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テーマ:◆◇◆簿記検定◆◇◆(380)
カテゴリ:簿記
今日はいよいよ全経簿記検定ですね!
受験される皆さんは、今頃は必死でがんばっていることでしょう。 持てる力を出し切ることが出来ますよう、心からお祈りいたしております。 さて、日商簿記検定〈1級)に合格できたのはなぜなのか、自分なりに振り返るシリーズ第5弾です。 5回目の受験でやっと合格できたわけですが、4回目の受験に向けたあたりから 自分に言い聞かせてきた言葉が2つあります。 1つは あきらめた人から負けていく もう1つは 5年は続けてみる です。 あきらめた人から負けていく これは夫ぶーの持論。 2回目受験の前だったでしょうか。某原の先生に「皆さん何回目ぐらいで受かるんでしょうね?」 と聞いてみたことがあります。 先生の答えは「2・3回ってところですかね。それ以上になると逆に受かりにくいですね。」 という内容だったと記憶しています。 で、2回目に失敗し、3回目も失敗し、 「いよいよ私も受かりにくいゾーンに突入だ……。」 と凹んでいた時にぶーから言われた言葉でした。 ぶーの前職は浪人生を対象にした医系大学受験の予備校講師。 みんな一浪で合格できればいいんですが、そうも行かない生徒さんも多々いるわけで……。 家業をどうしても継がなきゃいけないとか、事情は色々あるのでしょうね。 5年も6年も予備校に通ってくる生徒さんもなかにはいます。 そういう「多浪生」を励ますときに、自分の経験も踏まえて語っていたそうです。 実際、夫ぶーもかなり長い期間をかけて希望の大学に入学したという経験の持ち主なので、 他の先生が言うより、真実味が増すとか(笑)。 そうか、私も多浪生か……(苦笑)。 ぶー曰く、 「大学受験と比べたら、日商1級なんて科目も少ないし範囲も狭い。 理解のスピードは遅くても、地道に力をつけていったら いつかは絶対に受かる試験だ。 合格率が低いから「難しい試験」と思って1、2回の受験であきらめる人がいる。 そうやって脱落していく人がいる以上、勉強を続けていれば たとえ1割の枠であってもその枠に入り込める時がいつか来る。 あきらめた人から負けていくのだ。」 そう言われると、そうなのかな……と〈笑)。 しかし、夫ぶーは予備校講師。 たとえ合格の見込みのない生徒にも真実を告げることは許されない因果な商売。 本心からの励ましであったかどうかは謎(笑)。 5年は続けてみる これは義姉から聞いた言葉です。どこぞの偉い先生のお言葉らしい。 取りあえず5年やってみて何ともならなければ違う道を考えた方がよい、というもの。 日商1級の試験は年2回なので、そうか、10回は受けられるんだ、と気が楽になりました。 というわけで、この2つの言葉を頼りに、懲りずに受け続けてきたわけです。 実際、長年やって来たおかげで、基礎的な部分の力がついてきたかなあ~、という感じはしています。 商簿・会計学は、会社法が出来たおかげで毎年何かしら新しいことが増えていきます。 寄る年波で(笑)新しいことには対応しきれなくても、 他の変わらない部分の点数を稼げるようになってきました。 また、これも勉強法以前の問題で申し訳ないんですが、場数だけは踏んできているので、 落ち着いて問題に取り組めるようにもなりました。 簿記なんだから、計算が出来ればいいんじゃないかと思うんですが、日商1級って、 「文章の読み取りが命」みたいなことが多いじゃないですか。 そういう、計算以前の「ワナ」に引っかからなくなってきたというか。 時間をかけずに解ける問題が増えた分、1度読んでもわからない文章を 2回3回と読んで考える時間を取れるようになったと思います。 同様に、ケアレスミスを注意する余裕も出て来たと思います。 恥ずかしながら、今までの試験結果を振り返ってみましょうか。 ご覧になった方は、勇気わきますよ(笑)。(全経上級受験も入れてみました。) 111回(11月) 46点(商15/会9/工12/原10) 某原の1級の基礎講座、実力養成答練、直前答練、公開模試を受講し初受験。 2級のノリで勉強していたので、某原から最低限やれと言われた問題を こなすのに一杯一杯で、全てが不得意科目状態(笑)のまま受験。 ちなみにこの頃は45分の問題を解くのに2時間かかるという有様。 113回〈6月) 68点(商14/会17/工12/原25) 某原のサポート制度を利用し、実力養成答練、直前答練、公開模試を受講し受験。 111回検定終了後、実力養成答練を受けるまでの丸3か月間、 自習するつもりだったが諸般の事情で(笑)サボっていたため、1からやり直しに近い状態。 原計が最適プロダクトミックスの問題で、割と簡単だったので満点取れた。 114回(11月) 47点(商14/会15/工18/原0) 前回の反省から自習はせず、113回検定終了後より、受験経験者対象の1級上級本コース (基礎の復習、実力養成答練、直前答練、公開模試のセット)を受講し受験。 113回検定が自分としては思いの外良い点数だったので、油断しあまり勉強しなかった。 宿題として出された問題を講義日の前日から手をつけ、夜更かししてなんとか間に合わす、 という相変わらずの泥縄方式(笑)。 原計が設備投資の意志決定で、差額キャッシュフローで計算することが読み切れず、惨敗。 152回全経上級(2月) 過去問題集と理論問題集で自習にて受験しようとしたが、引越のごたごたで受験票を紛失し、 結局、受験せず。 116回(6月) 58点(商15/会17/工14/原12) 1級上級本コースを受講し受験。1月までは順調に勉強していたが、 2月以降、就職・引越のため勉強時間思うように取れず。 某原も横浜校から東京校に移ったが、基礎の復習講義には半分ぐらい出席できず、 DVD視聴で切り抜けるが、DVDではやはり眠くなり身に付かず(笑)。 結局6月まで勉強の習慣が取り戻せず、最後の1週間で追い込みに入ろうと思ったところで ぎっくり腰もどきになり、最後まで勉強らしい勉強をしないまま当日を迎える。 試験問題を見たところ、過去3回の問題と比べれば解きやすい問題だと思ったものの、 準備不足から焦ってしまい、全体的に今ひとつの出来。 もっとちゃんと勉強してれば合格できたかもしれない試験だったと後悔しきり。 153回全経上級(7月) 196点(商25/会70/工56/原45) 過去問と理論問題集で自習にて受験。問題量の多さにとまどい時間切れ。 117回(11月) 76点(商20/会12/工25/原19) 1級上級コース(応用講義、直前答練、公開模試)を受講し受験。 さすがに一夜漬けの勉強であっても3年近く続けていると、ここは大丈夫という個所が 出てくるから不思議。人間は多少なりとも成長するのですね~。 商簿の連結・税効果は、連結後の子会社株式の買い増しや売却などがないオーソドックスな ものであればそこそこ間違わないで解けるようになりました。 会計学は、第1問を2個所と、第2問の企業結合の計算問題を間違った。 第3問は訳のわからない問題だったが、問題文と解答用紙をよーく読んで なんとか粘ったおかげで足切りを免れた。 工簿は直接標準原価計算で、差異分析と直接P/Lを作る問題。計算自体は難しくないが、 社内金利と販売手数料が目新しく、資料の与え方がひねくれていた(笑)。しかし、 某原の答練ではそんなことは日常茶飯事で、最初の頃はことごとく引っかかっていたが、 さすがにこのごろは怪しい罠をかぎ分ける能力がついてきたように思う(笑)。おかげで満点。 原計は、問題の指示に従って素直に計算すればできないこともない問題。 第2問の読みとりが難しかったかもしれないが、焦らずに何度も読むとわかると思う。 全経の過去問をやる中で、若干似た問題があったような気がしないでもない。 154回全経上級〈2月) 日商117回の手応えが割といい感じではあったが自信は持てなかったので、 保険として受験することにし、某原の全経上級講座に通う。 日商117回の合格がわかると同時に軽症のぎっくり腰を再発し、 1週間後には夜更かしがたたって重傷化するという事態に陥り、 やる気もすっかり無くなってしまったので受験申し込みはせず。 セットになっている公開模試のみ受けて終わり。 どうです??こんな感じでも受かるんですワ。問題にも助けられたかもしれません。 商簿で連結の総合問題が出たときは、工・原は割と易しめの問題のような気がします。 113回も商簿が連結で、原計では25点取ってますし。 1回や2回では出来なかったことも、3回、4回と回数を重ねれば出来るようになるものもある。 受け続けていれば、そのうち自分に合った問題が出題される日が来る。 だから、それまであきらめない。 弁護士などと違って、受験回数で切られるという試験ではないわけですから。 誰がなんと言おうと、日商1級(全経上級)が本当に必要な資格であれば、 あきらめてはいけません。 ぜひ、試験は受け続けて下さい。 あきらめなければ、 いつか必ず受かる日が来ます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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