昨日もとても暑かった熊本県地方。それでも、実家へ帰省しクヌギ林の草刈をした。
クヌギ林は私が新婚時代に植林したものである。
植えた苗がまだ1mにも達しない頃、鎌を持ってカミさんと真夏の炎天下の中、下草刈り
に行った。でも、あまりの暑さに「今日はもう帰ろう、ぶっ倒れるばい」と言って15分もしない
うちに下草刈を中断し早々と引き上げたこともあった。
あれから25年以上が経ち、立派なクヌギ林となり、数年前半分近くを伐採し生椎茸の
原木となった。
暑い中の草刈を終え、12時過ぎにクヌギ林から500メートルほど離れた実家へ引き
上げる。
疲れた身体を癒してくれるのは冷たいビール。一杯飲みたいところだが、日帰りの
ために飲めず。昨日はカミさんも一緒に帰省していたが、カミさんは残念ながらペーパー
ドライバー。こんな時、カミさんが車の運転をしてくれれば飲めるのだがと思う。今、ペーパー
ドライバーにしてしまったことを後悔している。
それでも私を癒してくれたものが一つだけあった、それは草刈の終わったあとに樹間に
そよぐ涼風であった。