微妙に息苦しいところ。「これで娘にも頼れない」などと思ってなければよいけれど・・・。

  2006年06月04日

• 母の食欲不振と私の看病疲れ

  おにぎりとカレイの煮つけを持っていく。が、あまり食欲がないようだ。兄夫婦が、カレーライスとあさりご飯をもってきていた。炭水化物ばかりかぶった(￣∇￣：：：)ゞ自分のストレス発散に、と思い、ライブへ行くが、あまりの体調の悪さに途中退場しまくり。ほとんど楽しめなかった。楽しめないほど体調の悪い自分にまたショック(ノ_・、)

  2006年06月03日

• 眠るのがいいのか起きておくのがいいのか

  母はやはり大半を眠って過ごしている。モルヒネの量が増えたわけではないので、気力、目標がなくなることで、本来の病状にもどった、という感じなのだろうけれど・・・。骨折のリスクのため、着替えも3日に1日くらいしかなく、特に危険な首や背中、左足などはしっかり拭いてもらえないらしく、最近はかゆいといい始めている。が、私が拭いてあげるといっても、遠慮がちで「もういい」という。プライドはそのまま残ってる。夕方から兄がきたので、それなりに話が弾み、多少笑顔もでてきた。兄のもってきた結婚式の写真を見て、嬉しそうにしていた。が、長く座ったので、その後はぐったりといった調子になってしまった。主治医たちが、結婚式に体調をピークにもって行きます、と言ってくれ、無事出席したのはよかったのだけれど、つまりそれはその後は体調が下り坂になるということだよね。と今更再認識。夕食前に胃が痛むといってなかなか食欲がなかったのだが、１，２時間休んたあど、背中をかいてあげると、少しずつは食べていた。なんとか、自分の口からもうしばらく食べられるといいなぁ。母は眠らせてあげてるのがよいのか、起こして話してるのがよいのか、悩ましいところ。夜は、名古屋に住む友人に、いろんな話を聴いてもらって、私は少しすっきり。あんまりしゃべるつもりもなかったのだけれど、話し出すと止まらなかったので、ずいぶん溜まってたんだろうなぁと思う。義父のことお願いしていた医師の手配で、6/6の診察後即入院、早ければ12日にも手術という運びになりそう。早めに動いてもらえるようで本当によかった。4日に大阪から上京してくるので、夫と夫の妹とその子供たちも一緒に、箱根温泉旅行予定。手術前に、美味しいものを食べて（いいのかどうかわからないけど）、気持ち的にもリラックスしてもらえるといいなぁ。胃がんの手術ってことは、術後はやはり食べる量とか食べ物制限とかあるんですよねぇ？義父は末期というわけではないので、まだまだ人生は続いていくはずだと思うけれど、どんな時にも、できる限りの親孝行をしておきたい。

  2006年06月02日

• 話題が貧困で(ノ_・、)

  できるだけ楽しい話を母としたり、いろんなことを教えてもらおうと思うのに、なかなか話題が思い浮かびませんY(>_

  2006年06月01日

• 前向きと後ろ向きの繰り返し

  じわじわと母の元気はなくなってきている。眠りがちで過ごす時間が増えてきた。できるだけ、私が病院へ行った時は、身だしなみを整えて、車椅子で外へ連れ出すようにしているが、疲労感が残るようだ。食欲もほとんどない。なんとか手料理を持っていくしかないだろう。少しでも食べて体力を保って欲しい。父も付き添い疲れになっているようなので、気晴らしになるような遊び情報を提供。市ヶ谷の釣堀に興味を持っていたので、近いうちに行かせよう。私自身のケアのためにカウンセリングへ。すっきりともやもやを話して、やっぱり泣いてしまって、やや安定。母との残りの時間、できる限りたくさん話をして、私自身が悔いを残さないようにしたい。義父の件でも、紹介していただく知り合い医師のところへ挨拶へ。彼の話では、義父の腫瘍はかなり大きく、急いで手術しないと余命半年～１年とのこと。詳細な検査がまだなのでわからないが、手術すれば元気になる可能性はそれなりにあるとか。こちらはこちらでまたショックなことで、カウンセリングで安定した私の心もまた不安定に。食欲も出ない。身体によくないとは思いつつ、少しでも食べられるものを食べてやろうと思い、兄の引き出物の菓子を夜中に(￣∇￣；；；)ゞ来月で退職する会社の元先輩とお茶をして、いろいろ話す。会社に未練はないが、会社の人々には未練がある。辞めた後もできるだけ関係を保っていきたい。こんな調子で、自分がいつまでもつのだろう？と不安になるけれど、夫やカウンセラーや友人やこちらのブログに感想を書いてくれる人など、支えになってくれる人々がいるのでもう一息、日々を大切に過ごしていこう！

  2006年05月31日

• 白い巨塔にも救いが・・・

  昨日の出来事について、メインの主治医からお詫びの言葉があった。やはり、メイン主治医不在での暴走事件だったようだ。本当に、この主治医は、私がこれまで人生で出会った中でも、最高にお人柄の良い人物で、常に笑顔を絶やさず、ベストを尽くしてくれ、頭の回転も速く、人当たりもよく、こんな人になれればなぁ、と憧れるほど。そして、新たに別の転院先病院を紹介してくれることになった。在宅へ移る前に、一度病院を経由した方が良いそうだ。大腿骨骨折のままでは、在宅看護も厳しいようで・・・。結局は、大病院から末期がんを受け入れる病院なのだけれど、その中でもこの先生が勧めてくれるならば、そんなに悪くないだろうと思うので、もちろん今ほどの快適さは期待できないだろうが、移らせてみようと思う。この主治医の見立てでは余命１～２ヶ月。精一杯できることをやろう。

  2006年05月30日

• 白い巨塔は現実に・・・

  結婚式を終えた今、母は本来愛媛へ帰ることになっていたが、急遽、家族会議で千葉に残ることになった。現在入院している病院へその旨を伝えたところ、以下のようなことを言われた。千葉の病院への転院はベッドの空きを待ったりで時間がかかることが予想される。そんなに長くうちの病院に居られては困る。愛媛に帰るとこれまで言っていたのに、急を意見を変えるとは、主治医の好意でこれまでおいていたのに、迷惑をかけるつもりか？とにかく急いで退院してくれ。家族に言うならまだわかる。ところが、医者チーム５，６人で部屋へやってきて、入院中の母本人に、言ったのだ。しかも、好意でおいてくれたメインの主治医が不在の時に「主治医は言わないから僕たちが」という代弁者の立場で。急にこちらに残ることになり、病院側も困惑するのはわかる。しかし、メインの主治医が居ない時を狙って、しかも余命いくばくもない患者本人に対してそれを伝える意味はなんだろう？常に家族が付き添っているのだから、家族にだけ話せば済むことだ。「白い巨塔」で、治らないからと転院を強いられた木村多江さん演じる役を思い出した。

  2006年05月29日

• 喪失感？

  母は、（私と話していた限り）とても愛媛に帰りたがっていたのだけれど、兄の説得により、千葉の兄の家で、今後在宅看護を続けることになりそうだ。愛媛に連れて帰るリスクを考えると、これはいい決断かもしれない。だけれど、新婚の二人のところに、一緒に住むという不安は、母も父も兄も兄嫁も私もある。何でもやってみないとわからないけれど、どうなることだろう？目下大急ぎで、そのために千葉の病院探しや、千葉の在宅看護探しをしなければならない。私も、しぶしぶながら、母の決めた決断に了承したので、とりあえず探す。けれど、なんともいえない、この喪失感はなんだろう？ここまで努力して育ててきたものを、横からさらわれた感というのだろうか。もともと、兄は千葉に置きたがったが、母が愛媛に帰りたいというので、私はその方向で病院や愛媛にいるケアマネージャ、訪問看護の人々とのコミュニケーションを図ってきた。母が千葉に居ると決めるならば、もっと早くから千葉の病院を探すこともできたが、そうならないと思っていたので、今からバタバタしなければいけない。結局、兄のところでお世話になるのであれば、もうそちらですべて任せるわ、と心の中で思ってしまうほど。今後の医者対応も、病院探しも、洗濯物も介護もすべて、勝手にすればいいと。母も苦渋の決断であることはわかるけれど、私のこれまでの苦労はなんだったのだろう？と思ってしまう。結局、長男の言うことを聞くのねー、という不満がぬぐえない。父も私には「新婚家庭で葬式を出させるわけには行かないので絶対愛媛に帰る」と言っていたのに、あっという間に兄に説得されていた。私の心にだけ、シコリが残っている。あー、ゆううつ。まぁ、義父のことも続けてあるので、客観的に見ると楽になったわけなのだけれど・・・。きっと一番苦労するのは、兄嫁で、ものすごく気の毒。

  2006年05月28日

• 無事挙式披露宴に出席できました♪

  ご心配おかけしておりましたが、医療関係者、民間救急の方、ホテルの方、親族の方など、多くの人々のご協力やご理解により、無事母が挙式披露宴に出席できました♪朝7時半に病院を出発し、1時間の移動、親族紹介から披露宴終了までの4時間強、終了後にまた1時間の移動、というハードスケジュールを、母は根性で？乗り切りました。万が一のため、看護師さんも終始付き添っていただきましたが、一度もお世話になることなく、病院まで帰り着きました。出席できたことで、本人も大満足、家族一同、感動しきりでした。ここまで、本当に多くの困難を乗り越えてたどり着いたので、私もほっとしました。あとは、母にどっと疲れがこないように、ほっとして力落としにならないように、十分気をつけながら、看病に努めたいと思います。体調が安定したら、愛媛へ連れて帰るのか、こちらにおいておくのか、それが目下家族内での課題です。

  2006年05月27日

• 同意書

  今後、病院における看護や着替え等、また式へ出るための座る練習などで、骨折などのリスクがあるため、万が一のことがあっても訴えません、というような同意書にサインをした。それでも結婚披露宴に出られるならば構わない、というのが、本人及び家族の意思だ。東京へ出てきた時点でそれなりの覚悟は出来ていたが、再度、覚悟を確認させられるという感じ。医療関係者も、最大限の努力をしてくださっていることがわかるので、心のそこからありがたいと思う。現状で、これ以上を求めるのはむりなのであろう。一番悲しいのは、式の前に骨折してしまい、行けなくなる事。どうか、そうはならないように、今は祈るばかり。ひびの痛みがモルヒネで抑えられていることは本当に救いだ。ただ、母は時々「いてて」などとつぶやいているので、どこかは痛いに違いない。聞いても答えない。それも心配。私自身、体調が悪くなり、今日は久しぶりに持病の軽い発作があった。いざというときにそんなことにならないように、明日は休息日にしようと思う。午後からのんびりと病院へ行き、母の姿を見るにとどめよう。明後日は、父の休息日で私が付き添い宿泊をする予定。父も少しのんびり休めるといいのだけれど。

  2006年05月23日

• 一筋の光

  入院先の医療関係者各位が、とてもとても親身になり、結婚式へ参加できるすべを検討してくれている。ありがたい。現在の大腿骨のヒビは、最近入ったものではなく、場所的にも、すぐに骨折につながるとは限らない（＝愛媛出発時以上にリスクがあがったわけではない）ということを、整形外科の先生が判断してくれたため、こちらが希望すれば、明日からでも再度座ったり着替えたりということを再開しつつ、車椅子での式への出席が可能かもしれなくなった。わずかな希望に期待したい。ストレッチャーでしか出席できないという判断の場合、母は、出席したくないといった。人目につくこと、息子に迷惑をかけることを考慮してのことだと思う。さらに、ストレッチャーの場合は、絶対に兄嫁側の親族からクレームありだろう。出席は難しい。とにかく今は、座る練習の再開、車椅子での出席を母はがんばりつつ、兄に兄嫁側にはリスクが上がっていないので出席させて欲しいという話をしてもらい、がんばっていきたい。本来は、兄嫁側の家族への説明は、父が行うのが筋なのだろうが、興奮状態、ショック状態のため、厳しそうだ。その気持ちもよくわかる。。。私自身は、母のことと義父のことで、自分がいっぱいいっぱいになりかかったので、カウンセリングに行ってきた。これまでも何度かお世話になっていて、こちらの事情や気心の知れた方なので、一気にいろんなことをしゃべり、泣き、すっきりして帰ってきました。必要であれば、再度24日（水）にもういちど受けられることにもなって、安心。自分をサポートしてくれる存在もやはり必要だなぁ。家族はもちろんそうだけれど、第3者は別の意味で、「心配かけたくない」という余計なしばりを抜きにして本音で話せるので、楽になれます。

  2006年05月22日

• もう一つの障害

  兄の結婚相手の親族から、母の結婚式への出席をやめてくれと打診があった。相手の立場になれば、その気持ちは良く分かる。一生に一度の娘の結婚式。楽しいことばかりのハレの日。そこで、万が一というようなことは絶対に起こって欲しくない。すべてを台無しにしたくない。けれど、こちらにとっても、母には一生に一度の息子の結婚式。どんなことがあっても出席したい。結果的には、こちらが妥協するのが筋だろうし、そうするしかないのだろう。頭では理解できるけれどやりきれない気持ちで胸が苦しい。

  2006年05月21日

• がんの連鎖反応？

  今日から、体力回復、栄養補給のために、アルブミン点滴、輸血、栄養分（アミノ酸・ビタミン等）点滴、利尿剤（ラシックス）点滴、が開始された。が、午前、アルブミン点滴を行ったところ、蕁麻疹が出るというアレルギー反応がみられ、即刻中止、アレルギーへの対応を行った。体力が弱っているためだろうか？母は、これまで食べ物でも薬でも、一度もアレルギーのない人だったので、本人も少し驚いているようだった。アレルギー反応はまもなく解消され、事なきを得た。これにより、輸血も中止することに。栄養分と、利尿剤の点滴のみを行った。（これらは問題なし）母本人の状態は、昨日の息苦しさ、痛み、発熱、胃痛、食欲なし、という点がほぼ改善され、時折笑顔も見せ、話も少しはできるようになった。大腿骨の骨折に関しても、モルヒネにより痛みを抑えられているようで、本人の精神面でもかなり楽になっている。痛みは人を弱らせる。緩和ケアの重要性をひしひしと感じた。起き上がることはできないので、寝たまま食事を取ったりしているが、それに関しては、納得できないながらも、やむを得ずと本人も我慢している様子。問題は、本人が痛みを感じていないため、結婚披露宴には、出席できると信じているところ。これは、生きる気力にもなっているため、直前までその希望を持たせたままでいる予定。そして、もしかしたら、骨折のリスクを承知で、連れて行くことになるかもしれない。結局は当日の本人の体調と意思次第になるのかもしれない。母自身が苦しそうにしていると、こちらもとても苦しい1日となるが、今日のように、少し楽そうにしてくれていると、こちらも気が楽になる。あまり引きずられないように、と思いつつも、やはり同調してしまう（苦笑）今日は母以外のことで新たな問題が発生した。昨夏に義母が肝臓がんで他界したのだが、今度は義父の胃がんが発覚した。早期がんではなく、進行がん。詳細検査はまだのため、それ以上のことはわからないが、現在義父は大阪で一人暮らし。手術を受けるとなると、私（と夫）が大阪へ帰るか、義父に東京に来てもらうことになる。いろいろと考えなければならない問題が山積みだ。一難去らずにまた一難・・・。

  2006年05月20日

• 事態急変

  母が大腿骨骨折（ひびが入った状態）になった。明日からは、ベッド上で座ることも出来ない。可能な体位は仰向けと右下45度傾斜まで。着替えることすらできない。ということで、結婚式への出席はほぼ絶望的となった。が、母には言えない。とても言えない。更なる骨折（＝死）を覚悟で連れて行くのか、家族会議中。せっかく東京まで出てこられたのに、本当に残念すぎる。

  2006年05月19日

• 医療の地域（病院？）格差

  本当に久しぶりの入浴ができ、母はすっきり、喜んでました。体力も使うので、ぐったり眠ってばかりでもありましたが･･･。転院先の病院では、兄の結婚披露宴に出席できるよう、全力を尽くしていただけるようで、とりあえず一安心です。栄養不足や貧血のため、点滴、輸血などが必要な場合がありますが、それでも、出席できれば御の字です。またそれとともに、いざという時のために、家族で蘇生術を行うかどうかの意思決定をしておいてくれ、という話もありました。私は父に一任と話しました。本人ができるだけ苦しまない方がよいので、蘇生術はいらないかと思っていますが･･･。血中酸素濃度は６８％とかなり低め。胸水のせいでしょう。利尿剤を倍に増やし対応することに。栄養源を抜かぬよう、できる限り胸水は抜かない方針のようです。以前の病院とは方針が違うので、どちらがよいのか私にはわかりませんが、とりあえず今の主治医チームにお任せするつもりです。---------------------------（以下、上とかぶる内容もありますが、後で書き直したもの。上も一応残したままで･･･）主治医チームのうち3人+看護師長を入れて、最初の会合がありました。別室で行ってくれ、母や家族への配慮はばっちり感じられました。また、こちらのメインイベント「兄の結婚披露宴への出席」についても、理解していただいていて、足りない栄養の補給や、輸血など、27日に体調がピークになるようにベストを尽くしていただけそうです。あとは神のみぞ知る･･･（無信仰日本人(￣∇￣；；)ゞ）その一方で、ターミナルの時期に入っていることは紛れもない事実なので、容態急変に備えて、家族の意思を定めておくように、という話もありました。蘇生術（心臓マッサージや人工呼吸器など）を行うのか、最低限の処置で自然に任せるのかという2択。つらいことではあるけれど、早い段階でこういうことを確認していただけるのはありがたいこと。義母の時は、まったくそういうことがないまま容態急変を迎えたため、その瞬間に判断、という状況になり、離れて住んでいる家族間で話しているうちに･･･となりました。結果的にはそれでよかったね、と話しましたが、ちゃんと説明がきけなかった義妹や、決断に間に合わなかったことに対する義父の後悔みたいなものは残っている気がします。治療に対する姿勢や、ターミナルへの配慮など、いろんな面で、以前の病院と現在の病院では違いを感じます。これはある意味、医療の地域格差かな、と思います。使用する薬は同じ、治療の選択肢も同じだとしても、ソフト面（人材）やハード面（設備）など、やはりどうしても格差を感じます。一概にどちらがいい、ということもないのでしょうが、日本のどこに住んでいるのか、どこの病院で治療を受けるのか、によって、寿命が変わるのは好ましくないことなのでしょうが、それが現実なのだと実感しています。地域密着型の総合病院と、東京の大学病院で、まったく同じ、ということはあり得ないですね･･･◆東京の大学病院の方がよいところ１.ターミナルでも希望すれば積極的に、検査、治療等を行ってくれる（反面患者本人は苦痛あり）２.チームでの診療のため、治療の偏り、医師の独断治療の可能性が低い３．検査の種類や設備の新しさで、より精密検査ができ、その結果、患者に合う決め細やかな治療が行える◆地方の総合病院の方がよいところ１．融通が利きやすく、最終的に別病院へ転院させられることはない（人情？ベッド数？）２．積極治療と緩和ケアを同時に行うことができる（治すことのみを使命としていないから？）３．医師にも人情味が感じられる（反面、効率的でなかったり、医師の気分に左右されることはある）どちらが良いのかは、人それぞれでしょうね。

  2006年05月18日

• 無事入院するも揺れる心

  朝はなかなか起きられなかったものの、少し朝食も食べることができ、無事、病院までこぎつけました。入院で一安心。本人の状態もそれほど悪くありません。（自覚症状）ただし、今日のレントゲンで、胸水が右はほぼ満杯、左も1/3ほど溜まってました。これは苦しかろう・・・という感じ。主治医からの説明は明日の午後なのでまだなんともいえませんが、おそらく抜くことになるのでは？その他、転移している肺、肝臓、脳に関しても、進行状況を再チェックです。来週半ばまでは検査漬け、結婚式ぎりぎりまで入院でしょうか。私としてはもう、できるだけ苦しむような治療はさせたくないですし、結婚式にさえ出してあげられればいいなぁ、と思いますが、父や兄はまた違う考えがあるようです。もちろん本人の本心もわかりません。今後の治療方針についても、ホスピスではないので、積極治療を、という主治医もいらっしゃいます。（チームで複数主治医がいます）もうしばらく、葛藤、コミュニケーション、努力、譲歩、の日々が続きます。母が1日のうちに何度か声を出して笑ってくれるだけで私はもう十分かも。。。でも介護から逃げたいだけかも。。。自分の本心もよくわかりません。母も父も兄も同じでしょうが。

  2006年05月17日

• 東京に着きました♪

  寝台車→新幹線と乗り継ぐ7時間の旅は、無事終えることが出来ました。朝から、移動のためにカンチョウですべてを搾り出された母は、家を出る前にすでに汗だく、グロッキー状態。いったいどうなることかと不安な出発でした。終始、眠りがち、息苦しさとの戦い、痛みとの戦い（もちろん戦っているのは母）でしたが、かろうじて東京駅へたどり着き、現在はホテルに宿泊中です。やはり胸水が響いているのか、動くと息苦しさが増すようです。明日の朝には、福祉タクシーで病院へ。結婚披露宴への出席に、最低限必要な処置をしてもらう予定です。胸水のドレナージは必須かな･･･！？とにかく今日は、たどり着けただけでほんとによかったです。お昼はまったく食べられませんでしたが、夜は少し食べられてました。夜の痛み止めが1時間半ほど遅れたのは失態でした。反省。もう少しだ、がんばれ母！しかし、今回の強行移動は、本当に命を削ってるな、という実感がしました。。。

  2006年05月16日

• 明日東京へ出発します

  いよいよ、東京への出発が明日に迫りました。本日の母の体調は、一見落ち着いている様子だけれど、極端に尿量が少ない。水分摂取量が少ないとも思えないので、胸水になっているのか、ストレスか？？？もともと、自宅ではたくさん出るのだけれど、入院すると半分になるのだ(ノ_・、)明日起きたら、せめて倍には増えて欲しいけれど、どうだろう？無事東京までたどりつけますように♪母が不安にならぬよう、「大丈夫」と繰り返し、楽しい時間を過ごせるようにしよう。気分が明るい方へ向かうように努力しよう♪

  2006年05月15日

• 生もの注意報＆絵門ゆう子さんのこと

  母がいくらにあたって（？）朝から下した。腹痛も吐き気もなく、ただ下した･･･もう生ものは危険かもしれない。これからは止めておこう。東京への移動日が近づくにつ入れて、確実に緊張度、緊迫度が増し、家の空気が妙にぴりぴりしている感じ。母も、少しずつ自分の病気に対する意識が高まり、認識していくにつれ、やや生きる気力を失いつつある。結婚式にさえ出られたら、もう死にたい、というようなことを話す。家族はなんと答えればよいのだろう？いまさらながら、中居君の金スマの絵門ゆう子さんの回を見た。（野球の延長で録画が途中できれてた(ＴＴ▽ＴＴ)ダァー ）母と同じ首のカラーをつけていた。あんなふうに、母にも生きがいがあればいいのだろうか？？結局、最後の朗読会を終えて、袖で倒れこむところまでしか見れなかった。あの続きはどうだったのだろう？すごく気になる。。。

  2006年05月13日

• のどの詰まりと被害妄想

  母が結構な頻度でむせるようになった。胸水がたまっているため、気管の方に食べ物や水が入った場合、うまく咳が出来ず、５分ほど涙目で苦しむことに。どう対応したらよいのだろう？飲み込みづらい感じになってもきているようで、出来る限り食べ物をのど通りのよいものにしなくては、と思っている。最近よくやられているのは、削り節。確かに普通の人でもつまりやすい。危険かも。東京への出発へ向けて、いろいろな手配をすすめ、無事、東京でのホテルと病院への移送ハイヤーの手配ができた。これらのことを進めているうちに、時間も手間もとてもかかるので、とてもとても自分の中でイライラしてしまう。結局、母のことがきっかけで、私は自分の仕事を退職することになり、東京へ夫を置いて愛媛へ帰っていて、日々の介護、家事、移動手配を一手に担っている。もちろん、介護や家事に関しては、ヘルパーさんや父も手伝ってくれているが、忙しかったり自分の体調が悪かったりでいっぱいいっぱいになると、とてもイライラしてしまう。自分ばかりが割を食っている気分になる。私も完治の難しい持病があるので、ストレスで再発しないかと不安もある。もう一息、東京へ行くまでがんばりきりたいところだが、精神的にも体調的にも右肩下がり中で、どんどんイライラは募り、それを母も感じ取っていると思う。「迷惑かけてごめんね」というような話をなんどもされるし、表情からも感じられる。母に対しては、迷惑だとか思っていないけれど、父や兄に対しては、心の中で不満炸裂状態“(*｀ε´*)ノ彡☆バンバン!!こういう私の焦りや苛立ちで母に悪影響がありませぬよう･･･。ずっと母と一緒なのもきっとよくないんだな。たまには外出しよう！！

  2006年05月11日

• 一歩ずつ前へ

  朝から美容室の方に出張していただいて、母のヘアカットをした。ベッドから車椅子へ移動させたり、手でクビを固定したりと、いろいろ大変だけれど、3000円で出張カットしていただけるのでとてもありがたい。結婚式に向けて、母の準備は着々と進んでいる。昨日は、洋服を選択、私が代わりに試着してみたら、なんとかコルセットの上から着られて、あまり線も出なさそうで、いい感じだった。土曜日には私が白髪染めもする予定。ケアマネさんと打ち合わせもして、東京までの移動手段も予約した。あとは、東京でのホテル予約と、移動手段の予約。民間救急ではなく、普通の寝台車と新幹線の個室で移動することにした。容態急変を想像するとドキドキだけれど、ケアマネさんとソーシャルワーカーさんが待機してくれているので、何かあればすぐ近くの病院へかけこむということで対応する予定。おそらく行きは本人の気も張っているので大丈夫でしょうというのが医者、ナースなどの所見。うまくいきますように！最近は、食べのもののどの通りが悪いらしく、よくむせたり咳き込んだりするのが気になる。できるだけ、のどの通りのよい食事にしなければ！一段ずつ足場を積み上げていくように、兄の披露宴出席に向けて、母の準備が整っていっていることが、大変だけれど嬉しい。もう少しがんばろう！昨夜は私が発熱で危うしっ！と思われたが、睡眠と栄養と熱さまシートで乗り切れて良かった♪

  2006年05月10日

• 通院と歯みがき

  母の、転院前最後の通院日でした。血液検査と診察では特に問題はなく、アレディア点滴も無事終了。母はやや疲れ気味で、家に帰り着いたとたん嘔吐、という事件はありましたが、おそらく車酔いや、コルセットによる締め付け、暑さによるもの。嘔吐後は、すべての締め付けをはずし、顔などを冷やしつつ、睡眠をとったら、いつもどおりの笑顔に戻ったのでほっと一安心。今回の教訓は、東京への移送の際、車酔いに気をつけること、暑さに気をつけること、コルセットの締め付けに気をつけること、顔色を注意深くみておくこと、本人の言葉は我慢してる場合があるということを考慮すること、でしょうか。２，３日は、点滴や移動の疲れも考慮して、食事や本人の様子に気を配ろうと思います。病院の看護師さん、ソーシャルワーカーの皆様には大変お世話になり、感謝感謝です。無事、東京まで移動できるように、さまざまなサポートを。あとはケアマネさんと相談してナース同行の要不要を検討、最終調整に入ります。出発日に向けて、母のヘアカットや白髪染めもスケジュールせねば。何かと忙しくなりそうです。そうそう、先日購入した360度歯ブラシのおかげで、本人で歯磨きができるようになりました☆(*^o^)乂(^-^*)☆ ヤッタネ!!家族も楽だし、本人も嬉しそうです。手を使うリハビリにもなって、かなりありがたい！いいものに出会えました。一寸法師さん、ありがとうございました～！

  2006年05月08日

• 2日ぶりに戻ると・・・

  リングピローが完成してました！母は昨夜、一人で夜中２時までがんばったみたい。えらすぎます、本当に！！！私は大阪での長男の嫁としてのほんとにごくわずかなおつとめを終え、愛媛に戻りました。母の病気のこともあり、義父はとてもとても親切にしてくださいます。心から感謝です。2日ぶりの母は、多少疲労感はあるものの、兄と兄嫁（今月末挙式披露宴予定）が帰省しているせいか、気が張っているようで、楽しげでもあります。こうして、1日でも多く、1秒でも多く、笑って過ごせる時間があることは、自宅に連れて帰ってきて良かったと心から思える瞬間です。とはいえ、寝たきり生活にはうんざりしている様子で、寝る前には「誰か変わって欲しい」と珍しく愚痴ってました。そりゃそうだよね・・・。このまま寝たきりで生きながらえるのも、本人にとっては苦痛が多かろうと時折胸が痛みます。家族としては生きていてくれるだけでありがたいことだけれど。

  2006年05月06日

• 頑張る母に心打たれる

  今日の母はがんばった。兄の結婚式用のリングピローを、兄の帰ってくるまでに作ると言い張り、ほぼ4時間、4時間、計8時間もの裁縫タイム！！！疲労がでませんように(￣人￣)と祈りつつ、私もサポート。しかし、いかんせん、不器用な私。ほぼ力になれませんでしたわ、トホホ。気がつくと母は汗だくになってしまっていたし、私も自分のことに必死で、これではいかんなぁ、と...... ( 〃．．)ノ ハンセイこれからは気をつけよう。ほとんど作業を終えて夜中0時半、なにやらかぐわしいにおひが・・・・。ということで、眠い目をみんなでこすりつつ、オムツ換え＆身体拭き。母は申し訳なさと情けなさで恐縮していたが、こちらはなんてことない。しかし、子供に介護をしてもらうということも、良いのか悪いのか悩ましい。他人の方が気が楽だろうな、と思うことしばし。※その他トピック母の兄姉からの差し入れに小躍り。母と二人で爆睡お昼寝（午前＆夕方）おやつにマカロンをペロリ♪360度歯ブラシをゲット！使用は明日から・・・だけど私は明日から2日間大阪だ～。今度は義父のお相手。（元気な７０代一人暮らし）

  2006年05月03日

• 春眠の日

  朝から父が釣りに出かけたため、母とおしゃべりしながら朝食、だらだらと午前を過ごす。きがつくと二人とも夢の中・・・12時にバタバタ起きて、昼食。13時からはヘルパーさんがきてくれたので、片付けや食事作りなど。15時ごろ、排便のため、介護ナースを呼び出し（申し訳ない）。私一人でできるといいのだけれど、やはり父がいないとムツカシイ。背骨がねじれたりして、骨折すると危険だからね。首もね。夕方から、あわててリングピロー作成を。ようやくくまさんの顔に耳がついた。もう一息！？その後また、疲れたのか、母と二人で夢の中・・・。昨日はまったくお昼寝をしなかったせいか、今日はふたりとも寝まくりだった。たくさん眠ることで、母の回復の力になっているといいのだけれど。私は早く、ちゃんと介護できるようにならねば。

  2006年04月30日

• 久しぶりの介護

  母の住む愛媛に戻ってまいりました。思ったよりずっと元気にしていた母。ほっと一息です。今日は10時から理学療法士さんがきてくれて、リハビリ。胸水があるせいか、単なる運動不足か、はぁはぁ言いながらもがんばって少しずつ身体を動かしてます。コルセットをつけての座位も10分間。この調子だと、披露宴の間も大丈夫かなー！？その後、看護師さんの訪問介護。清拭や着替えなどだけれど、すっかり介護スキルのレベルダウンな私は、アシスタントとしての活躍がいまひとつでしたヾ(_ _。)ハンセイ…GW中は暦どおりにしかきてくれないので、明日から2連休。父とふたりで頑張らねば！！午後はリングピロー作成を1時間半、その後おやつ、お昼寝、となかなか充実した時間を送り、私の心も安定気味。こんな時間がとても貴重だなぁ、いつまでも続くといいなぁ、と心から思います♪

  2006年04月28日

• 長電話

  昨日は、東京に戻ってから久しぶりにゆっくりと時間がとれたので、午後のお昼寝も終わったであろう頃に母に電話。案の定、眠りの中だった。父も「洗い物してた～」と言っていたが、きっと眠りの中だったはず(￣∇￣;;)洗い物はヘルパーさんがやってくれてるはずだもの～。母がそう言ってたもの～。夜の睡眠に響かないように、なんとか電話で話し続けたらだんだんと目が覚めた様子で、ご機嫌で話し始めた母。父のこと、ヘルパーさんのこと、家のこと、私の心配（いつまでも親なのね。。。）などものすごーーーくおしゃべりをして、声をあげて笑っていた。なんていい感じ♪♪♪本当はもう、今日には愛媛に帰れるのだけれど、わがままを言ってもう一日名古屋の友人宅へ寄って遊んでくることも、母は快諾。（父からは大ブーイングだったが``r(^^;)）こんな風に過ごしていると、わずかな瞬間でも病気を忘れられて素晴らしい。また帰ったらがんばろっと。

  2006年04月25日

• 父のがんばり

  今日は母の通院日だった。これまではいつも私が付き添っていろいろ準備していたが、今回は初めて私がいないので、父が取り仕切っての通院。寝たきりともなると、通院の準備はいろいろあるわけだけれど、父は、とてもとてもがんばった様子で、うまくいったらしい。ほっと一息。っていうか、私がいなくても、何とでもなるのでは(￣∇￣；；；)夫婦だものね。仲良く助け合っていけるものさー。転院の受け入れ先が決まったからか、主治医のご機嫌もよく、診察の結果、母の調子も安定しているようで、本当によかった♪がんばれ、父、母！通院のたびに、骨折の危険におびえつつも、少しずつ介助にこなれてくる。末期がん患者の心の闇に、少しでも光がともるように、自然を見せたり、外食で美味しいものを食べさせたりできるのも、ありがたい。困難だ、つらいと思われる状況の中にも、必ず光はある。はず。

  2006年04月24日

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