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カテゴリ:使った感想
総合おすすめ度:★★★★☆ 良い点:(1)魚の下ごしらえがこわくなくなる。 (2)魚の名前順にレシピが載っているので調べやすい。 (3)大衆魚のレシピが多いので節約人向け。 (4)美味しくできる。 (5)無駄な手順をを極力省いた調理法。 (6)魚料理のレパートリーが増える。 イマイチな点:(1)「激早」を謳っているが、下ごしらえの時間を含めると 実はそれほど「激早」にはならない。 (2)慣れてくると、味付けのパターンが一定と気づく。 (3)ビニールゴミが出る。 (4)値段はちょっと高いかも。 特に「冬におすすめ」の本ではありませんが、ワタクシのバイブルの中の1冊です。 今は「かき」が旬なので、安いですね。 調子に乗ってたくさん買って余っちゃって、捨てるのも忍びないという時に、 これだ!と思ったのが「かきご飯」 醤油と酒と生姜汁でちょろっと煮て冷蔵庫入れてとっておけば、 後日美味しい炊き込みカキご飯を食べられるのです。 (食べるのは後日じゃなくてもいいんですけど) これはホントにおいしかったですよ!! ……ということで、「かきご飯」のレシピをウチ流に炊飯器バージョンでご紹介。 (……していいのかな?) 1)米2合は洗って水につけておく。 2)かき200gは塩水(水カップ1に塩小さじ1の割合)で洗って水気を拭いておく。 3)醤油大さじ2、酒大さじ2、生姜汁一かけ分(うちでは面倒なのですり下ろしを そのまま)を鍋に入れて火にかけ、沸騰したらかきを入れてさっと煮て火を止める。 かきは汁気を切って取り出しておく。 4)水気を切った米を炊飯器の内釜に入れ、3)の煮汁と水を足して2合分の水量にして 炊飯器にセットし炊飯。(炊き込みご飯モードもありますが、普通の白米モードで 炊きました。) 5)炊飯器が「蒸らしモード」(ウチの場合は、「あと15分」とか表示が出る)に 入ったら、かきの身を投入。 6)炊飯完了の音楽がなったら、ぷりぷりのかきご飯の出来上がり~♪ 奥薗氏コメント「かきをあらかじめ煮ておいて、後から戻し入れるやり方だと かきの身が痩せて小さくなってしまうことがありません」 ほんとにそうでした。 奥薗壽子氏は、「ナマクラ流ズボラ派家庭料理研究家」として、 テキトーに作ってもおいしくヘルシーなレシピで人気の料理研究家。 この本も合理的&スピーディーで材料を無駄なく使ってしかも美味しい 「目から鱗」の技(?)が満載です。 ウチの場合は、おつとめ品で半額ぐらいになったかきを購入し、 その日のうちに、3)までをやってしまいます。 が、かきは煮汁につけたままタッパーなどに入れて冷蔵庫で保存。 で、1~2日後におもむろにかきご飯にするわけです。 足が早い生がきの賞味期限が何日か延びるのも助かりますよね(笑) (汁につけて保存すると汁が白濁しますが、匂いが何ともなければ大丈夫でしょう。 生姜も入ってるし。) 食べた夫ぶーもあまりの美味しさに感動していました。 (私がかきご飯を「作った」ことにも感動していた。←オイオイ……。) こんな感じで、簡単にできる魚料理が、24種の魚介類について合計で202載ってます。 対象が主婦向けなので、扱ってる魚が大衆魚中心なのも助かります。 下ごしらえコーナーがまず最初にあります。キッチンばさみでさばくやり方なので 簡単にできそう……って思えます。 魚って、どうしても下ごしらえがネックになって敬遠されがちですが、 その「やらず嫌い」がなくなったら、レパートリーがぐんと広がりますから! 小さい魚から試しにやってみましょう! かく言う私も、最初は切り身、刺身、干物、姿焼きのローテーションでしたが、 この本やTVの料理番組とかを見て、イワシやサンマはさばけるようになりましたし。 (人間って、成長するもんですね。) 下ごしらえは、写真入りでわかりやすいと言えばわかりやすいですが、 この本に限らず、本だけじゃ限界があるので、包丁を使ったやり方でもいいので できれば映像で一度見るのがいいと思いますね。 とはいえ、魚に対する「めんどくさそー」というイメージを払拭することも 目的の本なので、切り身を使ったレシピもたくさんありますからご安心を。 さて、イマイチな点の解説です。 この手の料理本は何でもなんですけど、「激早」を鵜呑みにしてはいけません。 料理って、素材を洗うところから始まると思いませんか? 洗う、切る、むく、って思いの外時間かかります。 私は不器用なので、なおさらです。 下ごしらえのスピードには個人差があるので、 それを除けば「激早」だというぐらいに解釈しておくのが良いかと……。 「激早」の一端を担っているのが、ビニール袋の使用。 材料に小麦粉をまぶしたり、調味料で下味を付けるのに使います。 確かに、手の汚れも少ないし、洗い物も少ないし、いいんだけど、 ビニール袋は捨てるんです。 この辺が、「ヨコハマはG30」(←リサイクルできるものはリサイクルして ゴミを30%減らしましょう運動。いつと比べて30%かは忘れました。)を 推進している横浜市民としてはひっかかるところです。 環境によいことをしようとすると、時間やお金がかかる。 人により何を大事にするかは様々なので、ビニール袋の使用を悪とは言い切れませんが、 正直ちょっと、悩んでしまいます。 あと、言うならば、レシピは全部で202ありますが、 結局、どの素材についても 調理法は、煮る、焼く、蒸す、揚げる 味付けのベースが、醤油、ポン酢、マヨネーズ、しそ、にんにく、 ごま、カレー、トマト、中華風、韓国風の組み合わせであるということですね。 例えば、サバのところでごまをまぶして焼いてみた、 次のししゃもでもごまをつけて焼いてみた、みたいな。 「ごまをつけて焼く」とか、魚をカレー味にする、という「発想」が 一般ピーポーにはなかなか湧かないので普段苦労しているわけですが、 手品と同じで、種を知ってしまうと「なーんだ」という感じはあります。 最後に、料理本としては値段が高いかな~。ま、今人気の方の著書なので仕方ないか。 といったところで、細かい点では色々ありますが、実際かなり助けられていますので 総合的に見ると、良い本と言えると思います。 他に同じシリーズで野菜料理 と肉料理 がありますね。 そっちも買おうかな~と思っています。 とにかく、3食作るって、大変なのよ!!!! 他にウチにある奥薗本 ←一番最初に買った奥薗本。肉、魚、野菜、ご飯もの、乾物、いろいろ載ってます。 ←タイトルにありませんが、ラク~にできるおせち料理がのってます。今は時期が過ぎてしまいましたが、年末ありがたい本です。 ←「5分でできるめんつゆ」「ベーコンもどき」に惚れて買ってしまいました。 料理の基本から学びたい人はこちら→non・noお料理基本大百科 結婚祝いに職場の同僚から送られました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月19日 16時15分28秒
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