またコ・フェスタ「劇的3時間SHOW」へ行って来ました。
今回のゲストはスタジオジブリのプロデューサー兼社長の鈴木敏夫さん！
会場は超満員～、立ち見のみならず、ロビーにまで人溢れてました。
意外に観客の年齢が若く、「鈴木敏夫」という人物に対する
関心を持つ人の幅広さにまた驚かされました( ++)☆
現在、一緒に本の編集を進めている岩波書店の井上知夫取締役が登場し、
そのインタビューをこのイベントでやってしまおうという面白いカタチでした。
井上さんが幾つかのキーワードをもとに鈴木さんに質問していく。
ほとんど鈴木さんが一人でしゃべるだけでしたが、この話が面白い！
会場は爆笑につぐ爆笑～♪
最初から最後まで飽きさせることがなく、
言葉のものを伝える本来的な力にあらためて気づかされました☆
『風の谷のナウシカ』のラストシーンの秘密や
『となりのトトロ』が最大のヒットになった理由などの裏側エピソードや～
宮崎監督や高畑監督との出会い～
鈴木さんの話を聞くと、2人ともかなり変人で困った人たちだと言っていて、
鈴木さんが愛情を持って語るとそれも許されるのかなと思えました。
一方で、そうした2人に信頼を勝ち得ることが出来る
こうしたパーソナリティこそが、鈴木敏夫のプロデュースの
秘密なのだろうかと思いました！
イベントを振り返ると鈴木さんが、直接、
プロデューサーとはこうあるべきとか、成功の秘密はこれだ
といったことに触れなかったことに気づきました。。。
鈴木さんの話は冷静に聞くと映画の完成が間に合わなくなったことや、
スタジオ設立の資金がなかった話などシビアなものも多かったけど、
鈴木さんはそれを苦労と感じさせない。
常に前向きでポジティブな姿勢、それがクリエイターの信頼を勝ち得て、
さらにビジネスを進める際のリーダーシップになっているのでないだろうかと
強く感じました。
優れたプロデューサーは、自らをプロデュースすることに長けていて、
観客を楽しませることにとても真摯なのだと思いました(^-^)
