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小春日和の朝

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2007.11.23
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カテゴリ:日記
 私の幼い頃と重なるこの映画は随所に懐かしさが込み上げてくる。
私は鈴木オートの一平君よりやや年下である。

 この映画は、ゆったりとした時の流れ、周囲に対する優しさや思いやり、
地域社会が一体となって暮らしていた時代があったことを懐かしく振り返
させてくれた。
 一生懸命に働き、豊かさは物質的に三種の神器を手に入れつつ実感
しようとする時代でもあった。

 懐かしさだけではない、今の時代にないもの、失くしたもの、何かを訴えよう
としていた。
 「世の中、お金だけではないんだよ」と改めて、この映画から考えさせられた
ような気がした。

 ところで、この「ALWAYS 続・三丁目の夕日」はこの時代を知らない人たちに
どのように映るのだろう。若い人たちにも尋ねてみよう。

 この映画を観に来た人は私よりやや年配の人が多かった。ククッと笑っている、
涙ぐんでいるのではないかという音が後ろの席から聴こえてきた。
 涙もろい私(カミさんはTVや映画を観て見せる涙は優しさとは無関係であると
私に厳しい)は、何度もウルウルとなりメガネのレンズを汚してしまった。





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最終更新日  2007.11.23 06:49:56
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