コ・フェスタ(JAPAN国際コンテンツフェスティバル)の一環として、
コンテンツ業界を牽引する10名のプロフェッショナルが表参道でトークを行う
『劇的3時間SHOW』へ行ってきました!(^-^ゝ
その初日、国内外の幅広い分野でデザインプロジェクトを手掛け、
コ・フェスタのアートディレクションも務める佐藤可士和さんが登場~
一番尊敬するクリエイターの方ですから
本当に勉強になるお話が沢山聞けました♪
「問診」と「整理」─。
仕事の進め方のコンセプトについて、
クライアントの要望・本音を医者のように聞き出し(問診)、
それを整理してまとめることが重要だと。
クリエーターというと一般的に、アーティスティックなひらめきによって
仕事をすると思われがちだが、そうした部分は3割に過ぎないといいます。
問診と整理が7割。発想が3割。
なるほどなぁ~とショッパナから納得させられてしまいました(。・x・)ゞ
発足したばかりの日本郵政(旧日本郵政公社)の依頼で手掛けた
2008年の年賀状では、相手からの聞き取り調査をするうちに、
"民営化"というテーマをデザインに打ち出せないかと考え、
一般企業は商品を発売するとき複数のデザインパターンを出すことを
考慮し、従来は選択肢のなかった年賀状デザインを、一挙35パターン
発売するプランを提案し、採用されました。
幼稚園「ふじようちえん」(東京都立川市)の建築プロジェクトでは、
幼稚園の新しい在り方を社会に問いたいという要望に応え、
園舎自体を遊具にするという大胆なアイデアを打ち出し、実現させました。
今月オープンする「千里リハビリテーション病院」(大阪府箕面市)も、
”リハビリテーション・リゾート”と銘打って内装を手掛けた施設で、
リゾート施設の設計思想を体現した、
従来の病院のイメージを覆すものとなっています。
可士和さんがしてみたかった仕事として「教育と医療」・・・
そこにクリエイティブな要素を加えてみいたいとずっと思っていたらしく、
これももぅ実現させちゃったんですね。。。
最初はアイデアがひらめかないかと努力したが、
インスピレーションは下りてこなかったと。
にもかかわらず次から次に仕事がくる中で、気分や感覚で
仕事をするのではなく、確実に一定の成果を上げる方向へ
考え方を切り替えていったそうです。
「大ホームランは打てなくても、打率を上げたい」
・・・ということですね☆
こんなふうに出来たばかり、開設してから1ヶ月、
世界中のウェブサイトブックマーク第5位を飾った 自身の公式サイトを
プレゼン資料としながら、過去の仕事例を色々と解説してくれました。
そのサイトを制作した世界のWebデザイナー
中村勇吾さんも途中から参加し、めちゃめちゃ勉強になるお話を
聞くことができ、とても有意義な時間となりました。
すごく論理的に仕事は進められていていると感じたし、
講演しているときの話し方も抽象的な話の後は、
具体的な例を出して話をしていて、とてもイメージしやすいプレゼンでした。
改めて・・・可士和さんのクリエイティブ力はハンパじゃないなぁと痛感っ☆