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カテゴリ:フツーの生活
横浜のマンションに住んでいたとき、下の階にちょっと変わった人が住んでいました。
年の頃は40~50代。 痩せていて、腰まであるロングヘアをひとつに束ね、 頬から下には髭を蓄え、大きなサングラスをかけており、 素顔はさっぱりわからない人でしたが、 その段階で、もう、外見が普通じゃないので、 どこにいても、100m先からでも(←ちょっとおおげさ?) 「あ、Mさんだ。」とわかってしまうのでした。 ベランダから見下ろすと、彼の庭が見えましたが、 だいたいいつも得体の知れないモノでいっぱいでした。 一説では、彼はリサイクル業を営んでいて、 使えそうなモノを集めてきては修理したりして売っているとか……。 夜、彼の部屋の窓に明かりがともっているのを見たのは、年に数回です。 そもそも、どの部屋も同じ作りで、その窓の向こうは流しになっています。 普通は磨りガラス越しに瞬間湯沸かし器の影が見えます。 が、彼の窓に映るのは、なぜか大量のレジ袋? 年に数回の、明かりがともった場面に遭遇したときに見た感じでは、 そんなに大きな窓でもないのですが、窓一面に、 何かが入っているようなレジ袋がつり下げられているっぽい影が映ってました。 風呂も使っていないらしく、ガス釜の吸排気口の上に段ボール箱とか 大量に積んでありました。 というわけで、なかなか厳しい生活を強いられているのかな、 と私ども夫婦は話しておりました。 その厳しい生活と彼の職業(?)の影響もあるのかどうかわかりませんが、 服装もなかなか個性的で、細身のシャツの裾を出し、細身の白いパンタロン(今風に言えば ブーツカットですかね?)を合わせるのが好みの(?)コーディネートのようでした。 朝とかジャージ姿を見かけるときもありますが、チノパンとかジーンズとかは、 ましてやスラックスなんて見たことございません。 寒くなると、これに黒っぽいトレンチコートをはおって、 長髪、顔髭、サングラス姿で、アタッシュケースを持ってウロウロするので、 怪しいことこの上なしです。 ある時、更に衝撃を受けたのが、季節は夏頃だったと思いますが、 細身の柄のシャツの裾を出し(ここまではいつも通り)、 はいていたのが、 虹色ストライプの パンタロン!! 私は横縞だったと記憶していますが、夫ぶーは縦縞だったと強硬に主張するので ストライプとしましたが、この際そんなことは些細なことです。 昔流行ったのかは知りませんが いくら何でもそれはないだろう!!!!!! という「パンタロン」でございました。 あまりにもすごすぎて、正直、シャツの色柄は全く覚えてません。 なぜ彼が、そのような”いでたち”をするに至ったのか、今となっては知る由もござりませぬ。 : : : : : 先日、近所の郵便局で立川談志師匠を偶然お見かけした際、ふと思い出したMさんの思い出でした。 (いえ、談志師匠が虹色パンタロンをはいていたというわけではありません、決して。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月20日 23時19分52秒
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