今回のテーマですが……。
今日行ったどころか1か月以上前に行ったコンサート の
感想ですが!
あと残すところ1回となったコンサートの感想ですが!!
まだコンサートに行っていない方は、
鑑賞後にお読みになった方がよいでしょう。
それでは、すっかり記憶がおぼろげではありますが、
にわか布施ファンの小五郎2005による 布施明 氏のコンサートに対する
個人の感想です。
(なんと恐れ多いことでしょう!!@◇@)
5/12(日)日本橋三井ホール
Akira Fuse LIVE 2013
……と思ったら、プログラム(2千円也)のタイトルは
Akira Fuse
Acoustic Live 2013
another story ~別の物語~
はにゃ?
事前調査(こちら)では、いつもとは違うスタイルの会場でしたので、
今回はどんなびっくりな舞台設営になるのか!?と、期待していたのですが、
入ってみたら、前方に舞台があるオーソドックスなコンサート用の設営。
はにゃにゃ?
なんだ、真ん中ステージじゃないのか。
スタンディング使用でもないのか。(←期待してたのか?^^)
で、席は?
平場の一番後ろ。
真ん中区画寄りで、隣が壁じゃなかったので良かった。
どうも、会場HPの使用例よりも多く椅子を並べてるような……。
会場のHPを調べた段階で、
あきら~氏にしては規模が小っちゃいんじゃないかと思いましたが、
やはり、千人弱といったところでしょうか。
しかし、ワタクシが見た限りほぼ満員だったようでした。流石です。
腐っても布施明。←いや、まだ腐ってないし!!
布施氏のお話&プログラムの布施氏の文章によると、
小さい会場で、弦楽器による小編成のコンサートに初挑戦とのこと。
ずっとやりたかったそうなんです。
はは~ん。それで、いつもよりは小規模な会場なのね。
ということで、音楽監督でピアノの井川雅幸氏以外は
布施氏の娘といってもおかしくないようなうら若きおねーちゃんが4人、
ひらひらとした白い衣装をまとい、
手には弦楽器を携えて入場して参りました。
構図としては おっさん vs 美しき乙女たち みたいな。^▽^
うーーん、布施氏、タヌキのようになっちゃってますから
美女と野獣
と言えなくもないかもね。
コンサート全体としては、良かったのではないでしょうかね。
春頃は肺炎などで入院していたらしいですが、
そんなことはみじんも感じさせない歌いっぷりでした。
流石プロでございますね。
布施氏の特性は何と言っても 声の良さ、歌の上手さ ですから
それ以外の点は、例えば、
一時期せっかく痩せたのにまた太っちゃったよとか、
話がつま…ワタクシの感覚とちょっと違うと感じるとか、
ベーヤン炸裂であるなどは、
些細なことです。(……といいながら、後で書くけどね~。( ̄ー ̄)フフフ…)
私が布施氏のコンサートにわざわざ行く理由、それは
シーラカンスを水族館に見に行く
のと似ています。
日本の音楽事情にまったく精通していないワタクシが、
ワタクシの知る範囲で述べるのであまり説得力ないですが、
「歌う」という行為に着目した場合、
良い声で伸びやかに正しい音程で素直に歌って上手いという人は
近年の日本歌謡界ではまれです。
布施氏はこれを全て備えていると思います。
天賦の才に加えて人知れず努力もされているのだと思いますが、
「歌う」ことについてこれほど完成度の高い人は
2人といないのではないかと思います。
相変わらずの惚れ惚れするような歌声でございました。
本当は、20代~50代ぐらいまでの声の方がもっと惚れ惚れしますが、
歳ですからね、40年以上、パワー全開^^で歌い続けているわけですから、
若干のざらつきというか引っかかり感はあります。
それでも、ほぼ、若い頃と同じように歌い続けているのですから、
あの歌声は正にシーラカンス的で驚異的。^^
これからも健康に十分気をつけていただいて、
是非、長く歌い続けていただきたいと思います。
弦楽器のみの編成というのも味があってよろしゅうございました。
私が、弦楽器の音色が結構好きであるということもありますが。
プログラムを見ると、美女のみなさんは桐朋学園に縁のある方々で、
様々なところで活躍中ということで演奏も良かったのではないかと思います。
(演奏に関しても全く素人なので、よくわかりませんが。^^)
時折、コーラスも担当していただくなど、布施氏サイドとしては
「一粒で二度美味し」く活用されていました。^^
プログラムといえば、近年のプログラムはページ数が増え、
布施氏の文章がしっかり載るようになりました。
以前は、本人の写真中心で、コンサートの曲順と新曲の歌詞ぐらいしか
ありませんでした。
写真も、妙に若作りに修正したような写真ではなく、
まあ、太ってシワが目立たなくなったこともあるのでしょうが^^、
毛穴が目立つのも恐れず、ありのままの姿を載せているような感じです。
「事務所の意向」を気にする必要がなくなったからでしょうかね。
何にせよ、布施氏の思うところを知ることができ、
ファンとしては嬉しい変化です。
さて、気になるコンサートの内容ですが、
布施氏としては、これも初の試みになる途中休憩有りの2部構成。
休憩を入れた理由としては、
高齢化でトイレが近くなった方達へ配慮したとか。^^
従来のバンドのみの演奏中に抜け出してトイレに行くのも失礼な話なので、
休憩が入って良かったんじゃないでしょうか。
第1部のコンセプトは、「歌で紡ぐ物語」……かな?
今ではあまり見られなくなったシャンソン風の「SHOWCASE」に
チャレンジしたとのこと。
「シャンソン風のSHOWCASE」とは、既存の歌を数曲組み合わせて
小さな物語に仕立てるというもののようです。
これまでの通常のコンサートでも、前半はそういう作りになっていましたが、
小さな物語ではなく、オープニング後の前半まるっと1つの物語でしたので、
物語の「長さ」がシャンソン風か否かを決めるのかしら……??
よくわかりませんが。
で、「シャンソン風SHOWCASE」の1つ目は、
平塚らいてうと若いツバメの物語。
2つ目は、初老……いや、あの様子からすると、
後期高齢者の男が海辺の別荘で昔の恋を思い出して懐かしむ物語。
3つ目は、パリの裏通りの小さい居酒屋、パブ?での物語?
……3つ目の記憶が怪しいですね。
物語がそういう順番だと、プログラムの曲順と合わないような気もしますが、
第1部全10曲のうち3曲が新曲で、残り7曲のうち聴いたことあるのが
1曲だけだったので、どんな曲だったのかはほとんど頭に残っていません。
_(._.)_アキラ、ゴメン!!
という状況でありまして~。プログラムには
「新曲の評判が良ければ秋にはリリースしようかと考えている。」
と書いてありましたが、記憶に残っていないので、
ワタクシ的には悪いということはないが普通だったと思われます……。
まあ、私には極めて鈍い野生の勘しか備わっていないので、
これをご覧になった関係者の皆様は、落胆することなく、
他の方のご意見を参考にされることをお勧めします。
第2部は、往年のヒット曲とアルバム「Way of the Maestro」の中からの選曲で
全8曲。
鉄板ですね。安心して聴ける運びになっていると思いました。
(マンネリと言えなくもないですが。^^)
特に、「Way of the Maestro」の曲は、今回は弦楽器に合わせるので、
オーケストラに合わせたアルバムの歌唱にはない装飾?が
若干加えられており、それはそれで良い感じでした。
セミクラッシック(というらしいですが)系の歌になると、
心なしか美女のみなさんの演奏も熱が入るような気がいたしました。
……と一通り褒めちぎった(←ちぎってもいないか……)ところで、
けっこうな文字数になってしまったので、【その2】に続きます~~。
(2013.11.07 リンク追加、体裁調整)
(2013.11.18 体裁調整)