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2009.07.02
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カテゴリ:酩酊秘話
 10歳近く後輩のU君が教えてくれたお酒を飲んでの失敗談である。

 U君、奥様の実家へ遊びに行き、全くお酒を飲めない義父さんからお酒を
勧められ、ほろ酔い気分となったところまで記憶があった。さらに飲んで
いい気分となり前後不覚に。

 そのあと車に乗って自宅へ帰宅したところは薄々記憶があったが、どのような
車に乗ったのか思い出せなかった。

 後日、義父さんがU君に

「あなたは、車で送ったとき私をタクシーと思って乗っていた」

と、聞かされビックリ。義父さんが酔っ払ったU君を送ってくれたのだった。
 U君曰く、「私は、義父さんにそこを曲がってとか、いろいろと言ったんじゃ
ないかと思ったら恥ずかしくて申し訳なくて」、と。

 「義父さんをタクシーの運転手さんに間違うなんて、そりゃまずかったし、珍しい。
 わからなくなるまで飲んだということかな」

 「はい、まだまだ飲んでの失敗はたくさんありますよ」と、U君。

 それにしても義父さんの車をタクシーと間違うとは。
 全くお酒を飲まない義父さんから「酔っ払いってこんなものか」という諦めとも
言える大きさが伝わってきたような気がしたU君の失敗談であった。





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最終更新日  2009.07.02 06:11:09
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