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テーマ:40代の視点と日常(771)
カテゴリ:夫ぶー
ウチの夫ぶーは、「煙」とセットで語られることが多い種類の人間のため、
高いところが好きである。(でも飛行機は大嫌い^^) そして、マンションの管理人という立場を利用して、 毎朝、一般住人には開放していない屋上で憩うのが密かな楽しみとなっている。 屋上の手すりにもたれ、さわやかな朝の空気の中、 喧噪に包まれる前のおだやかな街並を見下ろしてボーーーーーーっとしているのが いいのだそうだ。 ところがこの時期、この憩いのひとときを邪魔するヤツが現れる。 例によってボーーーーーっとしていると、突然、頭のあたりに風を感じ、 瞬間的に避けて何ごとかと辺りを見回すと、手すりに止まった黒い生物が目にとまった。 カラスだ。 5~6月はカラスの子育ての時期で非常に警戒心が強くなり、 縄張りへの侵入者は何であれ威嚇せずにはいられないという。 ここは都会ではあるが、近くに公園やら学校やら、木々がうっそうと茂っているところが多く、 カラスのねぐらにはもってこいだ。 それにしても、ざっと見渡しても、巣がありそうな木々のあるところからは 1キロとは言わないまでも500メートルぐらいは離れている。 そこから、目ざとく夫ぶーを見つけて脅かしにやってくるのだから、たいした視力だ。 ということで、ウチのマンションは勝手にカラスの縄張りに入れられ、 夫ぶーは侵入者と見なされ、毎朝攻撃にさらされている(笑)。 ヤツらは(というのは、大体2羽で来るが、攻撃役は1羽でもう1羽は見守り役らしいとのこと。)、 後ろからヒューーーーっと後頭部をかすめるように飛んできて近くの手すりにとまる。 決して夫ぶーの正面からは来ない。肩とか背中とか、半端な位置は狙わない。 カラス的には「蹴りたい」のは「背中」ではなく「後頭部」のみのようだ(^m^)。 そして、夫ぶーの反撃が届かないギリギリの位置までヒラリと寄ってきて 「ア゛ーーー。」と一鳴き。 夫ぶーが対抗して威嚇すると間合いをあけるが、またヒラリと寄ってきては 「ア゛ーーー。」と一鳴き……という攻防が続く。 「あいつら、生意気にも眉間にしわを寄せて鳴くんだ!」 夫ぶーは風圧で気がついて「蹴り」は免れるのだそうだが、 カラス風情から人間サマが小馬鹿にされているようで、 我慢ならないらしい。 しかし、夫ぶーも伊達に人間として40数年生きているわけではなく、 対抗措置として、デッキブラシを持っていくようにした。 すると、カラスも賢いもので、デッキブラシを持っている日は後頭部狙いは中止し、 近くの手すりからの威嚇のみとなる。 このようにして、夫ぶーの「憩いのひととき」はデッキブラシ持参という条件付きで 微妙な平穏が保たれていたのであった。。。 ところで、先日、夫ぶーが 「ぬうぅぅぅーーーーーー!!!!」 と怒りながら帰ってきた。 普通にマンションの近くの道を歩いていたら、 風圧と共に「ふぁさ。ふぁさ。」と頭を2回つかまれた感触があり、 振り返ってみると、電線に止まったカラスが夫ぶーを見下ろして、 勝ち誇ったように「ア゛ーーー。」 と鳴いたそうだ。 冷静に状況を分析すると、つまり、夫ぶーは、 カラス風情に 完全に不意打ちを食らったということになる。 しかも悪いことに、その様子を向こうから歩いてくる人に見られ、 「カラスって嫌ですよね。」と 同情される始末。 「絶対に 仕返ししてやるうぅぅ!!!!」 と拳を固める夫ぶー。。。 がんばれー。応援してるぞー。ただし、影ながら……(≧▽≦)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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