いつか・・きっと来る♪やっと・・来た♪

夜、帰るコールあって、
いつもだと二つ返事で主人に「迎えに行くからね」と言うんだけど
チビが眠たそうだったので、主人、歩いて帰るわ。って言ってたの。
ちょっと・・・残念そうな声でね。

でもチビにいつものように
どうする？と聞いたら「迎えにいく！」という。
眠たそうなのに・・・優しいのね。
着替えさせて、チビを毛布にくるみ車へ。

車で待っていると主人が見つけたみたい。
走り寄ってきて【来てくれたのか！】と嬉しそう。
そうしたら・・・お土産！とチビにマックのポテトを買ってきてくれてた。

大喜びするのかと・・チビを見ていたら・・・
チビは爆睡してて・・ポテトと言えばウトウトしてても起きるくらい好きなのに
今日は全く聞かず爆睡。


急にお土産なんてどうしたの？と聞くと
【明日は日曜日だし、なのに仕事でいないし
　チビやつくしにも寂しい思いをさせるから
　　せめてお土産をと思ってね。】と、

「キャー(*/∇＼*)ｷｬー嬉しいわ～
　仕事なんだし・・・しょうがないじゃんねぇ？
　　そういう気持ちだけで十分よ。」

祖父が亡くなり、アーちゃんも天国へ行ってから
主人が更に気を配っててくれて
家の事で心配かけてばかりだったから
仕事が進んでないんじゃないか？とか気になっていたんだ。
何とか追いついたそうで・・良かったです。

毎日のお迎えぐらいで
仕事が少しでも楽になるなら・・・いいよね。


昨日、アーちゃんをお願いしたお寺さんより
合同慰霊碑にアーちゃんの名前を刻印したものを
プレートにできます。っていう案内があった。

私達は直接納骨したわけでもなくて
アーちゃんが荼毘に付される所を見てもないので
ここにアーちゃんが眠っているのか？と言われたら解らない。
でもお寺さんでちゃんとしてくれたって思っている。
それならばアーちゃんがここにいるんだ！っていうのを
形に残したい。
いつもお参りに行ってあげられないので
少しでも供養になるなら・・・と思って
主人に話をしたらＯＫしてくれて申し込むことにしたよ。



こういうこと・・・結構私は苦手・・というか
苦手では済まされないんだろうけれど
お寺さんへ行くこと、仏壇とかお経、線香の香りというものが
怖い・苦手だって意識があって
（小さい頃仏壇が無かったからなのかな？）
祖父の葬儀の時も身内の葬儀だったにもかかわらず
やっぱりすごく苦手だなっていうのがあった。

もちろん、祖父をおくりたい、祖父と別れるのは寂しいっていうのが
一番だったけどね。


だから自分自身でお寺に行くとか考えたことがあまりなかったけど
いずれは自分の為に家族が行ってくれるかもしれない。
私が家族の為に行く時が来るのかもしれない。
いつか関わることがくるだろうとは思っていても
でもそれまでまだまだ先だと思ってて
アーちゃんが亡くなることも・・・いつかは・・と思ってたけど
そんなに深く考えてなかったんだ。

それがアーちゃんが亡くなったことで
そう言う気持ちよりも先に
アーちゃんをお願いしたい。ゆっくりさせてあげたい。
アーちゃんを成仏させてあげたい。って気持ちが先に出てお寺に行った。
それも・・夜。
勝手な考えだなと思ったけど、
実際に自分の身にふりかかって・・・
自分の苦手意識が強かっただけなのかな・・・
失った家族を大切に思ったらそんなこと関係ないんだな。と気づきました。


主人も苦手なタイプではないのかな？と思ってたけど
動物霊園の話をしてくれたのは主人で
すぐ亡くなった日に連れて行こうと時間を調整してくれたし
主人も同じくアーちゃんをお願いすることに賛成してくれた。


あと、可愛いペットだから、家族だから＝霊園にお願いする。とは限らないと思うんだ。
うちの実家は大切にしてたペットが無くなったら土に返るように。と
知り合いの山で使ってないから自然に帰してあげたらいいよ。と言ってもらい
埋葬させてもらっているし

知り合いは役所に処理場を聞いて数百円でお願いした。と聞いた。
遺骨は？と聞いたらそこまで考えてなかったとも。
人によってペットの葬り方が違うと思うんだ。
それぞれペットのとらえ方も違うと思うし。

私は周りに動物霊園にお願いしてるっていう友達が過去いなくて、
（田舎なので動物霊園すらない。って事もあるのかも）
ここ数年で知り合った友達に、ペットのそう言う所があるんだよ。と聞いて
手厚く葬ってあげる人もいるんだな。
そうだよな。家族なんだもんな。と思ったり
こっちにもそういう霊園あるのかな？と思ったりしました。


あと、思ったのが夫婦で同じ考えなんだ。ということ。
それがすごく嬉しかった。
自分が霊園に。とか葬儀をしてあげたい。慰霊碑に刻印を。とか思っても
相手が　「所詮ペットだから、そこまでしなくても？」
という人だったら自分の思うようにしてあげられなかったかもしれない。
葬儀をしたから成仏できるんだ。という考えではないけれど
自分ができること精一杯アーちゃんにしてあげたいな。と思ったのと
全く同じ事を主人が思ってくれていて・・・それはスゴく嬉しかった。

アーちゃんがとってもいい子だったし
たくさんの思い出をくれたり癒してくれたり、
時には逃げず私の愚痴を聞いてくれたり
本当に愛らしい子、可愛い子だったもの・・・ね♪

そういうのは感性とは言わないのかな？
そういう気持ちというか、そこも同じだっていうのが嬉しかったです。
夫婦相性っていうけれど、

笑いのツボが同じ　とか、
食べ物のの好みが一緒　とか
好き嫌いが一緒（食べ物だけでなく）とか
ちょっとしたことだけどそう言う相性もあると思ってね。
今年で１０年目になるんだけど・・・
ふと・・アーちゃんの死をきっかけに
色々思い考えることがありました。
不思議なものですね。


今年に入って
試練？がたくさんここしばらくあったけれど
主人、娘の温かさに支えられて頑張ってます。

今日も・・チビが
チビ：【おかあさん】
私　：「ん？なぁに？」
チビ：【アーちゃんいないと寂しいね】
私　：「うん・・・やっぱり寂しいね」
チビ：【でも・・・チビちゃんがいるからお母さん寂しくないよっ！】
私　：「そうだね・・寂しくないよ。
　　　　アーちゃんもたくさんのお友達と遊んでるから寂しくないと思うよ」

・・・チビも毎日私を気にかけてくれているようです。
娘に心配掛けているようではまだまだだよね・・・
本当にありがとうね。