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カテゴリ:日記
一昨日は中学生時代の還暦同窓会でした。 初めに司会者から20人が帰らぬ人(同窓生は7クラス300余名)と なったと司会者から報告があり全員で黙祷。 そして「ちょっぴり面影を残している人、それから原型を全く留めて いない人も昔を懐かしんで今夜は楽しみましょう」と司会者からの挨拶。 隣席から「原型を留めていない人、なんて失礼な司会者だ」 と笑いながらの声が聞こえてきました。 出席者数は先生6名、生徒76名。 公平に年齢を重ねて45年、 先生も生徒だった我々も髪の毛には白髪が混じり、そして薄くなり、 顔にはシミや皺が目立つ。 それでも懐かしい顔に出会えるというのはいいもので中学校卒業以来、 実に45年ぶりに出会えた人が5人。 全く見覚えのない顔に 「失礼ですがあなたは誰かなあ?」と尋ねる始末。 「俺だよ俺、お前はM君だろう」と。 こちらは相手が名乗ってくれるまでわからなかった。 「お父さんとお母さんはお元気ですか」と、私が声をかけたのはKさん。 実に45年ぶりの再会。 20歳代前半の頃、Kさんのご両親が経営されていた 小料理屋に一人でよく飲みに行っていた。 いつもふっくら笑顔でニコニコ応対のお母さんとKさんはそっくりだった。 お母さんに「娘さんはお元気ですか」とKさんの消息を時々尋ねていた。 Kさんから返ってきた言葉は 「母はついこの前亡くなって先日49日でした」と。 司会者から今夜はAKB48をお呼びしていますというような発声があった。 出てきたのはAKB48とならぬAKB60(ゴメンナサイ)の皆さん。 こんな格好の皆さんの元気な若さ?で 踊りありの賑やかな同窓会となりました。 また、二年生のときに転校していった女性お二人も参加して もらっていると司会者から紹介があった。 その中のお一人から要約すると 「私が二年間一緒に過ごさせて頂いたこの地は海あり山あり川ありの 本当に素晴らしいところだったなあと今も振り返っています。 現在、遠く離れたところに住んでいますが、どうか皆さん、この 地に生まれ育ったことを誇りにして是からも元気で過ごしてください」 という嬉しい挨拶もあった。 同じ学び舎で過ごした3年間、三つの小学校の卒業生の集まりは 木造校舎の教室と講堂、冬は爪先が冷たかったなあと振り返り、 経済成長期と重なったあの時代は先生も生徒も世の中も親たちも元気だった。 そんなことも振り返させてくれた同窓会。 2時間くらいでは、先生、75名の皆全ての人と語り合うことができず至極残念。 同窓会は5時間くらいあって欲しいなと思った。 今日からまた同窓会の余韻を心の片隅に少し残して 皆、職場で家庭で日常の現実に引き戻されていることだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.10.01 05:46:38
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