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カテゴリ:日記
久々に後輩のI君と仕事帰りのバスの中で一緒になった。I君とは今、部署が違うのでめったに話すことがない。I君とは彼が新入社員の頃から職場の草野球チームで野球を多いに楽しんだ仲でもあった。その彼が「この前、爺さんになりました」と言った。「それは、おめでとう。可愛いでしょう、女の子、男の子どちら?」と尋ねると「ええ、とても可愛いですよ、女の子です」との言葉が返ってきた。 帰宅時に時々使う熊本市役所前バス停近くから撮った風景。今日と明日の「火の国まつり」の提灯の灯りが川面を照らす。左手は熊本城の長塀。 暫くして「実は5月に心筋梗塞になってたいへんだったです」との言葉が彼の口から出てきた。 「えっ、あなたが」 「ええ、休日にソフトボールをしていたら、終わり頃になり急に胸が痛くなり、試合が終わって我が家に着いたらさらに痛くなって、かかりつけの医者に電話してみたら、それは心筋梗塞かも知れない、すぐに救急車を呼び病院へ行きなさいと言われたんです」 「それで」 「丁度、娘が出産に帰ってきていたんで娘に救急車を呼んでもらい、病院にも付いてきてくれてホントに助かりました。娘がいたからよかったんです」 「それは、よかった」 奥さんは所用で外出中。娘さんが居てくれて助かったというI君。I君はスポーツマンで私より若くはるかに健康的で、酒も飲まずタバコも吸わないという彼が心筋梗塞になるとは思いもよらなかった。 「何か前兆は?」と尋ねると「いや何も、ただ血糖値がやや高いくらいです」とのこと。前ぶれなくやってくる心筋梗塞、自身は健康だと思っている人でも、いつ、襲われることになるかも知れないと思うと恐くなってきた。 娘さんが出産のため帰省していたため助かったというI君。それは、ひょっとしたら生まれ来る前の孫が彼の命を救ってくれたということになるのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.10 06:38:42
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