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カテゴリ:日記
昨日の昼前、膝の手術で入院していて親しくなった人から電話があった。
明日、退院後の初仕事で船に乗るという報告であった。 バシッと決めた髪、細面の顔は歌手の山川豊に似ていて、女性から持て そうな雰囲気を持っていた。 年齢を尋ねると私と同年齢で誕生日は二週間も離れていなかった。 彼は国内航路の船長。船の世界は今、若い人たちがなかなか入って来ず、 乗組員の高齢化が進んでいると嘆いていた。 船から下りての休暇中、大型バイクで転倒したということで手首をケガ して私より早く入院していた彼。 誰とでも気さくに話せる彼は、なかなかの社交家で女性の患者さんたち から人気があった。 昨日の電話は「俺も仕事ができるようになるまで快復したよ」との近況を 報せたかったのだろう。 たまたま同じ時期に入院して偶然に出会った人。つい二月ほど前までは 全く知らなかったのに病室で寝食を共にしたおかげかなと思っている。 でも、全ての人と親しくなれるわけではない。船長には何かしら惹きつけ られるものがあったように思う。 お互いに「また会いたいですね」と再会を期待して電話を切った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.28 05:48:57
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