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2009.10.12
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カテゴリ:日記

 耕作放棄農地との格闘とはちょっと大袈裟だが、一昨日は我が家の隣の
畑の草刈をした。覆い繁るセイタカアワダチ草、そして竹やその他の雑草。
もう何年放置されているだろうか。

農林水産省が出している「耕作放棄農地の現状と課題」によれば、

 
耕作放棄農地とは
 農林業センサスにおいて「所有している耕地のうち、
 過去1年以上作付けをせず、しかもこの数年の間に再び作付する考えの
 ない耕地」と定義されている統計上の用語。

と記されていた。

65.jpg

 我が家の隣の畑が耕作放棄農地になったその理由は近くの2軒のお宅が
この畑を借りて野菜を作っておられたが高齢のため出来なくなったのである。

 この畑の持ち主が畑に来られたのを見たことは一度もない。聞くところに
寄れば持ち主は既に他界され子供さんたちは都会に出ておられるとのこと。
この荒れ放題の現状を知る状況にはない。

 耕作放棄農地が近隣に与える直接的な影響は、雑草の種が飛んでくる、
潅木が大きくなり日陰ができるようになる、そして小動物や害虫の棲家と
なり、耕作地あるいは居住者にとってはたいへん迷惑な存在となる。
 もちろん日本の食料自給率低下にも影響を与えているだろうと思う。

また、放棄された農地は放棄期間が長くなればなるほど農地としての再生に
もの凄い稼動と費用を伴うようになる。

 大都市近郊では農地を家庭菜園として貸し出しているところも、また遊休
農地の貸し出しを取り持つ会社まであるようだが、山間地域に行くほど
農業の担い手がなく耕作放棄農地が目立っている。

 では耕作放棄農地はどうすれば解消の方向に持っていけるかというのは
なかなか難しいと思う。

 農業に魅力を感じている人、自ら野菜を作って楽しみたい(特にサラリーマン
世帯)という人を増やし農業をしてもらうのが一番ではないかと思っている。
 農業で生計を立てていくのはひじょうにたいへん、それならば小さな面積
の畑でいい、国民みんなで農業を楽しもうではないか、新鮮な野菜を口に
したとき、いつもスーパーで買って食べているものとの違いに気付いてもらう。
そのような人たちを増やす。それで耕作放棄農地をどんどん使ってもらう。
 でも、私のこのような甘っちょろい考えは簡単にいかないことも承知して
いる。ここのところは言葉で言うほど簡単なものではないことと、たくさんの
思いがあるが長くなるので次の機会とさせて頂きたい。

 さて、隣の耕作放棄農地との格闘(草刈)はあまりもの草竹の高さに2度切り
(上の部分を一度切ってその次に根元の方を切る)という大変な作業となった。

64.jpg

 面積は300坪くらいあるのではないだろうか。でも、草刈を終えたのはその
半分にも届かなかった。

 今回は見るに見かねて我が家の畑の防衛のために草刈をしたが、近いうちに
畑を借りていた方からご子息たちの連絡先を聞いてせめて年に2回の草刈の
お願いを申し出たいと思っている。

 草刈をしながら思ったのは我が家も私が畑から離れれば息子たちが農業に
全く興味がない(今のところは)状況では耕作放棄農地へまっしぐらとなるのは
間違いない。他人事ではないのである。

 






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最終更新日  2009.10.14 06:47:57
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