小さな水玉が10センチ置きぐらいに規則正しく並び、周囲は黄色い画像であった。
昨夜、何度もトイレに立ったが、そのときの光景である。
腹痛はなかったが、布団からやっと立ち上がるとフラフラの状態、トイレでは激しい
下血(真っ赤な血)。(フラフラだったのは出血のための貧血であったと思っている)
下痢止めの薬を飲んだがすぐには止まらず、朦朧とした中でひよっとしたら、このまま
昏睡状態に陥ってしまうのではないかと思った。
今朝、どうにか目が覚めた。きつかったけれども、目が覚めたことがなぜか嬉しかった。
さて、病院では、何日の何時頃に症状が出たのか、何を食べたのか質問された。
病院では車椅子に乗せられて腹部レントゲン、血液検査へと向かう。
血液検査の結果、血圧が通常140-90だったものが、110-70へとなり、ヘモグロビン
の数値は前回14.4であったものが10.4となっていることを知らされた。ヘモグロビンの
数値の減り方が異常であるという。
ということで、悪い病気の前兆なのか、良性のものなのか、さらに明日、CT、内視鏡
(胃カメラ、大腸ファイバー)の3点セットの検査を受けることになった。
さて、今回の下血の原因については全く心あたりがないが、実家へ帰省した際に、
山菜の天ぷらを食べた。その一つは自生している小さな豆。是は私一人食べて、
ほかには誰も食べていない。私自身も過去に、この豆を鞘ごと食べたことはなかった。
この豆は幼い頃、茹でて実だけを食べていた記憶がある。
この豆のことを医師に説明してもわかってはもらえなかった。その豆の存在自体を
ご存知ないかと思えば無理はない。天ぷらは高温で揚げているため、豆の鞘の成分
そのものに出血をさせる作用を持つ成分が含まれていなければ出血はしない。この
ことも理由としては乏しいかも知れない。
それにしても、今回ばかりは、生まれてこの方、一番の苦しさだったかも知れない。
点滴を打ち、帰宅したのは2時、水で喉を潤す。この水はうまかった。点滴で肉体的
には水分が補給されたのだろうが、昨夜から白湯を湯のみ半分ほどを口にした喉は
カラカラに渇いていた。水で喉を潤し、ヨーグルトを食べて2時間ほど熟睡、どうにか元
の元気が出た。